料理教室って何だか敷居が高そうな気がしませんか?また、せっかく習ってもそこで満足して、いざ家で作るとなると「面倒臭い」ってなることがありませんか?
長崎市の「ほとはの料理教室」は、自分の家で楽しく料理ができるようレッスンする料理教室です。
自宅を利用した料理教室で小宮さん親子を迎えてくれたのは、ほとはのかおり先生です。
「今日はピザ作りを体験してくださいね」
ところで「ほとは」って不思議な名前ですよね?
「二人の娘の名前(ほ〇〇とは○○)から作ったんですよ」だって。
さて、早速、ピザ作りに入ります。
強力粉は100グラム、薄力粉は50グラムですが、いっぺんに混ぜるのは難しいので二つのボウルに分けてあります。
「砂糖、イースト、それと今日は生地がサクッとなるとか、焼き色が良くなる作用があるモルトパウダーという麦芽糖の一種を入れています。それじゃ、砂糖とイーストがあるところを目掛けてぬるま湯をかけてください」
悠晴くんがサッとぬるま湯をかけます。
「初めは粉が飛び散らないように優しく。その後は高速で混ぜます」
かおり先生に言われた通り悠晴くんがヘラで混ぜていきます。
自宅を利用した「ほとはの料理教室」にやってきました。
先生が計量した強力粉と薄力粉の入ったボウルなどが用意されています。
ぬるま湯をかけて最初は優しく、その後、高速で混ぜていきます。
もう一つのボウルに分けておいた残りの粉を加えて、また混ぜます。
粘りが出てきたらオリーブオイルを投入!
もう一度良く混ぜてボウルから取り出し、まな板の上で生地をこねます。
かおり先生から「教えていないのに上手!」と褒められます。
オリーブオイルが全体的に混ざったら、丸めます。
「それじゃ、5分お休みさせます」
生地を混ぜるのに使ったボウルを上に被せます。
これも「ほとはの料理教室」のポイント!少しでも洗い物を少なくする、つまり料理の時間短縮に繋がりますね。
オリーブオイルを入れて、よく混ぜます。
オリーオイルが全体に混ざるまでこねます。
生地を約5分休ませます。混ぜるのに使ったボウルを被せるのもポイント!
休ませた生地をまたこねます。
しっかりこねたらボウルに戻しラッピング。発酵機の中で約30分、発酵させます。
発酵させている間に、できることは?
「ソースを作りましょう」
材料はケチャップ、マヨネーズ、ガーリックパウダーなどなど。かおり先生が材料をお皿に入れ、悠晴くんが混ぜていきます。
「おウチでやるときは、市販のピザソースがどんな味がするかイメージして、材料を入れていくといいよ」と、かおり先生がアドバイスします。特製ピザソースができました。
トッピングするためのベーコンやソーセージも食べやすい大きさにカットします。
休ませた生地をまたこねます。
生地をボウルに戻し、ラッピングしたら、発酵機で発酵させます。
発酵させている間に特製ピザソース作り。
発酵させた生地は約1.5倍に膨らんでいます。
まな板の上でめん棒を使って伸ばし、広げます。
「真ん中から上下左右、さらに斜めに伸ばしてね。とにかくピザなので丸くするイメージが大事よ」
きれいに伸ばしたら生地の周りに壁を作ります。
フォークで穴を開け、刷毛でオリーブオイルを塗ります。
特製オリジナルソースを塗って、みんなで好きな具をトッピング!
旭陽くんはコーンをタップリとかけています。
後はオーブンで焼き上げます。
まな板の上でめん棒を使って伸ばします!
フォークで穴を開け、刷毛でオリーブオイルを塗ります。
みんなで好きな具をトッピング!後はオーブンで焼くだけです。
焼き上がったピザはアツアツで、おいしそう!
「スゴイ!スゴイ!」と悠晴くんも興奮気味です。
さあ、食べよう!
一口食べた悠晴くん、「オイシイ!」
お母さんと旭陽くんも「オイシイね!」と笑顔です。
料理の途中、蒼晴くんが泣き出したり、旭陽くんがダダをこねたりしてお母さんは大変でしたが、かおり先生はちっとも嫌な顔をしません。自分が料理教室に通っていたときの経験から、初心者や子ども連れのお母さんが遠慮したり、気後れしたりしない料理教室を作りたいと決めていたから、だそうです。
料理教室は対面でやるものとは限りません。Zoomを利用してのオンライン、YouTube配信などもやっているので、気軽に参加されてみてはどうでしょうか?
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
焼き上がったピザはアツアツでおいしそう!
一口食べた悠晴くん、「オイシイ!」
初心者や子ども連れのお母さんでも大丈夫な料理教室です。
掲載日:
2021/10/27
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長崎市