JR佐世保駅から車で10分、佐世保市にある西海国立公園 九十九島水族館「海きらら」。
ここには九十九島の豊かな海をそのまま切り取ったかのような生き物たちの世界が広がっています。
「海きらら」でやはり人気なのが、「イルカ」のショー。
ハンドウイルカのニーハと、ナミはどちらも現在、妊娠中。(2018年9月5日現在)
この日、ニーハは妊娠12ヶ月目、ナミは10ヶ月と、身重の体にも関わらず、輪っかをくぐったり、ボールを口に乗せたり、ダイナミックなジャンプまで・・。
見ているこちらが心配になるほどのサービス精神旺盛な2頭。
それどころか、トレーナーの指示にボケをかます芸達者ぶり。
ちなみに、イルカは人間とは違い12ヶ月かけて出産するそうで、ニーハは2018年9月ごろ、ナミも2018年11月に出産予定だということです。(体調次第ではショーが中止になる場合もあり)
ママになった2頭と、赤ちゃんイルカが一緒に泳ぐ姿が楽しみですね。
トレーナーの指示にけなげにうなずくのがかわいい
ダイナミックなジャンプは必見!
イルカプールの下では泳ぐ姿を間近で見ることができる
もちろん「海きらら」では、イルカだけではなく、様々な生き物を見ることができ、新たな仲間たちもデビューしています。
例えば、大きなつぶらな瞳がなんともたまらないこちらの「イシガキフグ」。
実は、さかなクンが海きららにプレゼントした「ギョ坊ちゃん」です。ジッと見つめてきたり、挑戦的な視線を送ったりと、いろんな表情を見せてくれるギョ坊ちゃん。思わずその場に長居してしまいそうな愛らしさでした。
水中を上下に行ったりきたりするギョ坊ちゃん
「なんだよ、見んなよ・・」
「何か、用あんのか?」
さらに、2018年6月には「アカシュモクザメ」が仲間入り。
英語では「ハンマー・ヘッド・シャーク」と呼ばれ、大きくなると4メートルにもなるんだとか。名前も大きさも怖すぎ・・。
でもまだ上手に餌を見つけることができないので時々、飼育員さんが釣竿で餌をあげているそうです。決して釣りをしているわけではないので誤解のないように。
悠々と泳ぐアカシュモクザメ。大水槽には3匹いるので探してみてね。
この日、出口近くで見つけたのがなんと!「黄色いスッポン」!
九十九島ではなく、諫早市の川で捕獲されたこの黄色いスッポンは、自然界では目立つ色のため、外敵に狙われやすい中で運良く生き残っていたということで「幸せの黄色いスッポン」と呼ばれているそうです。
私もその幸せにあやかろうと、念入りに拝んでいるとひょっこり顔を出してくれました。ご利益あるかも??
「幸せの黄色いスッポン」さま
海きららでは、「見る」だけではなく、「体験」プログラムも充実しています。
アコヤ貝から真珠を取り出す玉出し体験や、普段見ることができない水族館の裏側を見ることができる「水族館ミステリーツアー」などもあります。
九十九島の豊かな海の世界を間近に見て、触れることができる「海きらら」。
様々な海の生き物たちの生態や能力、愛らしい表情や動き、そして生き物の不思議を探しに、いざ、「海きらら」へ!
文・写真 enden (元気ありあまる2歳児の子育て奮闘中、肉とお酒をこよなく愛するアラフォーママ☆)
「クラゲシンフォニードーム」では11種約300匹のクラゲを見ることができる。
水槽近くでは水をかけられたりも!いたずら?一緒に遊びたいのかな。
九十九島パールシーリゾートの新PRキャラクター「ブツブツくん」と「ブツブツちゃん」も待ってるよ!インパクトはんぱねぇ。
掲載日:
2018/09/20
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