コンセプトは【キレイ・かわいい・美味しい・楽しい・癒しがいっぱい!】
思わず笑顔がほころぶワードがてんこ盛り!大人も、子どもも、心も、体も、ハッピーな気分になれる「ルノンマルシェ」というイベントが、毎月、諫早市で開催されています。「ルノン」とはフランス語で「キラキラ輝く、可愛い女性」。「マルシェ」は「市場」を意味します。その言葉通り、ショッピングや楽しい体験などができるマルシェとなっていて、2016年に始まって以来、年々賑わいが増しています。
このルノンマルシェは、諫早市内各地で開催されてきましたが、去年(2021年)からJR諫早駅(東口iisa(イーサ)1階の交流広場)にメイン会場が移されました。諫早駅は、今年(2022年)秋の西九州新幹線開業に向け、新しく整備されていて、いま、話題のスポット!この移転によって「マルシェ」への認知度がさらに高まり、マルシェに合わせて、長崎や佐世保、島原など県内全域から諫早を訪れる人も多くなっているとのこと。
今回は、2022年5月3~5日、ゴールデンウイークに開催されたルノンマルシェに、心をわくわく躍らせながら遊びに行ってきました♪
メイン会場の「JR諫早駅」
マルシェのコンセプトは【キレイ・かわいい・美味しい・楽しい・癒しがいっぱい!】
諫早駅会場には、毎回、20店舗ほどのブースが並びます。
会場には、ハンドメイドの雑貨、アクセサリー、洋服、皮製品、スイーツなどの販売や、親子で体験できるワークショップなど、様々なジャンルのブースが並んでいます。どのブースも魅力的で、全てを紹介したいくらい!あちらも、こちらも、と目移りしてしまいますが、5月のルノンマルシェからいくつかのブースをご紹介します。
「Bakery Shop Fleur」(ベーカリーショップ フルール)
開店当時から価格据え置きで美味しさも変わらない、タルト、スコーン、ラスクなどを販売。一番人気はエッグタルト、ミルクティーのスコーン、そしてメロンパンやクロワッサンのミックスラスク。ラスクは油で揚げず、じっくりオーブンで焼き上げているのでヘルシー!
「峰工房」
ご実家が農家。新しい目線での農業を目指し、家族で地元の食材を生かしたスイーツやジャムなどの加工品づくりにも取り組む(生産の1次・加工の2次・流通/販売の3次産業、まで一体化して行う「6次産業」!)。完熟のびわをふんだんに使った「びわドレッシング」は、サラダや焼肉、そうめんにつけて食べるのもオススメだとか♪
「シナリー化粧品」
自然のものだけを使用して作られた、体と環境に優しい化粧品や日用品を販売。赤ちゃんからご高齢の方まで安心して使えると好評。体調に合わせて選ぶアロマスプレーは、グレープフルーツやレモン、ラベンダーなど、天然の香料を組み合わせて作られていて、本場フランスの香料メーカーによる「香りの最高級グレード」の鑑定書付き!
「Bakery Shop Fleur」
タルト、スコーンはイベント限定。種類が豊富でお手頃価格。
「峰工房」
完熟のびわを贅沢に使用した「びわドレッシング」は絶品。
「シナリー化粧品」
アロマスプレーは、最高級の香りと認められた鑑定書付き。
各ブースを回ってお話を伺っていると、皆さん、と~っても思いがアツい!商品づくりのこだわりを、丁寧に話してくださいます。是非、皆さんにも、見て、聞いて、味わっていただきたいですね~。それでは、もう少し、ブースをご紹介します。
「La mer b」(ラメルビー)
天然石を使ったハンドメイドのネックレス、ピアス、指輪など。どれもシンプルで、飽きずに長く使えるデザインが特徴。肌アレルギーの方のために、14kgf(ゴールドフィルド)というアレルギーが出にくいタイプの素材を使ったものもあり♡
「mojo mojo」(モジョモジョ)
一つ一つ、プラバンに絵を手描きし、レジンでコーティングしたブローチ、イヤリング、ピアスなど。軽くて丈夫で、割れにくい。色も形も様々で、全て一点もの。お好みの絵柄でオーダー注文も可。手書きのイラストをプリントしたバッグなども人気♪
「Little Forest」(リトル フォレスト)
日々、忙しいママたちに、ほっと一息してもらえるような子ども服を、と国内外から仕入れ。特にオススメはTシャツとパンツ。素材は綿100%。価格はリーズナブルながらも、洗濯を何回してもよれよれにならないとか。サイズも豊富で、兄弟姉妹で揃えるのも楽しい☆
ルノンマルシェには、現在、長崎県内在住の手作り作家さんなど、およそ300名(店舗)が登録されていて、季節や各回ごとに設定されるテーマにより、出店ブースは入れ替わります(今回のテーマは、ゴールデンウイークに合わせて「家族で遊べるマルシェ」)。また、ブース以外にも、子どもたちに大人気のミニコンサートや、似顔絵コーナー、かわいいぬいぐるみとの撮影会なども開かれています。毎月、お気に入りのブースに通うのもよし。新しい出逢いを探しにお出かけしてもよし。期待に応えてくれる何かがきっと見つかると思いますよ。
「La mer b(ラメルビー)」
シンプルで飽きのこないオリジナルデザインのアクセサリー。
「mojo mojo」
プラバンのオリジナルアクセサリー。軽くて丈夫。
「Little Forest」
オススメはTシャツとパンツ。洗濯しても型崩れしにくく、サイズも豊富。
さあ!続いては親子で体験できる、ワークショップも覗いてみましょう!
