冒険家族、市瀬さん親子がやってきたのは、西海市大瀬戸町の森の中に佇む「音浴(おんよく)博物館」。
迎えてくれたのは、地域おこし協力隊の古賀タケルさんです。
「それでは音浴博物館をご紹介しますね」
古賀さんの後をついていくと・・・
レコードでいっぱいの部屋に到着!
あまりの数にみんな圧倒されています。
市瀬さん親子がやってきたのは、西海市大瀬戸町の「音浴博物館」
迎えてくれたのは地域おこし協力隊の古賀タケルさん
古賀さんの後についていくと・・・、レコードでいっぱいの部屋に到着!
「この部屋には約15万枚のレコードがあります。レコードは自由に聴いていいんですよ。ただ、レコードを棚に戻すときグシャグシャになるのが悩みで…、今日はレコードの整理を手伝っていただけますか?」
「わかりました!」
早速、快音くんがレコードジャケットの飛び出ている角を押さえて棚に戻そうとしますが、古賀さんからダメ出しが。「レコードはやわらかいので、真ん中を優しく押してください」
快音くんが古賀さんに言われた通りにやると、「完璧!」と古賀さんからお褒めの言葉をいただきました。
晴架ちゃんやお父さん、お母さんも、それぞれ、一生懸命、レコードを棚にきれいに直していきます。
この部屋には約15万枚のレコードがあります。
レコードはやわらかいので、真ん中を押して棚に戻します。
一生懸命、レコードを棚にきれいに直していきます。
ところで、古賀さんはどうして音浴博物館で働くようになったんですか?
「私は福岡県の出身ですが、長崎の大学に入り、学生時代からここが大好きだったんですね。大学卒業後、企業に就職したんですが、西海市が音浴博物館で働く地域おこし協力隊員を募集しているのを知り、応募したら採用されました」
「地域おこし協力隊」は、都市部から人口減少の課題などを抱える地方に移住した人を、地方自治体が「地域おこし協力隊員」として委嘱し、一定期間、さまざまな地域協力活動を行いながら、任期終了後もその地域への定住・定着を図る取り組みです。
古賀さんは、音浴博物館魅力を広く伝えるために、主にSNSの発信などに注力しています。
市瀬さんたちのお手伝いもひと休み。
子どもたちが好きなアニメのレコードを聴いてみよう!
円盤から音が出るって不思議だね!
古賀さんは音浴博物館で働けると知って地域おこし協力隊に応募しました。
お手伝いもひと休み。アニメのレコードを聴いてみよう!
円盤から音が出るって不思議だね!
「せっかくだからイベントホールに行ってみましょう」と古賀さん。
50名ほどが入れる部屋にはいろいろなスピーカーが並んでいます。
快音くんがレコードかけに挑戦!
ターンテーブルにレコード盤、そして針をおき、音量調整をします。
ここではスピーカーの違いによる音の聴き比べができます。
大迫力の音を全身で聴くと、まさに音を浴びているようです。
イベントホールにはいろいろなスピーカーが並んでいます。
快音くんがレコードかけに挑戦!
ここではスピーカーの違いによる音の聴き比べができます。
「インスタグラムのお手伝いをしてもらえるかな?」と古賀さん。
快音くんと晴架ちゃんがスマートフォンで館内の好きなところの写真をパシャパシャ撮っていきます!
快音くんが特に気に入ったのは、昔あったレコード会社のマスコット犬。
古賀さんが写真をセレクトして、文章を打ち込みます。
「それじゃあ、アップしようか?」
快音くんと晴架ちゃんがスマートフォンのボタンをポチッ!
無事アップできました。
少しは役に立てたかな。
「メッチャ、楽しかった!」と快音くん。
今まで知らなかったアナログの世界に触れた市瀬さん親子でした。
ユニークな音浴博物館ですが、まだまだ知名度が高いとはいえません。レコードの魅力が再認識されている今、古賀さんはもっとたくさんの人に音浴博物館を知ってもらえるよう頑張っています。
古賀さんの活動の様子はインスタグラム
「@onyoku_staff」で知ることができますよ。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
インスタグラムのお手伝い。スマートフォンで好きなところをパシャッ!
古賀さんが写真をセレクトして文章を打ち込みます。
無事、アップできました!少しは役に立てたかな?
掲載日:
2025/10/22
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒857-2323 長崎県西海市大瀬戸町雪浦河通郷342-80