今回の冒険の舞台は、佐世保駅に近い佐世保市万津町のmanto。
賑やかな4人の女の子がいる厚東(ことう)さん親子を迎えてくれたのは中村みのりさんです。
「今日はオリジナルTシャツを作りましょう」
mantoで作るオリジナルTシャツは無地のTシャツにシルクスクリーン印刷で絵や文字を印刷する方法です。
「この白い台紙にまず鉛筆で絵を描いてください。描き終わったらマーカーでなぞってくださいね」
みんな鉛筆を持って何を描こうかワイワイガヤガヤ!
「絵はなんでもいいですよ。好きな絵を描いてね」
雪珠ちゃんはタピオカ、夏芽ちゃんは眠っているクマ、花鈴ちゃんはハロウィーンの猫にしました。胡桃ちゃんの絵は何か抽象画みたいだけど。お母さんは宝石の首飾りです。
意外と上手だったのがお父さん、厚東親子を表す6ピースのピザだって。
鉛筆で描き終えたらマーカーでなぞって太くします。
迎えてくれたのはmantoの中村みのりさんです。
鉛筆で好きな絵を描きます。何を描こうかな?
マーカーでなぞって線を太くします。
みんなのデザインが完成しました。なかなかバリエーション豊かでユニークなデザインになっています。
次に刷るインクの色を選びます。ピンクやパープル、モスグリーンなど、自分のイメージにあう色を自由に選べるのが嬉しいですね!
選んだ色をスタッフの方に伝えると、スキャンして読み込んだ画像をパソコンで調整。それから機械を使って印刷するための版を作ります。
みんなのデザインが完成しました。なかなかバリエーション豊か!
色を選んだらスタッフの方にパソコンでデザインを調整してもらいます。
機械を使って印刷するための版を作ります。
できあがった版にうっすらと傷のような絵が見えます。インクをのせて刷ると、この部分だけ色が下に落ちTシャツにデザインができるというわけです。
昔は版にシルク(絹)を使っていたのでシルク印刷といっていましたが、現在はナイロンなどでできています。
版はこのままだとフニャフニャしているので、型枠を使ってピシッと張る必要があります。版はツルツルした面を上にして枠に対してまっすぐ置き、ゴムを手で押し込み、さらにローラーで差し込んで張ります。
ゴムを手で押し込む作業は指の先がちょっと痛くなります。ローラーもうまくやらないとゴムが浮き上がってしまいます。
型枠ができたら、刷りの段階に入ります。トップバッターは雪珠ちゃんです。
Tシャツの上に型枠を置き、位置を決め、中村さんが型枠が動かないようしっかりと押さえます。
「それじゃ、練習ね。板の角度を45度に保ち、ギュッと力を入れて手前に引くのよ」
雪珠ちゃんがインクを広げる板にギュッと力を入れて引きます。
「そうそう!じゃあ、本番ね」
中村さんがオレンジのインクを版の上に盛ります。
これが印刷するための版です。うっすらと傷のようなものがみえます。
型枠を使って版をピシッと張ります。
中村さんがインクを版の上に盛ります。
「さあ、どうぞ!」
雪珠ちゃんが真剣な表情で板を引きます。すると鮮やかなオレンジ色が版の上に広がりました。
「ハイ、もう一度!」
雪珠ちゃんがもう一度、力を入れて板を引きます。よし、OK!
中村さんが型枠をゆっくりと引き上げると白いTシャツの上にオレンジ色の絵が現れました!
雪珠ちゃんから「ウワア〜、カワイイ!」と思わず声が出ます。
それを見ていたみんなも「カワイイ!」の大合唱です。
厚東家を表すKOTOの名前とタピオカ!素敵なオリジナルTシャツができました。
ギュッと力を入れて板を手前に引きます。
「ウワア〜!カワイイ!」と思わず声が出ます。
素敵なオリジナルTシャツができました。
同じように刷る練習をしてから、みんな順番に刷っていきます。
刷り上がったTシャツを見た花鈴ちゃんは思わず口を覆って「ウレシイ!」と叫びます。
夏芽ちゃんの寝ているクマもカワイイ!
胡桃ちゃんは両手を叩いて大喜び!
お父さん、お母さんのも素敵なできばえ!お店で売られてもいいようなクオリティです。
カワイイがいっぱい詰まったオリジナルTシャツ作りは、とっても楽しい冒険でした。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
思わず口を覆った花鈴ちゃん。「ウレシイ!」と叫びます。
夏芽ちゃんのは寝ているクマだって。カワイイね!
カワイイがいっぱい詰まったオリジナルTシャツです。
掲載日:
2019/11/06
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