西海橋オートキャンプ場は西海橋の近くにあり、オーナー自らが手作りで整備しているオートキャンプ場で、大村湾を望む素晴らしいロケーションです。
この開放感満点のキャンプ場で江口さん親子を迎えてくれたのは、焚き火コーディネーターのBo-ta(ボータ)さんです。
「今日は焚き火を楽しんでください」
Bo-taさんは、キャンプを通して長崎の魅力を発信するとともに、焚き火のイベントも開催しているそうで、焚き火初心者の江口さん親子も興味津々です。
江口さん親子がやってきたのは「西海橋オートキャンプ場」です。
迎えてくれたのは、焚き火コーディネーターのBo-ta(ボータ)さんです。
Bo-taさんに焚き火初心者の江口さん親子も興味津々です。
Bo-taさんが薪割りに使う道具を紹介します。
薪割りには斧やナタを使います。
「今日は初心者でもできるナタを使って薪を割ってみましょう」
Bo-taさんが薪にナタの刃をあて、もう一本の薪でナタの上からカン、カンと力を加えます。
すると、パカッとキレイに割れます。
それじゃ、お父さんからやってみよう!
小学生の時にやったような気がするというお父さん、自信なさげです。
カン、カン、カン・・
「オーッツ!」とみんなから歓声が。
ちょっと危なっかしいですが、なんとか割ることができました。
子どもたちやお母さんも順番に体験!
おもしろいね!
Bo-taさんがナタを使って薪を割る方法を教えます。
それじゃ、お父さんからやってみよう!
子どもたちやお母さんも順番に体験!おもしろいね!
「次は、火が燃えやすいように薪の先がケバケバしたフェザースティックを作りましょう!」
Bo-taさんがナタを器用に使って薪の先を羽のように薄く削ってふわっと広げたフェザースティックを作ります。
簡単そうに見えるけど、チャレンジした楓ちゃんや茜ちゃんは悪戦苦闘。
Bo-taさんが手を取って、
「この感覚がわかるかな?」とアドバイスします。
みんなでフェザースティックを作り終えたら、火をつける練習です。
「バーナーやライターでつける方法もありますが、今日はファイヤースターターをやってみましょう」
マグネシウムでできた棒をストライカーと呼ばれる棒で擦って火花を飛ばします。
すると麻紐をほぐした毛状の塊にボッと火がつきます。
江口さん親子が火花を飛ばし、火をつけるたびに、Bo-taさんが拍手。
それじゃ本格的な焚き火にチャレンジしよう!
Bo-taさんが焚き火台にみんながナタで作ったフェザースティックや細い薪を並べます。
「誰が火をつけるかな?」
手を挙げたのは茜ちゃん。
茜ちゃんがファイヤースターターで火花を飛ばそうとしますが、なかなか火がつきません。
諦めて「タッチ!」とお姉ちゃんの楓ちゃんと交代。
楓ちゃんが、一度、二度、三度とチャレンジすると、火がつきました。
「オーッ!」歓声とともに拍手が起こります。
フェザースティックをBo-taさんに手伝ってもらって作ります。
ファイヤースターターで火がつくたびにBo-taさんが拍手!
楓ちゃんが、一度、二度、三度とチャレンジすると火がつきました。
火を大きくしたら、さあ、焚き火を使ってキャンプ飯を作ろう!
Bo-taさんが「今日は普段やらない料理にしましょう。タマネギは、普通ナイフで切って焼きますが、丸ごとアルミホイルに包んで焼きましょう」
炎の中にドンと置きます。
「スゴいね!」と江口さん親子もビックリ!
ミニトマトを肉で巻いたものも串刺しにして焼きます。
一人一人、よく焼けそうな場所を取り合いながら、楽しく焼いています。
いい匂いが漂ってきます。そろそろいいんじゃない?
「オイシイ!」と茜ちゃん。みんなも続きます。
火を大きくしたら、さあ、キャンプ飯を作ろう!
タマネギを丸ごと焼いてみよう!「スゴイね!」
ミニトマトを肉で巻いたものも串刺しにして焼きます。
すっかり火が暮れて、焚き火の炎がハッキリと見えるようになりました。
Bo-taさんがしみじみと話します。
「炎が揺れるところもいいし、奥の薪が燃えて赤くなっているのもいいなあって思うんですよ。焚き火をしていると時間が経つのを忘れますね」
さすがタキビスト!
時間をかけて焼いたタマネギもそろそろ食べられそうです。
楓ちゃんがアルミホイルから取り出したアツアツのタマネギを恐る恐る齧ります。
ん?
「オイシイ!」
もっと食べようっと。
かんころもちも焼いて、お腹がいっぱいになりました。
今回タキビストBo-taさんのおかげで、江口さん親子の焚き火に対するハードルはグ〜ンと低くなったようです。
西海橋オートキャンプ場は施設も整備され、初心者から上級者まで楽しめるのでオススメのオートキャンプ場ですよ。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
すっかり火が暮れて、焚き火の炎がハッキリ見えるようになりました。
時間をかけて焼いたタマネギも「オイシイ!」
江口さん親子の焚き火に対するハードルはグ〜ンと低くなったようです。
掲載日:
2023/10/04
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