佐世保港の玄関口、万津町。
古くから、市営桟橋や朝市など多くの人で賑わっていました。
時代が流れ周囲が近代化されていく中でも、昔ながらの風情が残っていて歩くと何だか懐かしい気持ちになります。
町の大きさもコンパクトで、ふらっと散策するにもオススメです。
昭和40年代当時の市営桟橋の風景
(万津町自治会提供)
朝市は早朝3時から。今日も元気な掛け声が聞こえる。
朝市が近いことから、猫にたくさん出会える。
近年では個性的なお店が次々とオープン。
2017年に漬物工場をリノベーションした商業施設「BRICK MALL SASEBO」がオープンしました。
このエリア一帯を「万津6区」と呼び、若い人を中心に人気のスポットになっています。
万津6区の玄関口「BRICK MALL SASEBO」にある大きな“6”
万津6区の象徴的な場所でもある「BRICK MALL SASEBO」
「BRICK MALL SASEBO」内はもちろん、「万津6区」エリアには個性的なお店がたくさん!
「万津6区」をさらに盛り上げようと、店舗同士のゆるやかなネットワークから、「YOROZU MARKET」というイベントが2018年1月に開催されました。
懐かしさと新しさが交差する町らしく、店舗に加え、地元自治会も一緒に餅つきをするなどして盛り上がりました。
子どもたちも、一緒に餅を丸めたり、佐世保の伝統工芸品「佐世保独楽」の色付けを楽しんだりして、万津町の魅力を体感しているようでした。
佐世保独楽色つけのワークショップも
昔ながらの杵つきで餅をふるまいました!
「YOROZU MARKET」は、地元の万津自治会の人達と一緒に取り組んでいます。
2019年は「6区新春茶会」と題し、町全体でイベントを開催。(1月20日 9:30〜)
「BRICK MALL SASEBO」、「恵比須神社」、「朝市通り」の3ヶ所をメイン会場とし、各店舗でも独自のイベントを企画中との事。
餅つきに加え、新たに朝市の具材を使った朝市鍋などグルメもたくさん(「万津6区」は美味しい飲食店も多い!)
アートやライブもあり、丸一日楽しめるイベントになりそうです。
昭和から平成、そして新しい時代へ・・・。
「万津6区」はお年寄りから子どもたちまで、幅広い世代が一緒に楽しめる場所です。
2019年1月20日開催。二十日恵比寿で今年一年の商売繁昌を祈ろう!
「BRICK MALL SASEBO」を茶室に見立て、お茶関連のお店が並ぶ。
リノベーションでおしゃれな店内
掲載日:
2018/12/28
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〒857-0877 長崎県佐世保市万津町2−9 など