長崎県の島原半島は、温暖な気候に恵まれて農産物の生産が盛んな地域です。
大場さん一行がやってきたのは、雲仙普賢岳が間近に見える深江町の「川田農園」のモモハウス。
「今日はモモ狩りを楽しんでください。どうぞ!」と川田美子さん。
ワア〜、ハウスの中には、モモがいっぱい!
甘いモモの香りが広がっています。
モモは、「日川白鵬(ひかわはくほう)」という品種で、モモ狩りの開催期間は、6月中旬から7月中旬ぐらいだそうです。
やってきたのは、雲仙普賢岳が間近に見える「川田農園」のモモハウスです。
モモハウスで大場さん一行を迎えたのは、川田美子さん。
ハウスの中には、モモがいっぱい!甘い香りが広がっています
それでは、モモ狩りの方法を‥
「おいしいモモの見分け方はですね、まずできるだけ丸っこいのを探してください。そして、色が赤いのを選びます。もぎ方は、モモを持って90度ひねると、ポキッと穫れます」
説明はわかったけど、初めてのモモ狩りです。まずはお父さんからやってもらいましょう。
お父さんが、そっとモモに手をかけて垂直にすると、ポキッと音がして、モモが穫れました。
「お上手ですよ」と美子さんに褒められて、照れ臭そうなお父さん。
美子さんからモモ狩りの方法を教わります。
まずはお父さんから!手でモモを収穫します。
初めてのモモ狩り!「お上手ですよ」と美子さんに褒められました。
榎音ちゃんは、ハサミを使ってモモ狩りに挑戦です。うまくできるかな?
根元にハサミを入れると「パチッ!」と音がして、手にモモの重みが加わります。
「枝の真ん中にもう一度、ハサミを入れて葉っぱを取ってね。葉っぱをつけておきたかったら、そのままでもいいよ」と川田さん。
そのままだと、他のモモに傷がつくので、榎音ちゃんはハサミを入れて葉っぱをきれいに取り除きました。ちょっとホッとした榎音ちゃんは、ハサミを使わず手だけで穫るモモ狩りにも挑戦。こちらもうまくできました。
彩羽ちゃんはハサミでモモ狩りです。
「パチッ!」
ハサミの音とともにモモが手に。
「アッ、穫れた!」
もう一度、ハサミを入れて葉っぱを取り除きます。
榎音ちゃんはハサミで挑戦!うまくできるかな?
枝にハサミをもう一度入れて、葉っぱをきれいに取り除きます。
彩羽ちゃんもハサミでモモ狩りに挑戦!
慣れるとどんどんスピードが上がり、30分ほどで、50個ほどのモモを収穫できました。収穫用の箱に入れたままでもいいけれど、せっかくだからと、川田さんが経営する直売所に行き、商品用の箱詰めを体験させてもらうことに。
美子さんのご主人の豊一さんが、箱詰めのコツを教えてくれます。
「まず、モモのお尻の方を上にして、ネットで包んでね」
見様見真似で榎音ちゃんと彩羽ちゃんが、作業をお手伝い。
「上手!上手!今度アルバイトにきてもらわないといけないね」と褒めてくれます。
ネットで包み終わったら、化粧箱に詰めます。
「詰めるときは、割れている線をみんな揃えて真っ直ぐにするんだよ」
確かにこうするときれいに見えます。
モモを1つの箱に5個、6個と優しく詰めて、これで終了。高級感が増して、立派な商品になりました。
たくさんのモモが穫れました。せっかくだから商品用の箱詰めに。
ご主人の豊一さんに箱詰めのコツを教わります。
高級感が増して、立派な商品になりました。
モモ狩りと箱詰めの体験は楽しかったけど、やっぱり、ね!
もぎたてのモモをいただきましょう!
ナイフで切った実からは、もうジュワーと果汁が滴っています。
味はどうかな?
「おいしい!」と彩羽ちゃん。
「甘い!」と榎音ちゃん。
次々にモモを口に運びます。
「川田農園」では、モモ以外にもイチジクの収穫体験ができる他、ブルーベリー、パッションフルーツ、ビワ、ブドウなどたくさんのフルーツを栽培しています。手作りジャムも人気ですよ!
商品は農園に併設した直売所などで販売、地方発送なども行っていますので、ぜひ、ご利用ください。
もぎたてをいただきましょう!ナイフで切ると、もうジュワーっと果汁が・・・。
味はどうかな?「おいしい!」と彩羽ちゃん。
「甘い!」「おいしい!」、次々と口にモモを運びます。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
掲載日:
2020/08/05
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