長崎市茂木町の長崎市民の森。長崎駅から車でおよそ30分で気軽に行けて、森林資源を守りながら広大な自然の中で森の楽しさを知ることができる場所です。遠くは、橘湾を隔てて雲仙岳も見ることができる素晴らしい眺めの展望台、運動広場や宿泊施設なども備えています。今回は、「森林体験館」で木工体験。いろいろな工作ができますが、日和ちゃんが選んだのは、時計づくり。さあ、自分だけの時計づくりに挑戦です。
長崎市民の森の展望台。眼下には茂木の港町が広がり、遠くに雲仙岳も見えます。
運動広場にはアスレチック施設もあります。
森林体験館は多目的ホールや木工コーナーなどを備えています。
今回指導していただくのは館長の山下栄樹さんです。時計づくりは、まず、時計の針を取り付ける位置、時間を示す位置を決めます。ガイド紙をハサミで切り、そのガイド紙を時計盤となる板に置いて、キリを使って目安となる穴を開けます。ずれると正しい時間がわからなくなるので慎重に!
山下さんの指導で、時計づくりを開始。
ガイド紙をハサミで切ります。
ガイド紙を時計盤となる板に置き、キリを使って穴を開けます。
次にドリルを使って時計盤にムーブメントを取り付ける穴を開けます。山下さんが機械の使い方をやさしく教えてくれます。もちろん日和ちゃんは初めての経験。うまくできるかな〜。スイッチを入れるとドリルが勢いよく回転。バーを握る手を回すと、ドリルの先端が下がり、時計盤に当たります。ガ、ガ、ガーと大きな音を出して、キレイな穴が開きました!日和ちゃんも嬉しそう!
次の作業は、飾り付け。石やタイル、ガラスなど、色も形もバラバラの素材を時計盤に貼り付けます。日和ちゃんのイメージは、「海みたいにしたい!」。パパやママも手伝います。
ドリルを使っての穴開け作業。日和ちゃん、うまくできるかな〜。
飾り付けのイメージを膨らませます。
接着剤を使って、素材を時計盤に貼り付けます。
飾り付けが終わったら、時計の針を取り付けます。さらに、裏側にムーブメントを取り付け、乾電池をセットすると・・・動いた!日和ちゃんだけの世界に一つの時計が完成!海をイメージしたって、言ってたけど、青いタイルが波みたいできれいだね!
かかった時間は1時間半程度でした。
「難しかったけど、楽しかった!」日和ちゃんは大満足!パパ、ママも参加できて、いい思い出になったようです。
時計の針を取り付けます。
ムーブメントを裏側に取り付け、乾電池をセットすると完成!
世界に一つだけ!日和ちゃんだけの時計が完成しました。
森林体験館では、時計の他に巣箱、ペン立てなどが作れます。釘や金槌、キリなどは用意してあるので、自由に使えますよ。中には材料を持参して日曜大工をする人もいるとか。いろんな楽しみ方ができる木工体験、ぜひ、チャレンジしてみてください。
文・写真 中尾知徳
掲載日:
2018/05/30
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