自然に触れるお出かけを検討しているとき、「緑が爽やかですずしい山」か「太陽がきらめく青い海」かで迷いますよね?もし海に行きたいな、となったときにオススメなのが南島原市のアクティビティ!島原半島の南側にあり、海水浴をはじめ海を楽しめるスポットがいっぱいありますが、今回はその中でも特に人気のイルカウォッチングをご紹介します!
涼しくて爽やかな山か・・・
青くきらめく海か・・・
南島原市がある島原半島は三方を海に囲まれた半島で、南島原の沖は有明海と橘湾がぶつかり合うことから潮流が早く、海底から巻き上がる栄養で小魚が寄ってくる豊かな漁場となるため野生のイルカが住む海として有名です。
イルカウォッチングを行う組合は「口之津観光船企業組合」、「原城遊漁船組合」、「かづさイルカウォッチング」と3つあってそれぞれ受け入れをしているので、お出かけプランにあわせて選ぶのがオススメ。記事の最後に詳細をご紹介しているのでプランニングに役立ててくださいね。海域には約300頭のハンドウイルカが生息・定住していて、年間を通してイルカに会うことができます。天候等にもよりますが出港すれば90パーセントを超える高確率でイルカに会うことができますよ!
「かづさイルカウォッチング」外観。
「口之津観光船企業組合」外観。
「原城遊漁船組合」は原城跡ちかく。
体験するにはまずは受付!
係りの人がライフジャケットを用意してくれるので、まずは着用の仕方や、船上時の注意について説明を受けます。楽しく安全に楽しむためにしっかりと聞きましょう♪ライフジャケットを着用しないと乗船できません。
説明と準備が済んだらいざ出発です!
音を立てて動き出す船にワクワクが止まりません!
口之津観光船企業組合では最大72名乗りの大きな船も。
船で沖に出る途中の景色も見所。白い灯台やキラキラと輝く海に見とれているとあっという間に海上のポイントに到着です。
しばらくすると、船を囲むようにしてイルカが現れました!!
船と並んで泳いでみたり、まるで船にじゃれるようなイルカ達がとってもかわいいです♪
感動するとエサをあげたくなってしまいますが、生態系を崩してしまう恐れがあるため餌付けはできません。どんなに可愛くても食べ物は与えないようにしましょう。また触れそうなくらい近寄ってくることがありますが、触ろうとして大きく身を乗り出すとバランスを崩して海に落ちてしまう危険があるので注意してくださいね。
ポイントへ到着するとイルカの群れが!
船の下に潜る姿など間近で見ることができますよ。
約1時間30分ほどで港に戻ってきたら、ライフジャケットを返してイルカウォッチングは終了です。
営業所によってはグッズやお土産の販売も行っているので、ぜひ冒険の思い出としてイルカグッズもお手に取ってみてくださいね!
普段会うことができない野生の動物たちに近づくことで、自分と違う生き物との関わり方や海から陸を見ることでどのような自分が場所で生きているのかを再確認できる、大人も子どももドキドキの冒険スポットです。
イルカウォッチングのポイントまでの途中、海上から見える瀬詰崎灯台。
南島原にはイルカウォッチングのほか3つの海水浴場もあるので、船が苦手な人も海を楽しめます♪
野田浜海水浴場は松林のシルエットと夕日のオレンジがロマンティック。
文・写真 鍛冶口祐子(グラフィックデザイナー、イラストレーター、ライター/YK. DESIGN WORKS)
掲載日:
2018/04/18
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
口之津観光船企業組合/南島原市口之津町丁5771-1
原城遊漁船組合/南島原市南有馬町丁133(原城温泉真砂受付)
かづさイルカウォッチング/南島原市加津佐町乙251-11