西海市横瀬郷の「海の駅 船番所」は、西海市の新鮮な海の幸がいただける人気のスポットですが、グルメだけでなく西海市の魅力をもっと知ってもらおうと体験プランのコーディネイトにも力を入れています。
今回は古賀さん親子に稲刈りを体験してもらいます。
「こんにちは!今日は稲刈りには絶好の日和です。よろしくお願いします」と古賀さん親子を迎えてくれたのは
以前、田植えでお世話になった「海の駅 船番所」代表の山瀧正久さんと孫の正馬くんです。
山瀧さんの田んぼには、きれいな稲穂の波が見えます。
「皆さんには鎌で稲を刈ってもらいます。鎌にはギザギザの刃がついてますので、手前に引くようにして刈ってください」
西海市横瀬郷にある「海の駅 船番所」
山瀧さんと孫の正馬くんが古賀さん親子を迎えてくれました。
鎌の使い方を山瀧さんが教えます。
それでは、古賀さん親子の稲刈り初体験です。
「根元から5センチくらいのところで刈って、二株くらい刈ったら後ろにまとめて置いてください」
お父さんと菫ちゃん、虹多くんが、腰をかがめて、鎌でザクッ、ザクッと音を立てながら刈っていきます。
菫ちゃんは、スピーディーに刈るので、
「上手、上手!将来はお百姓さんの嫁になるかな?」と褒められます。
虹多くんの刈り方を見た山瀧さんは、
「刈るときは片足をちょっと後ろに引いて切らないと足を切るから、注意してね」とアドバイス。
みんな一緒になって刈っていきます。
鎌を使って初めての稲刈り体験!
鎌でザクッ、ザクッと音を立てながら刈っていきます。
菫ちゃんは、刈り方を褒められました。
刈り方がうまくなったのを見て、山瀧さんがまたアドバイス。
「後で干しやすいように紐で稲をまとめないといけないので、切り口の端をできるだけ揃えたほうがいいな」
なるほど、というわけで、みんな下を揃えて置きます。
「このザクッ、ザクッっていう音がいいね!」
お父さんに変わってお母さんが加わって稲刈りを3列で行います。
機械化が進み今では鎌を使っての稲刈りは狭い田んぼとかでしかやらないとのこと。
中腰状態でずっと稲刈りするのはやっぱり大変です。
「刈ったら切り口の端を揃えて」と山瀧さんのアドバイス。
みんなでどんどん刈っていきます。
稲刈りにお母さんも加わりました。
だいぶ刈り取りが進んだのを見計らって、休憩タイム。
山瀧さんが用意してくれた新米を使っておにぎりをいただくことに。
炊飯ジャーの蓋を開けたお母さんが
「ふっくら、つやつや!」と声をあげます。
新米をみんなで握っておにぎりにします。
新米の味を楽しめるよう味付けは塩だけ!
休憩タイムに新米のおにぎりをいただくことに。
ふっくら、つやつやの新米です。
味付けは塩だけ!新米をみんなで握っておにぎりに。
「いただきます!」
みんなでいただくおにぎりの味は?
「おいしい!」
「ふっくら、つやつやだね!」
新米がおいしいのはもちろんだけど、青空のもと田んぼで食べるシチュエーションがおいしさをさらにUPしているようです。
「お百姓さんの大変さも知ってくださいね」と山瀧さんの話にうなずく古賀さん親子。
稲刈り体験は、いろいろなことも学べたようです。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
「おいしい!」「ふっくら、つやつやだね!」
田んぼで食べるシチュエーションがおいしさをさらにUP!
お百姓さんの大変さを少しは知ったかな?
掲載日:
2019/11/20
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