今回の冒険家族、戸塚さん親子がやってきたのは、長崎市脇岬町。
こののどかな海辺の漁師町にあるカフェ「きまま焙煎所」を訪ねました。
迎えてくれたのは、菅原真希さん。
「今日は、モビールを作りましょう」
モビールは、簡単に言うと天井から吊るすオブジェのことで、菅原さんは、海岸の漂流物を使ったモビール作り体験を実施しています。
「モビール作りには材料が必要です。まず、海岸に材料を探しに行きましょう」
やってきたのは長崎市脇岬町です。
訪れたのは「きまま焙煎所」です。
戸塚さん親子を迎えてくれたのは、菅原真希さんです。
街の路地を歩きながら、海岸へと向かいます。
漁師町の風情が漂い、ちょっとした街歩きの気分が楽しめます。
路地を抜け、堤防沿いの道路に入ると青い海と砂浜が見えてきました。
砂浜に降りると、心地よい波の音が聞こえます。
「漂流物には2種類あります。流木や貝などの自然物、もう一つは人工物、いわゆるゴミと呼ばれるものですね。これも見方によっては素敵な作品に加えることができます」
街の路地を歩きながら、海岸へ向かいます。
青い海と砂浜が見えてきました。
集めるのは漂流物。自然物と人工物です。
「ちょっと前に海岸清掃をしたので、あまり漂流物はないかもしれないけど、歩きながら取ってもらいます」と菅原さん。
みんなそれぞれ漂流物を探して歩きます。
流木、貝殻、石、プラスチック、いろいろなものがあります。特にテトラポットの間には、たくさんあります。
女の子たちには、やっぱり貝殻や小さい石が人気。
零くんは、流木とウキのようなプラスチックを見つけました。
30分ほど、漂流物を探して、お店に戻ります。
お店の奥の部屋が作業スペースです。
軒にはモビールを作るための紐が何本か垂らしてあります。
「漂流物を使ったモビール作りを説明しますね。まず、流木を横にして紐につけます。それから、左右のバランスを取りながらどんどん下に吊り下げて行きます」
使う材料は、戸塚さん親子が取ってきたものと菅原さんが集めておいた漂流物などです。
女の子達には、やっぱり貝殻や小さい石が人気!
零くんは、流木とプラスチックのウキを発見!
お店に戻り、作業スペースでモビール作りの手順を説明します。
最初に吊り下げる流木を選びます。真っ直ぐな物、曲がっているもの、太いもの、細いもの‥、モビールの基本となるので悩みます。
零くんが選んだものはちょっと長すぎたので、お父さんと一緒にノコギリを使ってちょうどいい長さに切断し、紐を左右に吊り下げます。
友来ちゃんと月絆ちゃんは、菅原さんのアドバイスを受けて、毛糸を流木に巻き付けます。色を混ぜることで、華やかになります。
貝や石を吊り下げるときは、接着剤か針金、紐を使用。
みんな好調、と思いきや、左右のバランスをとるのがなかなか難しいみたい。
最初に吊り下げる流木を選びます。モビールの基本となるので悩みます。
零くんは長かった流木を切断して、ちょうどいい長さにして吊り下げます。
菅原さんのアドバイスを受けて、毛糸を流木に巻き付けます。
夢ちゃんもお母さんに手伝ってもらいながら、2段目、3段目と吊り下げます。
貝殻をタップリ使うのと、2段目センターの松ぼっくりがポイントみたい。
みんな夢中になって時間が経つのを忘れます。
作業にかかる予定の時間は約1時間ですが、とても足りずに30分延長してもらい作業を終了。
女の子たちは可愛さをメインにしたモビール、零くんはウキなどを使った独創的なモビールを完成させました。
できあがったモビールをみんなで観賞会!
見逃せばタダのゴミが、素敵なモビールに変身するなんて、感激です。
持って帰って自分の部屋に飾るのが楽しみだね。
モビール作り体験をした「きまま焙煎所」は、自家焙煎コーヒーが自慢のお店。民泊もやっていて、脇岬の新しいスポットとしての発信を続けています。
ぜひ、お立ち寄りください。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
夢ちゃんはお母さんに手伝ってもらって2段目、3段目と吊り下げます。
零くんは、ウキなどを使った独創的なモビールを完成させました。
できあがったモビールをみんなで観賞会!自分の部屋に飾るのが楽しみだね。
掲載日:
2020/10/07
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒851-0506 長崎県長崎市脇岬町3630-1