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大自然が残る「対馬」でカヤックやトレッキングを楽しもう!

対馬は日本列島の中で一番韓国に近いところです。そのため、昔から防衛の島として要塞や城が建てられましたが、その一方で豊かな自然もたくさん残っています。そんな対馬ではカヤックやトレッキングなどアウトドアのアクティビティが楽しめるんですよ!早速出かけてみましょう。

対馬は大きく分けると北部の上島(かみじま)と南部の下島(しもじま)からできていますが、その他にも5つの有人島と102の無人島があります。対馬の海岸は全体的にリアス式海岸。特に中央付近にある浅茅湾(あそうわん)の海岸線は複雑に入り組んでいるので、自然海岸線の長さは日本で一番長いと言われています。
浅茅湾の周辺には公園やレジャー施設がいくつか作られています。その一つが標高176メートルの烏帽子岳の中腹に作られた「神話の里自然公園」です。豊かな自然がたくさん残っている所で、ここではシーカヤックやキャンプなどが楽しめます。この公園には自然の他にも日本庭園やふれあい交流の棟などの施設も作られています。また、公園近くには和多都美神社があります。この神社には5つの鳥居が立っていますが、そのうちの2つは海の中。社殿には陸上から参拝に行くこともできますが、カヤックで海に建てられた鳥居をくぐって参拝することもできます。満潮になると社殿近くまで海水が上がり、その時の神社はまるで竜宮城のように見えます。
その他、烏帽子岳の山頂には「烏帽子岳展望台」があり、浅茅湾の美しい風景や対馬海峡、朝鮮海峡を眺めることができるんですよ。この展望台には途中まで車で行くことができます。

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    神話の里自然公園

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    シーカヤック体験

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    烏帽子岳展望台

対馬の最北端エリアには「異国の見える丘展望台」や「韓国展望所」が作られています。この地点から韓国の釜山までは約50キロしかありません。対馬がどれほど韓国に近いかがわかりますね。天気が良い日には展望台や展望所から釜山市の町並みが見えることもあります。展望所の建物には韓国古代の建築様式を取り入れています。そしてゲートは韓国国際ターミナルのゲートをモデルにしたものです。

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    異国の見える丘展望台。韓国の釜山までは50キロしかありません

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    韓国の古代建築様式を取り入れた韓国展望所

対馬で楽しめるもう一つのアクティビティはトレッキングです。対馬には天然記念物に指定された原生林が3か所もあり、それぞれの所で対馬ならではの自然の風景を見ることができます。最も人気があるのが対馬のシンボルとも言われている霊峰「白嶽(しらたけ)」のトレッキングです。標高519メートルの白嶽は九州百名山の一つ。このトレッキングコースを辿って行くと山頂に到着します。所要時間は往復で約2時間半。
2つ目のトレッキングコースのある「龍良山」は長い間天道信仰の聖地として人間が入ることが許されませんでした。そのため今でも原生林が広範囲に渡って残っています。ここでのトレッキングでは、山頂までは約90分かかりますが、途中にある「スダジイ」の巨木を見て拝んでから引き返す時間短縮のツアーもあります。
3つ目のトレッキングコースは標高494メートルの「御岳」コース。登頂口から山頂までは約90分掛かります。この山はツシマヤマネコの生息地にもなっています。その他、この山には、絶滅してしまった「キタタキ」というキツツキの仲間も住んでいました。

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    対馬の霊峰・白嶽トレッキング

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    白嶽や御岳の原生林トレッキングで浅茅湾を一望

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    「龍良山」コースのトレッキングではこのような巨木にもお目にかかれます。

「舟志(しゅうし)のもみじ街道」は、対馬上対馬町にある舟志川(しゅうしがわ)の川沿いに約7キロに渡って整備された散策路です。その名前の通り、秋になるともみじが色付き紅葉の美しいところとして知られています。毎年11月の初旬には恒例の「もみじ祭り」が開かれます。

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    舟志のもみじ街道は舟志川に沿って作られた散策路です。

