冒険
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今回の冒険の舞台は西海市西海町の「長崎県立西彼青年の家」。
事務室で干野さん親子を迎えてくれたのは所長の中尾和弘さんです。
「今日はネイチャーゲームを楽しんでください」
ネイチャーゲームって何だろうね？
所長と一緒にキャンプ場へと向かいます。
周りは緑一色！鳥の声と風の音が気持ちいい〜。
「ネイチャーゲームは、五感で自然を楽しむゲームです。まずは、これから・・」と所長がいろいろな色がついたカードをみんなに見せます。
「『森の色あわせ』です。今日は、３番の若草色と８番のウコン色をこの周りにある自然のものから探してください。探しおわったら、誰が一番近い色だったか比べてください」
やってきたのは「長崎県立西彼青年の家」です。
中尾和弘所長とキャンプ場へ向かいます。緑一色！鳥の声と風が気持ちいい！
ネイチャーゲームの始まりは「森の色あわせ」！
それぞれカードをもらって、早速、色を探します。
「これは？」
「色が濃いんじゃないの？」
「そうかなあ〜」
似ているようでもちょっと違う・・、なかなか見つけるのが難しいね。
虎太郎くんは、若草色に近い葉っぱを発見！カードと見比べます。
「同じ色！」
そうだね、どんどん探そう！
森の中まで入って栞菜ちゃんが、ウコン色の葉っぱを発見！
「同じ色！」
嬉しいね！
白い紙の上にみんなが集めたものを置いて、カードの色と比べます。
自然にはいろいろな色があることが「森の色あわせゲーム」をやると良くわかるね。
似ているようでちょっと違う。簡単そうで難しいなあ〜。
同じ色！栞菜ちゃんがウコン色の葉っぱを発見！
白い紙の上に集めたものを置いて、誰が集めたものが近いか比べます。
次は・・・
森の中で中尾所長が聴診器を手に説明します。
「木に聴診器を当ててみましょう。何か音がするかもしれませんよ」
栞菜ちゃんが聴診器を木に当てると、
「ドク、ドク、ドクっていってる！」と驚いています。
お兄ちゃんの虎太郎くんも聴いてみると、
「ドク、ドク、ドクッて人間みたいな音がする！」とこちらもビックリ！
木の中を流れる水の音だとか、風に揺れる葉っぱの音なんだって。
大きな木から小さな木まで、聴き比べると、何も聴こえないのがあったり、音が小さかったり、違いがあるのもおもしろい！
お母さんも勧められて聴きますが、アレッ？
大人にはあまり聴こえないみたい。これも不思議だね。
木に聴診器を当ててみよう！何が聴こえるかな？
「ドク、ドク、ドクっていってる！」と栞菜ちゃんが驚いています。
虎太郎くんも聴いてビックリ！不思議だね。
ネイチャーゲームはまだまだあるよ！
グラウンドで中尾所長が渡したカードは、「フィールドビンゴカード」。
「このカードに書いてるものを探して○をつけます。縦、横、斜め、どこでも４つ○が揃ったらＯＫ！だよ」
カードには、すべすべしたもの、アリ、こけ、つる、風の音、くすぐったいものなどの言葉があります。
さあ、探そう！
虎太郎くんは、こけ、ねんりんなどを発見！○をつけます。
さらに、「アッ、アリッ！」
柵の木にいたアリを発見！
ちなみに虎太郎くんと栞菜ちゃんは、虫が大好き！
栞菜ちゃんはゲームそっちのけでダンゴムシを捕まえては手に載せて遊んでいます。
気持ち悪くないの？
「気持ち悪くないよ〜！」と平然としています。
すごいなあ〜！
「フィールドビンゴカード」を使ってビンゴゲーム。見つけたら○をつけよう。
木の柵にいたアリを発見！○をつけよう！
縦、横、斜め、どこでも４つ揃ったらＯＫになるんだね。
さあ、最後のネイチャーゲームは？
「森の中の空中回廊です」と中尾所長。
空中回廊？
森に入るとその名の通り、頭の上に木と木の間に張り巡らされた回廊が縦横無尽に広がっています。
虎太郎くんと栞菜ちゃんは大喜び！声をあげて歩き回ります。
この空中回廊は、西彼青年の家の皆さんが手作りで完成させたもの。
空中を散歩しているみたいでチョー、気持ちいい〜。
五感をフルに発揮する「ネイチャーゲーム」は、自然を楽しく知ることができるうってつけのゲーム。これが無料だなんて感激です。
「長崎県立西彼青年の家」は、「ネイチャーゲーム」の他、キャンプができたり、体育館を使ってのスポーツ、宿泊もできる施設として大人気です。ぜひ、ご利用ください。
ネイチャーゲームの最後は、木と木の間に張り巡らされた「空中回廊」！
空中を散歩しているみたいで、チョー、気持ちいい！
五感をフルに発揮する「ネイチャーゲーム」、楽しかったね！
文･写真 取材ディレクター 中尾知徳
掲載日：
2020/07/29
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