ながさき県民の森は、長崎市と西海市にまたがって位置する西日本有数の広さを誇る森林公園です。
園内には、管理事務所兼展示館である森林館を始め、天文台、木工館、2か所のアスレチック広場や全長88メートルのつり橋、3か所の運動広場など数えきれないほど施設があり一日ではとても周りきれません!
今回は県民の森の魅力をご紹介したいと思います。
森林について楽しく学べる森林館。西日本屈指の大型木造展示館です。
東ゲートから入ってすぐ右手にあるのが冒険の森アスレチック。たくさんのアスレチック遊具があります!
広大な敷地には至る所に地図が。
2018年11月25日には、ながさき県民の森の開園50周年を記念して「県民の森であそぼう!もりフェスタ」が冒険の森アスレチック前付近で開催され、多くの人で会場はごった返していました。
もりフェスタの森の音楽祭では、県警察二胡演奏やハンドベル演奏など本格的な演奏が楽しめ、森のマルシェでは「森林」をテーマに様々な体験ブースがあり誰でも気軽に参加できました。
「自転車体験型タイムトライアル」や「火起こし体験コーナー」、「自然ウォッチング体験」などたくさんの体験型ブースが立ち並び、多くの団体や一般客が集まってどこも大盛況!
森の音楽祭でのハンドベル演奏の様子。遠くまで聞こえてきて癒されました♪
7歳娘がチャレンジ。想像以上にフル回転で漕がないと風船が膨らまない!漕いで漕いで漕ぎまくれ~!!
木による摩擦熱を利用した原始的な火起こし体験。火種を藁に入れて回すと火が起こせるんですが、見る限りかなりの重労働。頑張れ、お父さん!
体験ブースを通り抜け、左手に見える階段を上ると見えるのが冒険の森アスレチックにある17種類の遊具。
この17種類の遊具に5歳と7歳の娘たちはもう夢中!
2人の娘たちが特にはまったのが2列に並んだ丸太をひたすらジャンプして渡るという木製遊具でした。このアスレチック、丸太と丸太の間の距離が微妙に違っているんです。途中、「これ、ジャンプで届く!?落ちるんじゃない!?」という箇所があり、それが子どもたちのチャレンジ精神を引き出していました。
あまりにはまりすぎて帰り際まさかの「もう一度行きたい!」コール。結局17種類すべての遊具を制覇しました。(母、ぐったり)
東ゲートの駐車場から歩いていくと左手に階段が見える。そこを上ると「冒険の森アスレチック」。
シンボル的な遊具「もぐらのトンネル」広場の入り口近くにある人気の遊具!
これが不均等に2列に並べられた丸太。とんでもなく間隔が空いている箇所があり、脱落者続出!
県民の森を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいのが、森林館です。本当に入場料無料!?と思うくらい施設の展示物が充実しています。
とにかく館内は、森林に関するたくさんの不思議を学ぶ工夫がたくさん!
7歳の娘が特に気に入ったのが樹木の香りを当てる展示物。白いボックスの中にはそれぞれ5種類の樹木から抽出した精油(エッセンシャルオイル)が入っていて、鼻を近づけるとその香りが嗅げます。はてなマークの取っ手の裏には香りの答えとなる樹木の写真と説明が確かめられます。
他にも昆虫の世界を描いたミクロ体験シアターやジオラマなど映像で森林について教えてくれるので小さなお子さんでも楽しめますよ!
県民の森を象徴する建物「森林館」。
樹木の香りを当てる展示物。箱の中には、ヒノキ、クスノキ、モミ、クロモジ、スギのどれかの精油が入っています。
ミクロ体験シアターでは、小さなモグラになって土の中に住む昆虫の暮らしを鑑賞できます。
県民の森は山奥深くに位置しているため、空気がとても澄んでいて広大な景色を見るだけで日々の喧騒を忘れ、心身共にリフレッシュすることができます。
静かに森林散策したり・・・
子どもと元気にアスレチック広場で体を動かしたり・・・
森林館で楽しく森について学んだり・・・
木工体験でオリジナル作品を作ったり・・・
ここでの遊びは無限大です。ぜひご家族で訪れてみてはいかがでしょうか?
文・写真 加藤真澄(長崎市南部在住10年目の主婦ライター)
アスレチックの遊具は全て木製。木のぬくもりを感じながらのびのびと遊べる。
家族向けの木工教室もあるよ♪詳しくはホームページでチェックしてね!
樹木を実際に触ったり、香りを嗅いでみたり…県民の森では五感を使って自然について学べるよ。
掲載日:
2018/12/18
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〒851-2421長崎県長崎市神浦北大中尾町693-2