「農的暮らしを作る、旅する。」をコンセプトに、自然との調和を大切にした農的暮らしの体験拠点を謳う「エコヴィレッジ さいかい元気村」。もともとミカン園だった場所を利用して、“むらびと”と呼ばれる会員さんとボランティアで関わる地域の皆さんで活動は行われていますが、会員でなくても参加できます。
体験できるのは農作業やエコハウス作り、昔の暮らしなどですが、今回は本田さん親子がピザ作り体験をメインに挑戦します。
西海市の山間地にある「エコヴィレッジさいかい元気村」
今回お世話になった「さいかい元気村協議会」の皆さん
会長の増山文明さんです。
体験棟でのピザ作り体験は、生地作りから。小麦粉、砂糖、塩、オリーブオイル、イースト、水を混ぜ合わせ、捏ねます。
誰が捏ねるのかな?譲りあいながら、結局、颯くんが捏ねることになりました。普段料理などしない颯くんですが、意外と上手です。15分くらい、生地の色がツヤツヤっとするまで捏ねないといけませんが、最後はお父さん、お母さんにも手伝ってもらいました。
生地の材料は、小麦粉、砂糖、塩、オリーブオイル、イースト、水です。
混ぜ合わせた材料を捏ねます。
颯くんは、捏ねるのが意外と上手です。
生地を発酵させるために寝かせます。その間に、トマト、ミニトマト、ピーマン、玉ねぎなど、「さいかい元気村」産と地元西海産の新鮮な野菜をトッピングの材料としてカットします。ここは、お父さんも活躍。照れ臭そうに包丁を握ります。颯くんもベーコンをカットします。
生地を発酵させるために寝かせます。
トッピングも作ります。お父さんが包丁を握る姿が珍しい。
颯くんもベーコンをカットします。
生地を寝かせる時間は約30分。まだ時間があるので、村を会長さん達が案内します。
空中スライダーに颯くんが挑戦。20mほどの長さを一気に滑ります。さらに、ツリーハウスに登ったり、昔の暮らしの様子を再現した家のかまどや五右衛門釜を見学した後は、ミカン畑へ。緑の実がなっています。申し込めば、収穫体験などもできるそうですよ。
空中スライダーに颯くんが挑戦。
昔の暮らしの様子がわかります。このかまどは今でも使えます。
ミカン畑には緑の実がなっていました。収穫体験もできるそうです。
村の探検を終わって、体験棟へ戻ります。生地の発酵が仕上がっていました。生地は丸く延ばし、その上にトッピングも載せて準備完了。
「ペンペン」と名付けられている窯で焼きます。この窯も、会員の皆さんの自作だそうですよ。最初はお父さんが、次に颯くんが窯にいれます。火力が強力なので1分程度で焼き上がり。早い!
さあ、いただきましょう。アツアツで、しかも自分たちで作ったピザ、さらに屋外で食べるとなれば、おいしさも倍増!手と口が止まりません。本田さん親子は大満足のピザ作り体験でした。
ピザ作り体験以外にもいろいろな体験が「さいかい元気村」にはありますからね。ぜひ、参加してみてください。
文・写真 中尾知徳
手作りの窯に入れて、約1分で焼き上がります。
できたてのピザ。おいしそう〜。
自分たちで作ったピザは、やっぱりおいしいね。
掲載日:
2018/09/12
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