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冒険 375

ケガと弁当は自分持ち!おおむら里山村プレーパークで遊ぼう!

今回の冒険者
パパ:諸谷 耕治さん
瑠士くん(11歳) / 和輝くん(8歳)

今回の冒険の舞台は、大村市徳泉川内町の里山村。大村湾が見える5万平方メートルの敷地をボランティアの皆さんが開墾し作った場所です。
この広大な敷地と自然を生かして毎月最終日曜日に「おおむら里山村プレーパーク」が開催されていると聞いて、諸谷さん親子がやってきました。
迎えてくれたのは、NPO法人「おおむら里山村づくり委員会」理事長の加固治男さんと「おおむら里山村プレーパーク」代表世話人の宮路清正さんです。
「今日はこのプレーパークで一日楽しんでください」と宮路さん。
和輝くんは、その言葉を聞くと、一目散に駆け出していきます。
おーい、大丈夫かあ〜!
心配していると、もう広場に置いてある板を滑り台にして遊んでいます。

  • 大村湾が見える大村市徳泉川内町の里山村です。

  • 「おおむら里山村プレーパーク」で迎えてくれたのは加固さんと宮路さんです。

  • 和輝くんは、早速、広場に置いてある板を滑り台にして遊んでいます。

「この場所はもともと大村城南高校の旧実習地だったんですが、使われなくなって荒れ果てていたんですね。これではもったいないと約10年前に有志の皆さんと一緒にボランティアで開墾して、ここまで整備してきたんです」と加固さんは話します。そこで子どもたちの遊びに情熱を注いでいた宮路さんが始めたのが「おおむら里山村プレーパーク」なんだそうです。
「“ケガと弁当は自分持ち”の大原則のもと、子どもが遊びを作る、自分の責任で自由に遊べる環境を整えています」と宮路さん。
だから、ここでは大人は見守るだけ。できるだけ口出しをしないんだそう。
なるほど、見渡せば子どもたちが自由に遊んでいます。
瑠士くんは、勧めたわけではないのに廃材置き場にあるもので何かを作ろうとしています。
木材や板を並べては、考えながら、組み立てています。
和輝くんはというと、間隔を開けた木材の上に板を渡し、サーキット場に!車にみたてた木片を走らせて楽しんでいます。
子どもの発想力って面白いですね。

  • 瑠士くんは、廃材置き場の木材と板で何かを作ろうしています。

  • 木材や板を並べては、考えながら、組み立てます。

  • 和輝くんは木製のサーキット場を作って、木片を車に見立て走らせます。

和輝くんが次に興味を持ったのは、森の樹木にロープをかけて作ったブランコ。ブランコに乗って遊んでいると、宮路さんが、「自分で作る方がもっとおもしろいよ」とアドバイス。
和輝くんは、宮路さんにロープを借りて木のブリッジにブランコを作ることに。座る板を探し、ロープの長さを揃えて、自分で積極的にブランコを作っています。
お父さんの力もちょっと借りて、完成!
やっぱり自分で作ったブランコに乗るのはおもしろいね。周りで見ていた他の子どもたちもブランコに乗って遊びます。
瑠士くんは一人黙々と“家”づくりに没頭しています。
「もう1時間半でしょ?初めてここにきてこんな熱心にやる子は珍しいですよ」と宮路さんも感心しています。
和輝くんは、その周りを走り回っています。

  • 自分でブランコを作った方がおもしろいよ!といわれて作ることに。

  • やっぱり自分で作ったブランコに乗るのはおもしろいね!

  • 瑠士くんは黙々と“家”づくりに没頭。その周りを和輝くんは走り回っています。

瑠士くんの“家”が完成しました。屋根は片屋根、壁もあります。なかなかの出来栄えです。
「壊すのがもったいないなあ〜」と瑠士くん。
午前中、タップリ遊んだ二人は、お昼ご飯にします。
せっかくだから、竈門は石で作ります。瑠士くんが程よい大きさの石を見つけて、円形に並べていきます。
焚き付けの葉っぱと小枝は和輝くんとお父さんが森の中から探してきます。
なかなか火がつかず大変でしたが、その苦労もあって自然の中で食べるバーベキューは、やっぱりおいしい!

  • 瑠士くんの“家”が完成!屋根は片屋根、壁もあります。

  • 瑠士くんが石の竈門づくり、和輝くんは森の中から葉っぱや小枝を集めます。

  • 自然の中で食べるバーベキューは、やっぱりおいしい!

昼食後も二人の遊びは続きます。
瑠士くんは、この日初めて会った年上のお兄ちゃんから、弓矢遊びを終えてもらいました。
和輝くんは鬼ごっこに夢中です。
初対面の子どもだってすぐに仲良くなれるのもこのプレーパークのいいところです。

丸太小屋の上で一休みしている二人。眺めがいいここが気に入ったみたいです。
どうだったかな?
「また来たい!というか、まだ遊びたい!メチャクチャ楽しい!」と和輝くん。
でも、和輝くん、最初到着した時は、「何もない!」って不満顔だったんですけどね。

「おおむら里山村プレーパーク」は体験参加ができるので、一度体験し、そこで気に入ったら会員登録されることをオススメします。

文・写真 取材ディレクター 中尾知徳

  • 瑠士くんは初めて会ったお兄ちゃんから弓矢遊びを教えてもらいました。

  • 丸太小屋の上で一休みする二人。ここが気に入ったみたいです。

  • 「また来たい!というかまだ遊びたい!メチャクチャ楽しい」と和輝くん。

掲載日: 2021/03/17
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
おおむら里山村プレーパーク
TEL
090-2392-7714(代表世話人 宮路)
住所
〒856-0041 長崎県大村市徳泉川内町945-1

〒856-0041 長崎県大村市徳泉川内町945-1

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり
営業時間
毎月最終日曜日 10:00〜15:00
定休日
-
対象年齢
幼児〜中学生(保護者同伴)
料金
【入場料】
子ども1名 100円
大人1名  200円
*会員登録を勧めています 年 4,000円
アクセス
JR大村駅から車で約10分
公式サイト
https://www.facebook.com/oomura.p.p/
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アクティビティタグ

この記事は KTNテレビ長崎「冒険県 冒険する長崎 プロジェクト」(毎週水曜日 20:54〜21:00)で 2021/3/17に放送されたものです。Youtube チャンネルでも配信中!
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