波静かな大村湾はマリンスポーツを楽しむには絶好の場所ですが、今回は、迫頭さん親子がシーカヤックに挑戦です。
指導をお願いしたのは、長崎市長浦町で活動する長浦シーカヤッククラブ。長浦シーカヤッククラブは、シーカヤックを気軽に楽しめるよう、約10年前に地元の皆さんによって設立されたクラブで、会長の浦信夫さんと会員の赤崎義紀さんが迎えてくれました。迫頭さん親子はもちろん、シーカヤックは初体験。
「初めての方でも、女性と子どもさんは比較的うまくできます。かえって、大人の男性の方が力まかせに進もうとするからうまくいかないんですよ」と浦さん。ヘエー、そんなものなんですね。
迎えてくれたのは長浦シーカヤッククラブの浦さんと赤崎さんです。
救命胴衣を着けて、シーカヤックのある海岸へ向かいます。
色とりどりのシーカヤックが待っています。
海に入る前に漕ぎ方を教わります。まず、立ったまま、「パドルの先が寝ないように」、「パドルは交互に漕いで」、「パドルが深く入るとブレーキになるから、気をつけて」・・・、浦さんが、具体的に丁寧に指導します。
美里ちゃん、里奈ちゃんは、真剣な表情で、浦さんの動きに合わせて、パドルを動かします。次に、シーカヤックに乗って同じようにパドルを動かします。
まずは、パドルの漕ぎ方を立ったまま教わります。
一生懸命パドルを動かす真剣な表情の美里ちゃん。
シーカヤックに座ってパドルの動かし方を練習します。
陸上で基礎を教わったら、早速、海へ。お姉ちゃんの美里ちゃんが、一番手で漕ぎだします。さすがに緊張した表情。でも、パドルを漕ぐとスーっと前へ動きます。「ウワア〜!」思わず歓声を上げる美里ちゃん。妹の里奈ちゃんも叫びます。「お姉ちゃん、いいなあ〜」。
次は、里奈ちゃんの番だよ。大丈夫かな?
お姉ちゃんの美里ちゃんが、一番手で漕ぎだします。
パドルを動かすと、シーカヤックがスーっと、前へ。
里奈ちゃんの番だよ。大丈夫かな?
美里ちゃんは、すぐにスイスイと漕いでいます。里奈ちゃんはパドルを片方だけ漕いでいたのか、まっすぐ進むことができません。船が係留してある場所に突っ込んで、悲鳴を上げます。「大丈夫?」とお母さん。「大丈夫じゃない!」と里奈ちゃん。
そこに、浦さんが駆けつけ、救出。やっと、抜け出した里奈ちゃん、コツをつかんだのか、自分の思う方向へ漕ぐことができるようになり、笑顔がこぼれます。さあ、お母さん、美里ちゃんも一緒に、ちょっと遠出に挑戦です。
船が係留してあるところに突っ込んだ里奈ちゃんを浦さんが救出。
コツをつかんだ里奈ちゃん、シーカヤックの楽しさがわかってきたみたい。
お母さんも一緒に、遠出しよう。
水面に近いから、シーカヤックからの眺めは別世界。透き通った海の中にたくさんの魚が泳いでいるのを眺めたりしながら、海岸から見えていた小島まで近づくことができました。およそ2時間の体験でしたがあっという間。時間を忘れてしまいます。
初心者でも、すぐに楽しめるシーカヤックの魅力に、迫頭さん親子は、すっかりとりこになったみたいです。
「また、来てくださいね」、浦さんの言葉にうなずく三人でした。
文・写真 中尾知徳
美里ちゃん、乗っている姿がかっこいいね。
里奈ちゃんは、Vサインを出す余裕がでました。
シーカヤックの魅力にはまった迫頭さん親子。また、遊ぼうね。
掲載日:
2018/06/13
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