冒険県 冒険する長崎プロジェクト ワクワクを探しに出かけよう。

目的で探そう
冒険 502

出島と観光丸でミッションをクリア!出島少年伝習所を体験しよう!①

今回の冒険者
パパ:石本 裕樹さん ママ:綾さん
結愛ちゃん(9歳)

長崎には、その昔、長崎海軍伝習所が置かれていました。そこでは、オランダから贈られた幕府初となる木造蒸気船の「観光丸」を使用し、操縦はもちろん、最新の造船・医学・語学など、さまざまな知識・技術を学ぶことができました。
その長崎海軍伝習所にちなみ、世界に羽ばたく人間になって欲しいと、小学生を対象に開催されているのが「出島少年伝習所」です。
2022年度、最後の開催日、石本さん親子が出島にやってきました。
早速、受付!
伝習生となる結愛ちゃんは、オリジナルのTシャツと缶バッジを受け取りました。
この後、出島シアターでオープニングセレモニーです。
今回、お手伝いいただく日本ボーイスカウト長崎県連盟の皆さんによるパフォーマンスもありました。

  • 石本さん親子が「出島少年伝習所」を体験する「出島」にやってきました。

  • 受付で結愛ちゃんは、オリジナルTシャツと缶バッジを受け取りました。

  • 日本ボーイスカウト長崎県連盟の皆さんによるパフォーマンス!

続いて、出島運営管理事務所の高井良肇所長から、「出島少年伝習所に参加していただきありがとうございます。仲間のみんなと交流を深めながら楽しく学んでください」と挨拶がありました。
そして、いよいよ「シーボルトからの挑戦状」の発表です。
「ここに謎の暗号のかけらがあります。今から出島を回って3つのミッションをクリアして、この謎を解いてください」
参加した子どもたちは紅組と白組に分かれて、最初の指令を受け取ります。
白組に入った結愛ちゃんは、サポートしてくれるお侍さんやボーイスカウトの皆さんと一緒にミニ出島へ。
お侍さんが解説します。
「ここはミニ出島です。出島は1636年にできた人工の島なんです。開国になるまでの218年間オランダが貿易のために使っていた所です」

  • 出島運営管理事務所の高井良肇所長による挨拶もありました

  • 謎を解く3つのミッションをクリアするよう発表が!

  • 白組の結愛ちゃんは、ミニ出島へ。出島の歴史を学びます。

出島の歴史を学んだ後、最初のミッションです。
ボーイスカウトのメンバーが、紅白の旗を持って手旗信号について説明します。
「昔は、行き交う船の通信手段として手旗信号を行いました。それじゃ、SOSをやってみますね」
SOSを手旗信号で表現すると、参加者もSOSを真似てみます。
続いて、ミッション!
「手旗信号を一文字ずつやっていきます。皆さんは手元の手旗信号表を見て、それが何の文字か当ててください」
ボーイスカウトの方が、ある言葉を手旗信号で表現します。
「さあ、わかるかな?わかった人の所に私がいきますので、コッソリ教えてください!」
しばらく考えていた結愛ちゃんが、ピンと来ました!
ボーイスカウトの耳に、コッソリと・・・。
「正解!」
結愛ちゃん、やるじゃない!
手旗信号のミッションをクリアしたら、二つ目の指令を受け取ります。
次に行く場所は、銅蔵です。
「銅は、江戸時代、日本の重要な輸出品でした」とお侍さん。
棒型の銅の見本を持った結愛ちゃんは、「ちょっと重い!」

  • 手旗信号をやってみよう!SOSのSはこんな感じ!

  • 最初のミッションをクリアしたら、次に行く場所は銅蔵です。

  • 銅は重要な輸出品でした。見本を持った結愛ちゃん、「ちょっと重い!」

銅蔵でのミッションは、モールス信号です。
ボーイスカウトのメンバーが、プリントをかざします。
「モールス信号には英文と和文があります。和文モールスの表を元に、解読してください、最初の文字は?」。
ここでも結愛ちゃん、大活躍!
ボーイスカウトのメンバーを呼んで、ヒソヒソ・・・。
「正解!」
オーッ、やるね〜。
他の文字もみんなで協力して解読し、ミッションをクリア!
指令を受けて、次に向かったのは、カピタン部屋です。
「カピタン部屋は、英語でいうキャプテン、日本語だと商館長の部屋ということになります。住居としてだけでなく、日本の役人や大名などを接待する場所でもありました」
ここでのミッションは、ロープワーク。
プリントに記された結び方をみようみまねでマスターします。
3つのミッションをクリアして、謎の暗号のかけらの一部をゲットできました。

  • 2つ目のミッション、モースル信号を解読します。

  • 指令を受けて向かったのはカピタン部屋です。

  • ロープワークをマスターして、3つのミッションをクリアしました。

最後に向かったのは、一番船船頭蔵です。
ここで紅組、白組が手に入れた謎のかけらを最初のスタート地点の謎のかけらと合わせると、
謎が解けました!
どうやら「観光丸へ向かへ」という指示のようです。
「みんなで大きな声で『開門!』と叫んでお侍さんに門を開けてもらいましょう!いいですか?」
子どもたちが「開門!」と叫びます。
お侍さんがいつもは閉じられている西側の門を開けてくれました。
さあ、大波止の観光丸へ向かいましょう!
「出島少年伝習所」はまだまだ続きますよ〜。

文・写真 取材ディレクター 中尾知徳

  • 最後に向かったのは一番船船頭蔵です。

  • 紅組、白組の協力で謎を解くことができました。

  • 大波止の観光丸へ向かいます。「出島少年伝習所」はまだまだ続きますよ〜。

掲載日: 2023/03/15
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
出島少年伝習所
TEL
095-821-7200
住所
〒851-2108 長崎県長崎市出島町6-1

〒851-2108 長崎県長崎市出島町6-1

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
なし
営業時間
2022年度の出島少年伝習所は終了しました
※出島の営業時間 午前8時〜午後9時(最終入場 午後8時40分)
定休日
対象年齢
出島少年伝習所 小学生以上〜
料金
出島少年伝習所 伝習生 1,000円
保護者 2,000円(2022年度)
アクセス
JR長崎駅より車で約5分
公式サイト
https://nagasakidejima.jp/
シェアする
facebook line

アクティビティタグ

この記事は KTNテレビ長崎「冒険県 冒険する長崎 プロジェクト」(毎週水曜日 20:54〜21:00)で 2023/3/15に放送されたものです。Youtube チャンネルでも配信中!
Youtube Channel

こちらもオススメ