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    秋になると美しい紅葉が楽しめます。

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    清らかに流れる舟志川

国定公園として指定されている「鮎もどし自然公園」は対馬の下島にある自然公園です。公園内に流れる瀬川の川底は花崗岩の一枚岩で覆われ、そこに水が流れ川を形成しています。水が少ないときにはこの一枚岩の上を歩くことができますが、何しろ岩の表面が平らでつるつる。とても滑りやすいので川で遊ぶときは注意が必要です。それにしても「鮎もどし」とはおもしろい名前ですね。川を上って来た鮎がこの一枚岩のあたりに来ると滑って下流に戻されてしまう(もしくは、それほどつるつるした一枚岩がある)ことから名付けられたとも言われています。
公園はとても広く、園内にはキャンプ場やバットゴルフ場、わんぱく広場などの施設が整備されています。夏休みになると特性かまど(ドラム缶を半分に割った物)や焼き網などを借りてバーベキューを楽しむことができます。

日本の中で韓国に一番近い対馬は、昔から国の防衛の要塞として大きな役割を果たしてきました。その一方で、大自然が保護された素晴らしい環境が存在する島でもあります。海ではカヤックや海水浴を楽しみ、森林ではトレッキング、キャンプ、川遊び、そして秋には紅葉が楽しめます。対馬に出かけてその自然を満喫しましょう!

写真提供:長崎県観光連盟
文:Setsuko Truong
メルボルン在住のフリーランスライター。旅とアートが趣味で日本国内・海外あちこち旅してきました。長崎は好きな町の一つ!そんな長崎の魅力をお伝えしたいと思います。

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    鮎もどし自然公園内を流れる瀬川

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    鮎もどし自然公園では一枚岩の上で川遊びができるよ。でも滑りやすいので気を付けて!

掲載日: 2019/10/29
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
神話の里自然公園 / 韓国展望所 / 白嶽トレッキング / 舟志のもみじ街道 / 鮎もどし自然公園
TEL
神話の里自然公園:0920-58-1111(対馬市豊玉地域活性化センター) / 韓国展望所:0920-86-4839(対馬市上対馬観光物産事務所) / 白嶽トレッキング:0920-52-1566(対馬観光物産協会・観光情報館ふれあい処つしま内) / 舟志のもみじ街道:0920-86-4838(対馬観光物産協会 上対馬支部) / 鮎もどし自然公園:0920-57-1283(管理棟)
住所
【神話の里自然公園】〒817-1201 長崎県対馬市豊玉町仁位51-1
【韓国展望所】〒817-1723 長崎県対馬市上対馬町鰐浦
【白嶽トレッキング】〒817-0021 長崎県対馬市厳原町今屋敷672番地1(対馬観光物産協会)
【舟志のもみじ街道】〒817-2333 長崎県対馬市上対馬町舟志
【鮎もどし自然公園】〒817-0154 長崎県対馬市厳原町豆酘字西龍良1249-56

【神話の里自然公園】〒817-1201 長崎県対馬市豊玉町仁位51-1

【韓国展望所】〒817-1723 長崎県対馬市上対馬町鰐浦

【白嶽トレッキング】〒817-0021 長崎県対馬市厳原町今屋敷672番地1(対馬観光物産協会)

【舟志のもみじ街道】〒817-2333 長崎県対馬市上対馬町舟志

【鮎もどし自然公園】〒817-0154 長崎県対馬市厳原町豆酘字西龍良1249-56

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり(各施設にご確認ください)
営業時間
【神話の里自然公園】9:00~17:00
【鮎もどし自然公園】9:00~17:00 ※夏期のみ営業
定休日
【鮎もどし自然公園】管理棟:毎週木曜日
対象年齢
全年齢
料金
全スポット無料、但し自然公園内での施設利用には料金発生。各公式サイトで確認。
アクセス
【神話の里自然公園】対馬空港より車で40分、厳原港より車で60分。
【韓国展望所】対馬空港から車で約2時間15分
【白嶽トレッキング】厳原港から車で3分、対馬空港からは車で20分
【舟志のもみじ街道】対馬空港から車で約46分
【鮎もどし自然公園】厳原港から車で約30分
公式サイト
神話の里自然公園 https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/848/
韓国展望所 https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/51952/
白嶽トレッキング https://www.tsushima-net.org/model_course/trekking/shiratake
舟志のもみじ街道 https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/747/
鮎もどし自然公園 https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/819/
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