冒険
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今回の冒険は、長崎市の伊王島。長崎を代表するリゾート地ですが、意外と知られていないのが磯遊びです。
古賀さん親子がお世話になるのは、伊王島加工組合。
集合場所の「伊王島ふれアイランド」で組合長の小峰雅司さんが迎えてくれました。
それでは、磯へ！と意気込む古賀さん親子に小峰さんから大事なお話が。
「海には危険な生き物がいっぱいいます。ヒョウモンダコ、カツオノエボシ・・、こういうものを見たら絶対近づかないこと」
写真を使いながら説明する小峰さんの話を古賀さん親子は真剣に聞いています。
しっかり勉強したら、さあ、出かけましょう！
今回の冒険の舞台は長崎市の伊王島です。
古賀さん親子を迎えてくれたのは、伊王島加工組合の小峰雅司組合長です。
出かける前にお勉強！海には危険な生き物がいっぱいだから気をつけて。
「伊王島ふれアイランド」から移動して、やってきたのは「畔の岩這（あぜのいわばえ）」。地元の人は洗濯岩と呼んでいるようで、まさに洗濯板のような波打った岩場が続いています。
案内してくれるのは、加工組合の松山淳さんと佐藤玉昭さんです。
「とにかく岩には海苔がついていて滑りやすいので気をつけてください、それじゃ、海の方に行きましょう」
足場に気をつけながら潮が引いた先の方へ向かいます。
佐藤さんが岩の間に金属製の掻き棒を入れて、何かを獲りました。
「ハイ、これがカサガイ！」
渡されたカイを見た結子ちゃん、
「傘みたい！」と叫びます。
そう、傘の形に似ているからカサガイなんだね。
やってきたのは「畔の岩這」、地元の人は
洗濯岩と呼んでいます。
佐藤さんが掻き棒を使って獲ったのは、カサガイです。
傘の形に似ているからカサガイなんだね。
「カサガイを獲ってごらん」
掻き棒を渡された結子ちゃんが、カサガイ獲りに挑戦！
「ガッ！ガッ！」と音をさせてカイと岩の間に何度も掻き棒を入れます。
すると、岩にしっかりしがみついたカサガイがポロリ！
「獲れた！」と結子ちゃんは嬉しそう！
カサガイの中には、ミナがついているのもありました。
次に見つけたのは、岩の下にビッシリついているカメノテ！
「亀の手に似ているでしょう？だから、カメノテ。おいしいんだよ！」と佐藤さん。
結子ちゃんは、形がちょっと苦手のようですが、これも掻き棒を使ってたくさんゲットしました。
結子ちゃんが、掻き棒を使ってカサガイ獲りに挑戦！
岩の下にビッシリついているのは、カメノテ！
亀の手に似ている！これはね、おいしいんだよ！
磯で見つけられるのは貝だけじゃありません。
「つかんでごらん！」と松村さんが黒い物体を古賀さん親子に渡します。
ツンツンと指で突っついた結子ちゃんは、
「スライムみたい！」
「これは黒ナマコ、ほとんど海水だよ」と松村さん。
「清子ちゃん、触ってみたら？」
お母さんに勧められても、嫌がるかな？と思ったら、清子ちゃん、自分から触りに行きます。
両手で黒ナマコをつかんでは笑顔。なかなか離そうとしません。
清子ちゃんのお気に入りになったみたい。
撮影当日は、気温があまりにも高いため、普段は岩場にたまった海水にいる小魚も、岩の影に隠れて見ることができません。
でも、佐藤さんが小さいカニを見つけて結子ちゃんに渡してくれます。
結子ちゃんが、恐る恐るカニに触ります。
「カニも触れたね！」とお母さん。
松村さんが黒ナマコを渡します。「スライムみたい！」と結子ちゃん。
清子ちゃんは、黒ナマコがお気に入り！なかなか離そうとしません。
佐藤さんが見つけた小さいカニ！結子ちゃんも触れました。
約１時間の磯遊びが終わって、「伊王島ふれアイランド」に戻ってきました。
今日獲った貝を茹でて食べましょう！
「皆さんが獲った貝、それと私たち漁師が獲った伊王島名産のタカジリミナを食べてみてください」
小峰組合長に勧められて、みんなでいただきます。
「オイシイ！」とお母さんと結子ちゃん。
口に運ぶ手が止まりません。
清子ちゃんもタカジリミナを２個、３個とお代わりしています
獲って、食べて、２倍楽しい伊王島の磯遊び！
伊王島加工組合では「椿もち作り体験」もできます。
ぜひ、伊王島でいろいろな体験を楽しんでください。
文･写真 取材ディレクター 中尾知徳
茹でた伊王島名産のタカジリミナ。大きいミナですね。
磯遊びで獲った貝とタカジリミナをみんなでいただきます！
「オイシイね！」お母さんと結子ちゃんの手が止まりません。
掲載日：
2020/09/30
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒851-1101 長崎県長崎市伊王島町2丁目1175-3
