冒険県 冒険する長崎プロジェクト ワクワクを探しに出かけよう。

目的で探そう
冒険 266

真っ赤な幸せ!イチゴジャムを作ろう!

今回の冒険者
パパ:木原 亮佑さん ママ:佳奈さん
桜奈ちゃん(12歳) / 杏美ちゃん(9歳) / 咲茉ちゃん(1歳)

今回の冒険の舞台は、南島原市西有家町の「なばやま茶屋ひかり」。雲仙山麓の有明海を望む素敵な場所で木原さん親子を迎えてくれたのは楠田耕三さんです。イチゴ農家なのになぜ、茶屋?と思っていたら、夏場にはイチゴや地元の農産物で作ったシロップが自慢のかき氷店を営業しているからだそうです。
さて、お店の横にあるイチゴハウスへ。真っ赤なイチゴが目に飛び込んできます。
「このハウスのイチゴは『さちのか』という品種です。イチゴ狩りをしたことある人は?」
楠田さんの質問にみんな首を横に振ります。
それでは、初心者にイチゴ狩りの方法を。
「イチゴはそのまま引っ張っても穫れません。90度の角度をつけて引っ張ると穫れます」

  • 「なばやま茶屋ひかり」があるのは、雲仙山麓の有明海を望む素敵な場所です。

  • 迎えてくれたのは楠田耕三さん。奥の左がお店で右がイチゴハウスです。

  • イチゴハウスに入ると真っ赤なイチゴ「さちのか」が目に飛び込んできます。

「せっかくだから、食べてみてください」
楠田さんが差し出したイチゴを口に含んだ杏美ちゃん、「おいしい!」「甘い!」とニッコリ!
試食の後は、お待ちかねのイチゴ狩りです。
「できるだけヘタの方まで赤くなっているのを穫ってね」
さあ、いっぱい、穫るぞ!
桜奈ちゃんは、お父さん、咲茉ちゃんと一緒に穫り始めます。
赤いのを見つけては、エイッ!初めてにしては、上手だね。
果肉のしっかりしたイチゴは意外と重さがあります。
まだ1歳の咲茉ちゃんは穫るよりも食べる方に夢中です。
一方、杏美ちゃんはどうしてもイチゴに角度をつけて引っ張ることができません。
「できない・・・」
みかねたお母さんがアシストします。プチッと音がして赤いイチゴが穫れました。
「ホラ、簡単でしょ」
2度、3度と杏美ちゃんはチャレンジしますが、お母さんに頼ってばかり。
「絶対できるから、一人で頑張って!」
お母さんの励ましに思い切って角度をつけ、力を込めて引っ張ります。
「アッ・・・、穫れた!!」
笑顔が溢れます。

  • 楠田さんから試食をすすめられて、いただきま〜す!

  • 桜奈ちゃんは、お父さん、咲茉ちゃんと一緒にイチゴ狩りです。

  • 杏美ちゃんは、お母さんのアシストがないと穫れないけれど・・・

コツをつかんだ杏美ちゃんは、次々とイチゴをゲット!
パックいっぱい穫ることができました。
もちろん、お父さん、お母さん、桜奈ちゃんも大量ゲットで大満足です。
さあ、お店の厨房で、特別にイチゴジャムを作りましょう!
まず、包丁を使ってヘタをカット。桜奈ちゃんと杏美ちゃんは家でもお手伝いをするらしく、包丁さばきも慣れたもの。お父さんも一緒にカットしてボウルに入れます。
「もうそろそろいいかな?」
楠田さんが計量して約1.5キロになったら、鍋に入れます。続けて500グラムの砂糖を加えます。
白い砂糖がまるで赤い山に降り積もる雪のようで、キレイ!

  • コツをつかんだ杏美ちゃんはパックいっぱいのイチゴをゲットできて、笑顔!

  • お店の厨房でイチゴジャム作り、まずはヘタを包丁でカットします。

  • 鍋に入れ、砂糖を加えます。白い砂糖がまるで赤い山に降り積もる雪のよう!

次にイチゴをつぶします。子どもたちでもラクラク、と思ったら、これが固くて手こずります。
「普通ジャムにするイチゴはこんなに大きくないですからね。私も経験がないくらい、贅沢ですよ」と楠田さん。
ホント、贅沢なイチゴジャムができそうです。
つぶしていくと水分が出てきて、これだけでもおいしそう!
しっかりつぶしたら鍋を火にかけ、時々アクを取りながらかき混ぜます。
途中、レモン果汁を搾って混ぜます。

  • イチゴをつぶしますが、穫れたてで固く、しかも大きいので手こずります。

  • つぶしていくと水分が出てきて、これだけでもおいしそう!

  • 鍋を火にかけ、時々アクを取りながらかき混ぜます。途中でレモン果汁を投入。

約20分ほど煮込んだら鍋を火から下ろします。
「熱いから気をつけてね!」
鍋からイチゴジャムを透明なビンに移します。
本来はここで冷やしてお持ち帰り、なんですが、特別にお店で試食をさせてもらうことに。
トローリとしたイチゴジャムをクラッカーに乗せて、
「いただきま〜す!」
子どもたちは、
「甘い!」
「おいしい!」
お母さんは、
「なんかあったかいのがおいしいね!」
みんなおかわりが止まりません。
穫れたてイチゴを使った手作りジャムの味は格別ですね。

「なばやま茶屋ひかり」は、1〜3月がイチゴ狩り、6月〜9月は、イチゴをはじめ地元の農産物で作ったシロップが自慢のかき氷が楽しめます。また、民泊も行っており、農家体験もできますよ。

※2020年3月21日に撮影しました。

  • 鍋を火から下ろし、イチゴジャムをビンに移します。

  • クラッカーにできたての手作りイチゴジャムを乗せます。どんな味かな?

  • 「甘い!」「おいしい!」穫れたてイチゴを使った手作りジャムの味は格別です。

文・写真 取材ディレクター 中尾知徳

掲載日: 2020/05/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
なばやま茶屋ひかり
TEL
090-3325-6912(楠田)
住所
〒859-2213長崎県南島原市西有家町見岳3303

〒859-2213長崎県南島原市西有家町見岳3303

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり 30台
営業時間
イチゴ狩りは予約制(1月〜3月)
かき氷(6月〜9月頃)11:00〜18:00
定休日
かき氷 月〜金曜日
対象年齢
4歳以上
料金
●イチゴ狩り
 大人   1,700円〜
 小学生  1,000円〜
 未就学児 600円〜
アクセス
島原鉄道島原駅から車で約30分
公式サイト
https://nabayama.wixsite.com/hikari
シェアする
facebook line

アクティビティタグ

この記事は KTNテレビ長崎「冒険県 冒険する長崎 プロジェクト」(毎週水曜日 20:54〜21:00)で 2020/5/27に放送されたものです。Youtube チャンネルでも配信中!
Youtube Channel

こちらもオススメ