西海市横瀬郷の「海の駅 船番所」は、西海市の新鮮な海の幸がいただける人気のスポットですが、グルメだけでなく西海市の魅力をもっと知ってもらおうと体験プランのコーディネートにも力を入れています。
今回は古賀さん親子にみかん狩りといも掘りを体験してもらいます。
「海の駅 船番所」代表の山瀧正久さんに連れられて、まずはみかん畑へ。
「このみかん畑は農家さんが丹精込めて育てられたものです。枝を荒らさないようにお願いしますね」
みかん畑の中に入って収穫方法を教わります。
「みかんはですね、ハサミを使ってまず枝から切ります。次にヘタが尖っているとほかのみかんに傷をつけるので、もう一度切ります。これが二度切りです」
ヘエ〜、そうなんですね。ヨシッ、それじゃみんなやりましょう!
パチン!パチン!とハサミの音が響きます。
切ったら二度切りを実践。菫ちゃんは、すぐ慣れて次々にみかんを収穫していいきます。
山瀧さんからみかんの収穫方法を教わります。
みかんは、他のみかんを傷つけないよう二度切りするんですって。
菫ちゃんはすぐ慣れて、次々にみかんを収穫していきます。
虹多くんはちょっと高い所のみかんを穫ろうとして枝にハサミをあてたものの、硬い枝を切るのにおっかなびっくり。
「難しい!無理、無理!」とお父さんに応援を頼みます。
もちろんお父さんは簡単にパチン!
虹多くんは、今度は低いところのみかんを探して、こちらは難なくパチン!と成功。
親子でどんどんみかんをゲットしていくので、4つあったビニール袋はすぐに満杯です。
「せっかくだから食べてごらん!」と山瀧さん。
待ってましたとばかりにみんなそれぞれ皮をむいて、口に放り込みます。
「甘い!」
「おいしい!」
みかん畑で味わうみかんは、贅沢な味ですね。
硬い枝を前に虹多くんは、お父さんに応援を頼みます。
虹多くんは低い所にある実を難なくゲット!
みかん畑で味わうみかん、おいしくないわけがありません。
みかん狩りを満喫した古賀さん親子ですが、これでは終わりません。
山瀧さんがいも畑に案内してくれました。
「この畑は、さくら本舗さんが作っているいも畑です。品種は安納芋ですね」
山瀧さんが鍬を持って畝(うね)を左右から崩すといもが現れます。
「こんな風に掘っていってください。いもの蔓(つる)が目印ですよ」
それでは、菫ちゃん、やってみよう。
初めて鍬を使うにしては腰がしっかりしてる。新体操を習っているというからそのせいでしょうか?
「アッ、何か出てきた!」
蔓の先にいもの頭が見えます。
「さくら本舗」さんが作っているいも畑へやってきました。
初めて鍬を使うにしては腰がしっかりしてる!新体操で鍛えているせい?
「アッ、何か出てきた!」蔓の先にいもの頭が見えます。
さらに鍬を使って掘り進め、一気にいもを何本もゲット!いもづる式とはこのことですね。
思わず笑顔がこぼれます。
虹多くんは、スコップで掘り進め、いもを探し出します。
掘れば掘るほどいもが大量に出てきて、楽しい!
でも、こんなに掘っていいのかしら?
「大丈夫!さくら本舗さんがいくらでもいいっていったから、今日は特別だよ!」と山瀧さん。
それなら、いっぱい穫らなくちゃね。
いもづる式とはこのこと。一気に何本もゲットして思わず笑顔!
虹多くんはスコップで掘り進め、いもを探し出します。
今日は特別にいくらでも穫っていいんだって。
いも掘りに夢中になっていると、さくら本舗の社長さんと奥さんがサプライズで現れました。
しかも、焼きたての焼きいもを持って!
「まだ、熱いから気をつけてね」
手渡された焼きいもは本当にアツアツです。
二つに割ると湯気が立ち上り黄金色の中身が目に飛び込んできます。
「熱い!でも、おいしい!」
ハフハフしながら、みんないただきます。
「皮も食べられるの?」と虹多くん。
もちろん、食べられるよ!
おいしいいもをたくさん味わった後は、さくら本舗の社長さんと奥さんにいも作りについていろいろ教えてもらうこともできました。
充実した西海市の秋の収穫体験、満腹です。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
焼きいもを二つに割るとおいしそうな黄金色の中身が目に飛び込んできます
「熱い!でも、おいしい!」ハフハフしながら皮ごといただきます。
充実した西海市の秋の収穫体験、満腹です!
掲載日:
2019/11/27
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