年間50万人を超える人が訪れる観光交流施設、おおむら夢ファーム シュシュ。地域の新鮮な農産品の直売だけではなく、パンやアイス、ケーキなども作り、販売しています。また、季節のフルーツ狩りが楽しめるぶどう園やイチゴハウスも設置され、収穫した新鮮なフルーツを使ったスイーツ作りも体験できるなど、農と食と観光をミックスした素敵な場所なんです。
今回は、イチゴ狩りとそのイチゴを使ったスイーツ作りを田中さんファミリーが体験します。案内人は笑顔が素敵な企画・体験教室担当の原 英花さん。早速、集合地点のログハウスからイチゴハウスへ向かいます。
集合場所のログハウス前。イチゴ狩りが楽しみだね。
案内人の笑顔が素敵な企画・体験教室担当の原 英花さん。
ログハウスからわずか歩いて約2分のイチゴハウスへ。
イチゴハウスに入ると赤くておいしそうなイチゴがたくさんなっています。イチゴの品種は「ゆめのか」。イチゴ狩りができるのは1月からゴールデンウィーク前だそうです。
イチゴ狩りのときは、人の高さに合わせて栽培棚の高さを調整してもらえるので、小さい子どもでもラクに収穫できます。
「ハイ、それでは、イチゴ狩りの方法を教えます。イチゴを片手で優しくつまんで、ハサミを使って根元のところをパチッと切ります。いいかな?」
ハサミとイチゴを入れる箱とカゴを渡された胡桃ちゃんと胡南ちゃんは、イチゴを探します。
「イチゴは赤いのだけよ。青いのはまだ大きくなるんだからね」
了解!とばかりに、目をつけたイチゴをハサミでパチッ!
「穫れたあ〜」と胡桃ちゃんは嬉しそうに声をあげます。
広いイチゴハウスで、さあイチゴ狩り!
ハサミを使って優しくパチッ!
胡桃ちゃんが「穫れたあ〜」!
妹の胡南ちゃんも負けじとどんどんイチゴを穫っていきます。箱の中は、アッという間に赤いイチゴでいっぱいになりました。
お父さんとお母さんは、イチゴ狩りは姉妹にまかせて、1歳の双子につきっきり。原さんに特別にお願いしてイチゴの試食をさせてもらいました。イチゴにかぶりつく胡太郎くんと胡太郎くん!おいしそうだね。
さて、新鮮なイチゴをゲットしただけではおもしろくない!
「さあ、イチゴ大福を作るよ」と原さんが微笑みます。
アッという間に箱の中はイチゴでいっぱいに。
特別にハウスの中で試食させてもらいました。
穫れたての新鮮なイチゴ。このままでももちろんおいしいけど、イチゴ大福を作ろう!
最初に待ち合わせたログハウスの中に体験教室があります。イチゴ大福を作るためにまず、胡桃ちゃんと胡南ちゃんがさっき穫ったばかりのイチゴを3個選び、ヘタを取ります。それから、原さんに事前に用意してもらった餡(あん)でイチゴを包みます。
「イチゴの先っぽが残るようにね。餡(あん)がベタベタならないうちに素早く包んでね」
アレッ?原さんのお手本と比べるとチョッとイチゴがはみ出ているような・・。まあ、いいか。次はボウルの中で生餅粉を水で溶かしかき混ぜ、トロトロになったら鍋に入れて、火にかけます。最初は強火、半透明になったら弱火に。木べらでかき混ぜていて、くっつく感じになったらOK!餅ができました。
餡(あん)でイチゴを包みます。餡(あん)がベタベタしないうちに包もう。
チョッとイチゴが見えすぎのような気がするけれど・・
生餅粉を水で溶かし、トロトロにしたら鍋に入れて火にかけます。
できあがった餅を手のひらで平たくし、イチゴを包んだ餡(あん)をさらに包んでいきます。うまく包めたらイチゴ大福の完成です。まるでお店で売っているイチゴ大福みたいだね。
さらに、イチゴを使ったシュークリームも作ってスイーツ作り体験は終了。あとは食べるだけです。新鮮なイチゴ、イチゴ大福、シュークリーム、それぞれ口に入れたみんなは「おいしい!」を連発です。
イチゴ以外に夏はぶどうを使ったスイーツ作りが楽しめる他、この体験教室ではウィンナー作りやパン作りもできるんだって。
甘〜い思い出をゲットした田中さん親子。次はどんな冒険ができるかな?
文・写真 中尾知徳
できあがった餅でイチゴを包んだ餡(あん)をさらに包みます。
イチゴ大福のできあがり!味はどうかな?
新鮮なイチゴ、イチゴ大福にシュークリームまでできたよ。
掲載日:
2019/02/06
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