長崎半島の先端に位置する長崎市野母崎地区。
この地区は約1000万本の水仙を楽しむ事ができる「のもざき水仙まつり」が有名ですが、水仙まつりの会場の下にある海岸が絶好の遊びスポットであることはご存じですか?
大きく潮が引いた時には歩いて渡ることが出来る「田の子島」があったり、潮だまりにたくさんの生き物がいたり、海に浮かぶ「軍艦島」が本当に軍艦のように見えるスポットでもあります。
海水浴だけでなく、冬の時期にも楽しめる海岸です。
今回はそんなわくわくスポットへ遊びに行ってきました!
「運動公園前」で下車。
海岸の上には広い駐車場もあります。
青くて大きい海!
長崎バスの「運動公園前」バス停で下車し、歩いて1分ほどで海に着きます。
ここの海は細かいサラサラの砂ではなく、小さな砂利が集まってできている海岸。「靴に砂が入ってなかなか取れない!煩わしい!」なんてことにはなりません。
とても綺麗な貝殻が落ちていたり、キラキラしたシーグラスも落ちているのでぜひ見つけてみて。
目線が高い大人より、目線が低いお子さんのほうが、すぐに見つけられるかもしれません。
海の向こうには軍艦島が見えます。
とてもいい撮影スポットなので、ぜひカメラを片手に行ってくださいね。冬の寒い時期だと、運が良ければ「浮島現象」を見ることができるかもしれません。空気が冷たく、海面が温かい時にだけ見れる、島が浮いているように見える現象です。
軍艦島が浮いている光景は、とても幻想的なはずですよ。
砂の粒が大きい砂浜。
緑色のシーグラス!
軍艦島が綺麗に見えます。
干潮の時間を見計らって訪れると、いつもは海の底にある岩の上を歩くことができます。
小さい石や大きな岩がゴロゴロと岩が転がっており、足元が不安定なので、歩きやすいスニーカーがオススメ。
濡れている岩はすべりやすい場合もあるので、ゆっくり歩いてくださいね。
足元の潮だまりを見ると、小魚がいたり、小さなウニがいたり、つんつんすると紫色の液体を出すアメフラシがいたり。
普段あまり近くでじっくりと見ることがない生き物に、お子さんも釘付けになるはず。
昔、筆者がこの場所を訪れた際、大きい潮だまりにタコがいたこともありました。
また、地元の人たちに「ミナ」と呼ばれ、日常的に食べられている貝もあちこちに!
「ミナ」を手に取りひっくり返してみて、入口が丸い蓋で塞がっていれば、それは本物の「ミナ」です。
小さい足がちょこちょこ見えれば、それは「ミナ」の殻に入った「ヤドカリ」です。
海岸から近い所にいたり、岩の上にちょこんと乗っている「ミナ」は「ヤドカリ」の確率が高く、少し奥まった場所や岩と岩の隙間などに隠れている「ミナ」は本物の「ミナ」の確率が高いですよ。
お子さんと宝探しをするような感覚で、「ミナ」を探すのも楽しいのではないでしょうか。
ぜひ探してみてくださいね。
あちこちに潮だまりが。
このあたりはほとんどヤドカリ!
岩の隙間に隠れていた「ミナ」です。
取材に訪れた日は、秋の風が強い日だったこともあり、人がほとんどおらず海岸を独り占めできました。
テトラポットに座って一休みしていると、トンビが飛んできて、筆者の隣に何かを落として飛び去っていきました。
「なにを落としたんだろう?」と目を向けてみると、なんとそれは生きた魚!
40〜50センチはある大きな魚が、砂浜の上でビチビチと跳ねていました。
空を飛ぶトンビをよく観察してみると、シュッと海面に飛んでいき、魚をくわえて空へ飛んでいく姿が。
運が良ければ「おすそ分けです。」とトンビが魚を持ってきてくれるかもしれませんよ。
テトラポットに腰かけて一休み。
おすそ分けしてもらった魚。
気持ちの良い秋晴れの空をトンビが飛んでいました。
海岸を訪れる際は、干潮の時刻を調べてから行くのがオススメ。
大きく潮が引く時期には、海の向こうに見える「田の子島」に歩いて行くことができます。
最も潮の満ち引きが大きくなる「大潮」の時期の干潮が狙い目です。
干潮は1日に2回ありますが、2回とも同じくらい潮が引くわけではなく、どちらかの潮が大きく引くそう。
さらに夏から秋にかけては、1年の周期の中で最も潮位が高くなる時期とのことで、取材日はタイミングが合わず、干潮の時刻になっても道が繋がりませんでした。
大潮の時期や干潮の時刻については、気象庁のホームページに詳しく載っていますので、要チェックです。
田の子島に行くことが出来ず少し残念でしたが、「違う季節にまた来たい!」と思える楽しいスポットでした。
海岸の上には小さな広場もありますので、海で遊んだあとは、広場でお弁当を広げてピクニックもいいですね。
上を見上げるとヤシの木が青空に映え、南国感を盛り上げてくれます。
波の音を聞きながら過ごせる心地の良いスポットです。
すぐそばの駐車場にはトイレもありますので、その点も安心。
心ゆくまで、潮風を感じながら遊びまわってくださいね。
田の子島周辺の海岸へ、ぜひ行ってみてください!
文・写真:結子 生まれは長崎。育ちも長崎。大好きな長崎のワクワクをお届けします
この日は干潮の時刻になっても道は繋がらず。
海岸の上にある広場。
上を見上げるとヤシの木が!
掲載日:
2019/12/05
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒851-0505 長崎県長崎市野母町568-1周辺