今回の冒険の舞台は、長崎市宿町の長崎ペンギン水族館。長崎ペンギン水族館は、世界中に生息する18種類のうち9種類を飼育していて、世界で最もたくさんの種類のペンギンを一度に見ることができる場所です。また、ただ見るだけでなく、ペンギンを身近に感じられるイベントもたくさん行われており、親子に大人気!
さあ、楠田幸雄館長に案内してもらいましょう。
長崎市宿町にある長崎ペンギン水族館。かわいいマスコットの看板が駐車場の目印です。
長崎ペンギン水族館は、9種類のペンギンを飼育しています。
楠田幸雄館長が案内してくれました。
1階入口から入って、まず目に飛び込んでくるのが水深4m、水量200tという国内最大級の大型水槽。キングペンギンやジェンツーペンギンなどがスイスイと気持ち良く泳いでいます。
「ペンギンってこんな速く泳げるんだね!」
優愛乃ちゃんと瑛太くんは、その速さにビックリ!自由自在に泳ぐ姿を目で追うのに必死です。
意外と知られていませんが、野生のペンギンは、深さ300mから500mまで潜れるそうです。
1階入口から入って、まず目に飛び込んでくるのが大型水槽です。
ペンギンがものすごい速さで泳いでいます。
ペンギンの泳ぐ速さにビックリの二人です。
次に楠田館長に連れて行かれたのがペンギン広場。ちょうど、ペンギンタッチングが行われていて、長い行列ができていました。
「ペンギンさんに優しく触ってね」、館長の言葉を聞いて、恐る恐る優愛乃ちゃんと瑛太くんがおとなしいフンボルトペンギンに触ります。
「羽が硬い!」「お腹は柔らかい」― 手に伝わる感触に二人の目が輝きます。
ペンギン広場へ。ペンギンタッチングには、行列ができています。
「優しく触ってね」と館長さん。
みんなでペンギンにタッチ。
ペンギン広場から見えるのが、ふれあいペンギンビーチ。アレッ?ペンギンが海で泳いでる!
館長と一緒に手を叩くとペンギンが海から砂浜へ上がってきます。おもしろい!これは、手を叩くと餌をもらえると思ってるんだって。
飼育しているペンギンを自然の海で泳がせる試みは、世界で初めて長崎ペンギン水族館が始めたのだそうです。
泳いでいるところも見所ですが、飼育場とビーチまでの約100mをよちよち歩いて移動していく姿も、とっても可愛いですよ。
ふれあいペンギンビーチでは、自然の海でペンギンが泳いでいます。
手を叩くと海から上がってきます。
餌をくれないと海へ帰っちゃう!
館内に戻って温帯ペンギンゾーンへ。館長と一緒に柵の中に入ります。館長が持っているバケツの中には餌となるアジが入っています。ペンギン達がワーッと集まってきました。おとなしいといってもたくさんのペンギンに囲まれると、やっぱりちょっと怖い!さあ、餌やり体験です。優愛乃ちゃんと瑛太くんが館長から餌を受け取って手にすると、あっと言う間に食べられます。さらにもっとくれ!とばかりに追い回され、逃げるのに必死です。それでも何とか餌やりを終了。二人とも「楽しかった!」と笑顔をみせます。
取材当日はたくさんの親子でいっぱいでしたが、長崎ペンギン水族館は、ペンギンとふれあいながら命や自然の素晴らしさを体験できる場所なんだということを実感しました。
文・写真 中尾知徳
さあ、餌やり体験。大丈夫かな?
餌のアジをパクリ!あっと言う間に飲み込みます。
楽しかった!ペンギンと一緒に記念撮影しよう。
掲載日:
2018/11/14
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒851-0121 長崎県長崎市宿町3番地16