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冒険 468

イチョウにどんぐり!長崎市・江戸町公園に秋を探しに行こう!

すっかり涼しくなって、外遊びが心地よい季節です。遠出をしたいところですが、どんなところでも子どもには大冒険!を思い出して、歩いて行ける公園に週末の朝、ふらっと出かけてみました。

やってきたのは、県庁跡地の南側の一角、長崎市の江戸町公園です。ブランコと鉄棒、動物の乗り物(バネがついていてビヨン、ビヨンと動くもの。調べてみると「スプリング遊具」というそうです)だけのシンプルな公園です。
江戸町は、国指定の史跡・出島に面していて、江戸時代から最近まで役所や長崎県庁が置かれた長崎の中心的な場所でした。でも、2018年に県庁がJR長崎駅近くに移転してからはちょっとひっそりしていますね。
朝の江戸町公園もしーんとして、貸し切り状態!ブランコを思う存分、こいで、親子で声を上げながら追いかけっこを楽しみました。時々、バスやタクシーの運転手さんが休憩に来たり、散歩や通勤などで公園を横切る人がいて、意外と「人の目」があります。

  • 長崎市の江戸町公園。江戸町のマーク「タコノマクラ」の説明板あり。ふむふむ・・・

  • 朝の公園。乗り物も独占!貸し切り状態でした

  • 公園の片側には県庁跡地を取り囲む石垣

公園の木々はちょうど色づき始めたころ。イチョウの黄色は秋空に美しく映え、ベンチに座って持参したお茶を飲みながら小休止。お弁当を広げる、という感じではなさそうですが、ちょっとしたおやつやおにぎりは楽しめそうです(公園内に、独立した水飲み場・手洗い場とトイレあり)。
県庁跡地を取り囲む石垣沿いは少し小高くなっていて、その周りにはどんぐりがあちこちに落ち始めています。子どもはどんぐり拾いが大好き!ちょうど、お散歩に来ていた保育園の子どもたちと合流して、「お!ここにも見つけた!」「あ!こっちもー」としばし、どんぐり拾い競争が繰り広げられました。実の色は、まだ緑っぽいね。
見上げてみると、葉の間にどんぐりが鈴なり!「どんぐりが、帽子をかぶってるよ!」と子どもたちが教えてくれました。まだまだ、この先もどんぐり拾いが楽しめそうです。

  • 公園のイチョウは色づき始めたころ

  • どんぐり、みーつけたっ!

  • 上を見上げてみると、どんぐり!こんな風になっているんだね

どんぐりを拾い、落ちているイチョウの葉を拾い集め・・・秋の公園には「ビニール袋」必携ですね。
そして、こちらの江戸公園、もう一つのお楽しみが公園と出島との間の道を通るバス!観光バスや路線バスがひっきりなしに行き交います。「バス!」「また来た!」「赤いバス!」と、どんぐり拾いとともにたくさんのバスを見ることができる公園のひとつです。

去年(2021年)秋からは、江戸町自治会の青年部のみなさんなどが公園内に「えどまちこくばん」を設置。工事の真っ白な囲いに黒板が取り付けられています。子どもたちの大好きなアニメのキャラクターや「覚えたてのひらがなで書いたのかな」と思わせるようなかわいらしいメッセージなど・・・さきほどの保育園の子どもたちもチョークを手にお絵描きを楽しんでいました。
まだまだ、江戸町公園のどんぐり拾いは楽しめそうですね。深まる秋を感じながらまた、楽しみたいと思います。

  • ベンチの隙間にも葉っぱ。よく見つたねー

  • 行き交うバス!車好きの子どもはぜひ!

  • 設置された「えどまちこくばん」。子どもたちの絵や文字がかわいらしい

文・写真:長崎はな
長崎生まれ。長崎で好きなものは、お刺身、一口餃子、対馬のはちみつ、佐世保バーガー、島原のかんざらし、諫早のうなぎ、チリンチリンアイス・・・。旅好き、食いしん坊が長崎県内をめぐります!

掲載日: 2022/10/20
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
江戸町公園
TEL
住所
長崎市江戸町2

長崎市江戸町2

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
なし(近くにコインパーキングあり)
営業時間
-
定休日
-
対象年齢
全年齢
料金
-
アクセス
・長崎電気軌道大波止電停から徒歩1分
・JR長崎駅から車で2分
公式サイト

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