愛車と一緒にキャンプができる、オートキャンプ場が今、大人気!
というわけで、冒険家族、前田さん親子がやってきたのは、「西海橋オートキャンプ場」です。
西海橋の近くにあり、その広さはナント4,000平方メートル!オーナー自らが手作りで整備しているオートキャンプ場は、大村湾を望む素晴らしいロケーションです。
前田さん親子を迎えてくれたのは、長崎県キャンプ協会の辻道行会長と黒木哲郎さんです。
「今日はデイキャンプを楽しみましょう!」
前田さんは、新品のテントを持参しました。
実はこのテント、昨年急にキャンプがしたくなって購入したものの、まだ一度も使ったことがないとか。
辻会長や黒木さんの力を借りて、テントを立てよう!
「テントを立てる時は、場所が大事です。寝るときに石ころがあったりすると痛いですから。できるだけ平坦な場所を選ぶこと。裏技じゃないですけど、ブルーシートを先に敷いておくと、後片付けなども楽ですよ。もう一つ、風の向きを考えてください。吹き飛ばされないように入り口を風下にするのがポイントです」
なるほど、前田さん親子がうなずきます。
冒険家族、前田さん親子がやってきたのは「西海橋オートキャンプ場」です。
迎えてくれたのは長崎県キャンプ協会の辻道行会長と黒木哲郎さんです。
テントを立てる時は場所が大事!アドバイスをもらいながら進めます。
みんなで力を合わせながらテントを立てます。
インナーテントが立ち上がり、ペグを打ち込み固定。
順調、順調と、みんな楽しくやっていたのですが、雨よけのフライシートをかぶせる段階で組み立て方がわからなくなるハプニングが発生!ポールがうまく固定できません。
ベテランの辻会長と黒木さんも初めて見るテントなだけに頭をひねるばかりです。
マニュアルやYouTube、さらに、キャンプ場で同じ型のテントを立てていた方にもアドバイスをもらい、なんとか成功!
「やっぱり初めて立てるテントは、最初にマニュアルを見るべきだったね!」と辻会長も反省です。
でも念願のテントが完成!
柚月ちゃんと唯吹くんもテントの中に入って大喜びです。
みんなで力を合わせてテントを立てます。
フライシートをかぶせる段階で組み立て方がわからなくなるハプニングが!
念願のテントが完成!柚月ちゃんと唯吹くんも中に入って大喜びです。
テントが立ったところで、キャンプ飯を作ろう!
辻会長が考えた簡単にできるオリジナルメニューです。
「サンマの蒲焼き缶の炊込みご飯、ワカメの和風スープ、桜の花と野草のお焼きを作りましょう」
唯吹くんは火おこしのお手伝い。
火おこし器に紙や割り箸、小枝など、燃えやすいものを置きます。
「これで火花を飛ばすんだよ」
辻会長がファイヤースターター(火打ち石のような道具)を使って、火花を飛ばす見本を見せてくれました。これは楽勝じゃん!
唯吹くんが余裕たっぷりでナイフの刃でロッド(マグネシウムなどでできた棒)を削り、火花を飛ばそうとします。
シャッ!シャッ!
「アレ?」
火花が飛ばない!飛んでも火がつかない!
焦る唯吹くん、何度もトライしますが、全くダメ!
「柚月ちゃんと交代する?」とお母さん。
そんなこと、言わないで!唯吹くんが意地を見せて、やっと火花が燃え移りました。
ホッとした表情の唯吹くんが印象的です。
キャンプ飯を作ろう!辻会長が考えたオリジナルメニューだそうです。
唯吹くんは火おこしのお手伝い。楽勝と思っていたら、「アレ?」
やっと火花が燃え移り、唯吹くんもホッとしました。
火がついたところで、料理を作っていきます。
柚月ちゃんと唯吹くんが野菜を切っている間に、お母さんがキャンプ羽釜に白米3合と水を入れます。
そして、サンマの蒲焼き缶の中身を丸ごと投入!
これは、斬新です!
羽釜を火にかけます。
火吹き棒を使って唯吹くんが炎を大きくします。
フーッ!フーッ!
「間違っても空気は吸い込まないようにね!」と黒木さん。
唯吹くんはうなずきます。
子供たちが野菜を切っている間に、お母さんが炊き込みご飯の準備をします。
サンマの蒲焼き缶から中身を投入!これは斬新です!
火吹き棒を使って唯吹くんが炎を大きくします。
辻さんは、特製おやきのために塩漬けした桜の花と葉、野草を用意してくれていました。
柚月ちゃんが包丁で野草をカット。
小麦粉・餅粉などに水を加え、野草と一緒に混ぜ合わせ、火にかけます。
いつもお母さんのお手伝いをしているというだけあって、上手だね。
さらに和風のわかめスープも作って、3品のキャンプ飯が完成!
「いただきます!」
みんなで作ったキャンプ飯の味はどうかな?
「おいしいね!」
「うん、おいしい!」
前田さん親子は箸が止まりません。
大自然の中で初めてのテント立て、そして、特製のキャンプ飯作り!
西海橋オートキャンプ場はとっても「推しのキャンプ場」でしたよ。
キャンプ協会の辻会長と黒木さんもありがとうございました!
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
柚月ちゃんが特製お焼きを作ります。いつもお手伝いしているから上手だね。
3品のキャンプ飯が完成。味はどうかな?
「おいしいね!」「うん、おいしい!」前田さん親子は箸が止まりません。
掲載日:
2022/04/27
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