皆さんは、農産物直売所でお買い物をされることはありますか？私は週末に直売所に行って、野菜や果物を買うことが楽しみのひとつです。ドライブがてら、あちこちの直売所をめぐることもあります。
何故、直売所が好きかというと･･･。旬を迎えた、採れたての農産物が揃っている。（旬や採れたての野菜は、栄養価が高いと言われているので、家族の健康管理に役立ちそう♪）さらに、その土地ならではの美味しいものに出会うことができるからです。
農産物直売所とは、その周辺で農作物を栽培している人たちが、市場を通さずに、収穫したばかりのものを直接販売する施設です。だから、同じ種類の野菜でも、育てる人によって、色や形、味もさまざま。
農産物以外にも、パンやスイーツ、お漬物などの加工品もあり、それらをひとつひとつ手にとって、その日のお気に入りを買うのが楽しみなのです。

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  野菜や果物のほかに、お漬物やお惣菜なども揃っています。

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  焼きたてのパンが並んでいる直売所もあります。

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  手作りのクッキーや、お饅頭なども人気♪

長崎県諫早市には、大小さまざまな14店舗の直売所が点在していて、それぞれに地域性を生かした店づくりをしています。スーパーと違って、いつでも何でも揃っているわけではありません。だからこそ、野菜の旬や地元の特産品を知ることができます。

「直売所を楽しむコツ」
①「品揃えがいいのは、やはり朝一番」
開店後の早い時間に行くと、種類や品数も豊富で、中には珍しいものもあります。生産者さんが持ち込んだばかりの野菜は新鮮さも抜群です。
②「数量限定をねらえ！」
パイナップルやメロンなど、季節限定の果物は早いもの勝ち！どの季節にどんな果物があるかをチェックして、旬の味覚を堪能してみてください。
③「イベントをチェック！」
直売所によっては、創業祭や感謝祭などのイベントを開催している店舗もあります。イベント当日は品揃えも豊富で、親子で楽しめる企画などもありますよ♪

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  秋には、袋いっぱいに詰められた「サツマイモ」が出回ります。丸々として美味しそう！

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  予約殺到！諫早市森山町慶師野「もぎたて市」のパイナップル（2018年8月31日撮影）

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  お盆に合わせて出荷される、諫早市長野町（八江農芸ガルデン横）「じげもん市」のメロン（2018年8月9日撮影）

ということで、今回の冒険スポットは、直売所のイベント会場。
諫早市飯盛町にあるフレッシュ２５１で開催された「収穫祭」の模様をお伝えします！

フレッシュ２５１は１号店が1998年、２号店が2005年にオープンした直売所で、店名は、飯盛町を通る国道２５１号線沿いにあることから名づけられました。収穫祭は２号店がオープンしてから毎年、飯盛町の特産品であるジャガイモの秋の収穫に合わせて開催されています。（収穫祭の会場は２号店。2018年は11月11日に開催されました）。
イベント当日、店内には地元で栽培された野菜や果物がずらりと並び、多くの買い物客で大賑わい！来場者には、地元の野菜たっぷりの豚汁が振る舞われていました。具材は、2017年にデビューした長崎育ちのジャガイモ、実が黄金色で栗のような食感の「ながさき黄金」のほか、ニンジン、サトイモ、ゴボウ、サツマイモなど12種類！お味噌のふわ～っとした香りとともにいただくと、熱々で美味しい～！子どもたちも、ふ～ふ～しながら美味しそうに食べていました。毎年、600食ほど準備されるそうですが、大人気でお昼すぎには無くなるそうです。

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  店内には地元で栽培された、採りたて、新鮮な農産物や加工品などがずらり！

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  ふるまいの豚汁！具だくさんで美味しい～！

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  熱々、ふ～ふ～！野菜がおいしいね！

なかなか食べる機会のない、諫早産のいのしし肉の炭火焼きを試食できるコーナーもありました。試食された方々は、「いのししのお肉は初めて食べました。美味しいですね」とか「臭みがなくて食べやすいですね」と話していました。
焼肉のたれに柚子こしょうを入れて食べるのがオススメだそうで、私も試食させていただくことに。わ～！これは美味しい！タンのようなハラミのような。ほどよい弾力があり、噛んでいるうちに甘みが出てきます。子どもたちにも大人気！焼けるのが待ち遠しいといった感じで、パクパク食べていましたよ。
いのしし肉は店内で販売もしていて、「今夜は焼肉にしよう！」と購入される家族連れもいました。

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  諫早産のいのしし肉の炭火焼き。（バラ肉とモモ肉）。狩猟後の処理がすばやいため、いのしし肉本来の味が堪能できるそうです。

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  焼肉のたれに柚子こしょうを入れていただきます。相性抜群！

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  いのしし肉は、子どもたちにも大人気でした。みんな箸が止まりません♪

スタッフの方は、「お買い物をされる時に、ちょっとした楽しさや小さな幸せを感じえてもらえるお店でありたいと思っています。何より自分たちが楽しみながら、地元の美味しいものを提供していきたいです」と満面の笑顔で話してくださいました。

そんな楽しい、美味しい、イベントがあったなんて！行きたかった！という方へ。フレッシュ２５１では、毎月１～２回、イベントを開催しています。今回ご紹介した豚汁の振る舞いや、いのしし肉の試食のほか、秋冬には、大人も子どもも大好きな石焼き芋もお目見えします。子ども向けのイベントとして、ぬり絵をしたらミカンのプレゼントなどもありますよ。イベントの開催については、お店のFacebookページや、店頭で毎月配布している新聞で随時ご案内されていますのでチェックしてみてください。
直売所も楽しい冒険スポットですね！美味しい、楽しいを味わいに、是非、お出かけください。

文･写真　数原有希子（野菜ソムリエプロ、スムージースペシャリスト、ＭＣ、諫早もりあげガールズ）

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  フレッシュ２５１のオリジナルイラストに、色をぬって持っていくと、みかんと交換してくれるイベント。（2018年は12月31日まで。限定50枚）

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  飯盛町産のサツマイモ「べにはるか」。とても甘くてなめらか～！色鮮やかで、見た目はまるでソフトクリームのようですね。

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  店内に併設されている、揚げ物屋「峠のコロッケ」いつも揚げたてが並んでいます。お父さん世代に人気のすりみもあります。

掲載日： 2018/11/29
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。