「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」
いまや、日本でもおなじみのハロウィン。元々は古代ケルト人が起源の祭りとのことで、アメリカではかぼちゃをくりぬいた灯篭「ジャック・オー・ランタン」を作ったり、子どもたちが仮装して「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート)」と言いながら近所の家々を回りお菓子をもらったりする、毎年10月31日の恒例行事となっています。
お化けや魔女がモチーフの飾りつけもこの時期、すっかりおなじみで、あちらこちらで季節限定のフォトスポットが作られています。
そこで、今回の「冒険する長崎プロジェクト」では、西海市で開催中の「さいかいハロウィン」の見どころをご紹介します!
「さいかいハロウィン」は、5、6年前から始まりました。エリアが広い西海市内の観光施設を楽しみながらめぐってもらおうと企画されたもので、2021年は10月23日(土)から11月7日(日)まで開かれています。
七ツ釜鍾乳洞、化石の森(旧西海楽園)、伊佐ノ浦公園、道の駅さいかい みかんドーム、長崎オランダ村おもてなしステーション、大島崎戸観光案内所と西海市内6か所がハロウィン仕様となっています。
このうち、みかんドームではかわいいいかぼちゃのオブジェやリアルながいこつを並べたフォトスポットが作られました。スタッフでアイディアを出しながら準備したとのことで、構想から2週間かけて完成させたそうです。子ども向けにはかわいらしさ、大人向けにはちょっぴり怖さも感じるリアリティと、撮影の背景が選べるのがポイントです。訪れた人たちは、普段着でも十分楽しみながら撮影をしているとのこと。なかなか、かわいらしい写真が撮れそうです。
伊佐ノ浦公園では素敵なライトアップオブジェ、七ツ釜鍾乳洞では本物の洞窟にランタンを灯していて、いつもと違った雰囲気が漂っています。
このように各施設で飾り付けが違うため、それぞれディスプレイの違いを見てまわるのも楽しめそうです。
©西海市観光協会
みかんドームでは、かわいらしさとリアリティなどの3テーマのフォトスポットを作成
©西海市観光協会
入口の飾りも忘れずチェック!
©西海市観光協会
七ツ釜鍾乳洞の売店。お化けの姿が目を引きます。
©西海市観光協会
伊佐ノ浦公園では、ライトアップされたお化けが!
©西海市観光協会
隣に座りたいような、座りたくないような・・・
©西海市観光協会
鍾乳洞で、こんな飾りをすると・・・リアルー
「さいかいハロウィン」にあわせて、西海楽園跡地にある「化石の森」が特別解放されています。こちらでもハロウィンのフォトスポットが用意されているほか、石灰質砂岩でできた奇岩群(きがんぐん:波によって変わった形に削られた岩の集まり)を見ることができます。
また、同時開催中の「さいかい丼フェア」(2021年10月1日~11月30日)のチラシには、市内の観光施設などで使用できるクーポンやスタンプラリーがついています。子どもたちと一緒に、「さいかいハロウィン」のフォトスポットをめぐりながら、深まりゆく秋のドライブを楽んでみてください!
写真提供:西海市観光協会
文:冒険する長崎プロジェクト事務局
掲載日:
2021/10/28
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
【七ツ釜鍾乳洞】西海市西海町中浦北郷2541-1
【化石の森】(七ツ釜鍾乳洞近く)
【伊佐ノ浦公園】西海市西海町中浦南郷1133-48
【道の駅さいかい みかんドーム】西海市西海町木場郷496-1
【長崎オランダ村おもてなしステーション】西海市西彼町喰場郷1686-1
【大島崎戸観光案内所】西海市大島町寺島1367-19