「My Style」(マイスタイル)
小物入れやヘアピンなどに、スイーツのようなデコレーションをするスイーツデコ。まずは土台を選び、デコするパーツを選びます。どれにしようかと、悩みまくる子どもたちの表情がかわいくてたまりませんでした。ピンク色や黄色など、可愛いパステルカラーにもトキメキますね♪
「pareta」(パレッタ)
コースターやフォトフレームなどに、好きな色や形のタイルを貼り付けるタイルクラフト。一つ一つタイルを選びながら、「スマイル」の模様を作っていた小学5年生の女の子は、「初めて作りました。できあがったら、家の玄関に飾りたいです」と笑顔で話していました。
「kotori」(コトリ)
白磁の陶器に専用のシールを貼り、800℃の高温で焼き上げるハンドクラフト。子どもに人気のシールは、恐竜や動物、海の生き物など。大人には観葉植物や花、プレゼント用の言葉「ありがとう」や「感謝」などもあり。絵が苦手でも、オリジナルのお皿のできあがり!
子どもたちが楽しそうに、また、一生懸命に何かを作っている姿は、とても微笑ましいですよね。思わず「頑張って~!」と声をかけたくなります。中には、一緒に作品づくりに没頭されている保護者の方も♪親子で楽しむ時間は素敵な思い出にもなりますよね。多種多様なワークショップも、ルノンマルシェの人気の理由のようです。
「My Style」
本物のお菓子のようにデコレーションするスイーツデコ。毎回参加する子どもも。
「pareta」
お母さんと一緒にタイルクラフトを体験中の女の子。玄関に飾るそうです。
「kotori」
食器づくり。男の子のお皿の裏面は海の生き物のシールでいっぱいでしたよ♡
「ルノンマルシェ」の主催者は諫早市在住で、ルノン株式会社代表の神戸操(こうべ・みさお)さん。以前勤めていた会社で、マルシェ事業を担当していたものの、コロナ禍で開催そのものが難しくなり、事業が打ち切られることに・・・。神戸さんは「どんな状況でも、多くの人々が笑顔で集まれる場所を作りたい」と、会社と話し合ったうえで退社を決め、独立してマルシェを継続開催することにしました。
ご自身も2人の子育て真っ最中の神戸さん。「子育てや介護など、様々な理由で、毎日働きに出ることはできないけれど、ハンドメイドでステキな作品を生み出したり、親子で楽しめる『ものづくり』のスキルを持った人がいる。それぞれの動ける時間に、得意分野や経験を生かし、生き生きと働いてもらう場所にしたい」と話していて、マルシェ継続には、妻・母という役割だけにとどまらず、誰もが自分らしく輝いてほしいという思いが込められています。さらに、新幹線開業に向けてワクワクした気分が高まってきた「わがまち」諫早についても「人と人、人と場所を繋ぎ、人の流れを作って街を盛り上げていきたい」と語ってくれました。(※企業や男性も出店できます:要相談)
そんな思いをお伺いした神戸さんの写真、背景が「あれ?諫早駅じゃない!」とお気づきの方・・・。ビンゴ!です。こちらは諫早公園の芝生広場。
今回のマルシェは「人の流れを作りたい」という神戸さんの思いから、JR諌早駅、諫早公園、諫早市美術・歴史館との3会場、同時開催が実現しました。この日はお天気もよく、いずれの会場も多くのお客様で賑わいました♪
そして、各会場を回って感じたことは、出店されている方々もお互いのブースを行き来し、語らい、一緒にイベントを盛り上げよう!という熱気があふれていたこと。お店側も、お客様も、ファミリー感あふれる、とても温かく、居心地の良いイベントだな~ということでした。
だから決めた!次回も、また行こうっと!(^^♪
諫早でのルノンマルシェは、毎月開催されています。
また、時には諫早から出張して、佐世保市や島原市、福岡県や佐賀県でも開催されていますので、お近くで開催されるときは是非、チェック!してくださいね。
なお、開催日時、出店ブース、出店内容等の情報は、マルシェの1カ月~10日ほど前にルノンマルシェのInstagramにアップされます。
また、「ルノンLINE」に登録すると、常に最新の情報が届きますよ。お見逃しなく♪
今、諫早が熱い!ルノンマルシェが熱い!
皆さんも是非、ルノンマルシェで、【キレイ・かわいい・美味しい・楽しい・癒しがいっぱい!】時間をお過ごしくださいね。
「人と人、人と場所を繋ぎ、街を盛り上げたい」と話す神戸さん。
GW期間中に開催のマルシェ。諫早公園の芝生広場会場も青空の下、多くのお客様で賑わっていました。
ルノンマルシェの開催情報などはInstagramやLINEで確認できます。
文・写真:数原有希子
野菜ソムリエプロ、腸活プランナー、スムージースペシャリスト、声の仕事、諫早もりあげガールズ
掲載日:
2022/05/16
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
【JR諫早駅会場】諫早市永昌町1-1