長崎市茂木町は新鮮なお魚が味わえる港町で、かつて何軒もの料亭が立ち並んでいました。茂木の町を活性化させようと料亭跡をリノベーションした「NAGASAKI HOUSE ぶらぶら」は、ネットを通じて海外からたくさんのゲストが訪れる国際色豊かなゲストハウスです。
荒木さん親子を迎えてくれたのは代表の大島徹也さん。茂木町周辺の楽しさを知ってもらうためにいろいろなアクティビティを開発しようとしています。
「今日は、海の波が荒いですが、SUPを楽しんでください」
SUPは、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)のこと。その名の通り、ボードの上に立ち、パドルを漕いで海水面を進んでいくスポーツです。SUPのボードは浮力が高いので初心者でも難しくないのが魅力。
初めてのSUP体験、楽しみですね。
荒木さん親子が向かったのは、長崎市茂木町
「NAGASAKI HOUSE ぶらぶら」は、海外からのゲストも多いゲストハウス
迎えてくれたのは代表の大島徹也さんです。
SUPを体験するのは「NAGASAKI HOUSE ぶらぶら」から車で約5分の宮摺海水浴場です。
早速、SUP用のボードを海岸へ運びます。
獅音くんと梨音ちゃんがボードを持ちますが、これが結構重い!
やっと運んだところで軽い準備体操を行い、大島さんが指導を行います。
「まず、パドルの使い方です。ロゴマークが見える方が表になります。パドルを持って右、左、右、左と漕ぎます」
真剣な表情でパドルを動かす荒木さん親子。
「次にパドルの長さを調整します。自分にあった長さにしてくださいね」
海岸へボードを運びます。これが結構重い!
SUP用のボードが揃いました。
パドルの使い方を教わります。
「ボードの乗り方です。真ん中に穴がありますが、サーフィンのボードと違い、股がこの上に来るように乗ります。最初は、座りながらパドルを漕ぎます。慣れたらボードに立ってください。また、海の上で教えますね」
みんな漕ぎ方や乗り方の練習を重ねます。
「大丈夫かな?それではライフジャケットとリーシュコードをつけましょう」
命を守るためのライフジャケット、そして、万が一海に落ちた時、ボードが流れないよう足首とボードを繋ぐリーシュコードをつけます。
ボードの乗り方を教わります。
最初は座りながらパドルを漕ぐんだって。
足首にボードとつながったリーシュコードをつけます。
いよいよ海に出ます。撮影当日は波が荒くボードに乗るのも一苦労。大島さんのサポートを受けながら、まずお母さんがボードに乗り、パドルを漕いで沖合へ。
ここまでは大丈夫。さあ、ボードに立てるかな?
お母さんが何度かチャレンジしますが、なかなか立てません。
続いて獅音くんがボードに乗ります。
こちらも二度、三度とうまくいきません。無理かな?と見ていると、アレッ!スーッと立ちました!
30秒ほどキープしましたが、あえなく海にジャボン!でもスゴイね!
獅音くんは、この後も、何度もボードに立ってパドルを漕いでいます。
獅音くんがボードに乗ります。
さあ、ボートに立てるかな?
獅音くんがボードに立った!スゴイ!
獅音くんの成功に刺激されたのか、10分以上、立てなかったお母さんも・・
立ちました!
でも、パドルを漕いで進むところまではいきません。また、腰を下ろしてしまいました。
でも笑顔、笑顔です。
お母さんは、ここで梨音ちゃんとバトンタッチ。大島さんのサポートでボードに乗った梨音ちゃんは、手を振ってみせる余裕があります。
梨音ちゃんも、何度も立とうとしますが、波に翻弄されてなかなか立てません。
そろそろ終わりにしようかと思っていたところ、海岸に向かってやってくる梨音ちゃんがスーッと立ちました。
成功です!
それを見ていたお母さんも「ヤッター!」
岸に上がった荒木さん親子は、
「ちょっと海が冷たかったけど、楽しかった!」
「もう一度、やりたい!」とすっかりSUPの魅力にハマったみたい。
気分爽快!爽海!のSUP体験でした。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
お母さんもボードに立った!
梨音ちゃんも大島さんのサポートでボードに乗りました。
梨音ちゃんもボードに立ちました!
掲載日:
2019/12/04
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒851-3509 長崎県長崎市宮摺町