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冒険 518

子連れで壱岐たび⑧~子どもと一緒に「キラキラおさかな石けん」を作ってみよう!

旅先で一度、「体験」ってしてみたかったんだよね。そこであらかじめ、「壱岐観光ナビ」をチェック。チビちゃんにもできそうな体験プログラムを探しました。
そこで見つけたのが「キラキラおさかな石けんワークショップ」。芦辺町のACB工房に、さっそくInstagramを通じてお問い合わせしてみました。
「○月○日から△日まで壱岐に行って、チビちゃんと一緒に、石けんを作ってみたいんですが・・・」
「△日だと何時でもOKですよー」
などDM(ダイレクトメール)でのやり取りがあって、ACB工房、どんな方に出会えるのか、ドキドキしながらお伺いしました。

東京出身のオーナー 草野みゆきさん。芦辺町で元々はお店だったという古いおうちをご自分でリフォームしながら工房を開かれたそうです。デザイン関係の仕事をなさっていたそうで、ちょっとしたところにもセンス光ってます。ステキ☆

打ちっぱなしの工房の広い作業台のテーブルでさっそく、「キラキラおさかな石けん」を作っていきます。どんなものができるのか、楽しみです。

  • 元々、呉服屋さんだったという店舗をリフォームして工房&ショップをオープンさせました

  • ちょっとしたところ、カワイイ。写真、撮りたくなります

  • 打ちっぱなしで広ーい工房。どんな体験ができるのか、ワクワクです

作業台に用意されていたのは、おさかなの形をしたラバーの「型」と色とりどりの正方形の石けん、それにナイフや抜き型。石けんを好きな形に切って、型に詰めていきます。海だから、ブルー系統がキレイかなーと思って青いグラデーションで石けんを切っていると、草野さんから「ここは多色使いにして、同じ色を隣り合わせない方がキラキラ感が強まりますよ」とアドバイス。「気にしないで、どんどん色んな石けんを使ってくださいね」と言われ、赤やオレンジ、黄色、緑・・・と選んでいきます。
ナイフで石けんを小さく切るのはちょっと力がいるのでチビちゃんは、四角く切った石けんに抜き型をえい、と押す係になってもらい、親子で共同作業です。小さな〇や☆のパーツもおさかな型にどんどん入れます。
普段使う石けんと違って、材料となるカラフルな石けんは空気中の水分を吸ってどんどんベタベタしてくるので、工房で手を洗うこともできましたが、濡れティッシュなど手をさっと拭けるものを持っておくと便利です。

  • 石けんを小さく切っていきます。ぐにゅっとした不思議な手ごたえ

  • 同系色よりも、いろんな色を使った方がキラキラ感が高まるんだとか

  • チビちゃんも、型抜きするよー集中して真剣な表情です

チビちゃんも型抜きに集中。自分でも「ぽいっ」と言いながらおさかな型にパーツを入れていってくれます。大人は同じ色が重なってないか(ほんと、どんな感じになるのか全然、想像できず・・・ここが難しかったー)、気にしながら違う色を間に入れてみたり、いやいや偶然できたものが意外といい感じかも、と願いつつ・・・半分ぐらい詰めたら、吊り下げ用の紐がついたラバー製の「ホネ」を挟んで、再び、小さく切ったり、型抜きをしたパーツを重ねていきます。

  • 手の平を使って押す時は、金属製の「型」なのでケガしないよう注意!

  • 真ん中に魚のホネを入れますよ

  • 再び石けんを詰めますー隣り合う色が違った方がベター

だいたい、おさかなの型がいっぱいになったら、間を埋める透明の石けんを流し込みます。この時、アロマオイルを数滴、加えることで香りづけ。ラベンダーやかんきつ類、ミントなど10数種類のアロマオイルの香りを確認しながら、選ぶことができるのですが、これがまた難しい。チビちゃんが好きなオレンジを強めにした香りにして、流し入れた石けんが固まるのを待つこと10分ほど。
型からぐにゃり、と外して周りのはみ出した部分をそぎ落とすと・・・わぉ!キラキラしてますよ、宝石をちりばめたみたいでいい感じ。チビちゃんと共同制作した世界に一つの「おさかな石けん」の完成です!

  • おさかなの型がキラキラ石けんでいっぱいになったら、香り付けした透明の石けんを流し入れます

  • わぉ!キラキラ!カワイイ!

  • チビちゃんも大満足。「おおおー!」と喜びの雄たけび(笑)

チビちゃんと一緒に上手にできるのか、ちょっとドキドキしていましたが、そんな心配は無用でしたね。草野さんがとっても親切に教えてくださったので安心。使うナイフも刃先が丸くなっています。型抜きで力を入れる時だけ、小さくて柔らかい子どもの手が傷つかないようによく見ておいてください。

工房内を見渡すと、オリジナルの石けんと並んで絵はがきも販売されています。「島からお手紙を書くの、って楽しいかなと思って・・・」と草野さん。石けんづくりを体験したすぐのワクワクが消えないうちに、島の楽しい思い出を忘れないうちに、工房の隣にある古い丸いポストから手紙を出す体験もまた思い出の一つに加わりそうです。

作った石けんはパッケージしてもらっておみやげに。使うのがもったいないなぁー。きっとこの体験、ずっと思い出すだろうなー。

  • 工房の一角にはショップ。オリジナルの石けんや絵はがき販売中です

  • 壱岐の鬼凧や猿岩モチーフの絵はがきでお手紙が書けるね

  • 工房横には赤い郵便ポスト。「しま旅」の思い出を綴ってみよう!

文・写真:長崎はな
長崎生まれ。長崎で好きなものは、お刺身、一口餃子、対馬のはちみつ、佐世保バーガー、島原のかんざらし、諫早のうなぎ、チリンチリンアイス・・・。旅好き、食いしん坊がわんぱく盛りの「チビちゃん」と長崎県内をめぐります!

掲載日: 2023/04/17
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
ACB工房
TEL
0920-40-0234
住所
壱岐市芦辺町芦辺浦297-1

壱岐市芦辺町芦辺浦297-1

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
*工房に直接、お尋ねください
営業時間
*要予約(空き次第で当日可)
定休日
*要予約(空き次第で当日可)
対象年齢
目安は4歳~
(大人のサポートがあれば、0歳からも可能です)
料金
1尾につき2500円(大人も子どもも統一料金)
アクセス
・郷ノ浦港フェリーターミナルから車で28分
・壱岐空港から車で25分
公式サイト
ACB工房(アシベ工房)(@acbkobo) • Instagram写真と動画 https://www.instagram.com/acbkobo/
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