ソーセージは買うもの、と思っていたら、手作り体験ができる場所がありました。それが、川棚町の「長崎浪漫工房」です。
ソーセージの手作りは初めてとあって、ちょっと不安げな柿田さん親子を迎えてくれたのは、工房長の村上志伸さんと中岡千里さんです。
「しっかりと説明、アドバイスしますので、安心してくださいね」と中岡さん。
早速、体験工房へ入ります。柿田さん親子が使用するテーブルには、すでに材料の豚肉や機器が準備されています。
川棚町の「長崎浪漫工房」です。
柿田さん親子を迎えてくれたのは、工房長の村上志伸さんと中岡千里さん。
テーブルには、ソーセージを作る豚肉や機器が準備されています。
「今日使用するのは、九州産の新鮮な豚肉です。豚さんの生命をいただくので、しっかり最後まで作りましょう」と中岡さん。
まず中岡さんが豚のひき肉に香辛料を入れます。
「さあ、良く混ぜましょう」
子どもたちが、みんなで混ぜます。
次にハンドスタッファーと呼ばれる充填機の筒に豚肉を詰めます。
使用するのは九州産の新鮮な豚のひき肉です。
香辛料を入れて良く混ぜます。
ハンドスタッファー(充填機)の筒に肉を詰めます。
長い羊の腸を破れないよう慎重にハンドスタッファーの先端部分に通します。
「羊の腸に詰めるとウィンナーソーセージ、豚の腸に詰めるとフランクフルトソーセージというように名前が変わるんだよ」と村上さん。ヘエ〜、そうなんだ。
さあ、羊の腸に豚肉を詰めよう。龍之介くんと理香子ちゃんは、ハンドルを握り、カチッ、カチッと音をさせながら上手に詰めていきます。真結子ちゃんはお母さんと力を合わせて腸詰め。結構力がいるんだね、頑張れ!
羊の腸に豚肉をつめていくと、ソーセージがどんどん長くなっていきます。
ハンドスタッファーの先端に羊の腸を通します。
羊の腸に豚肉を詰めます。ハンドルを握るのに結構力が入ります。
羊の腸に豚肉をつめていくと、ソーセージがどんどん長くなっていきます。
長くなったソーセージを食べやすくするために、短くしましょう。
「まずソーセージを半分にします。次に左の手のひらをおいて端を右手でモミモミ。そして、左手でクルリンパッと回し、できた輪っかに先端を通します」
最初は難しく感じたこの捻る作業も、繰り返していくとだんだん早くできるようになります。
作業が終わるとソーセージを棒に吊し、スモークハウスへ運びます。
食べやすくするために、捻って短くします。
捩る作業が終わりました。
棒に吊したソーセージをスモークハウスへ運びます。
香りの良い桜のチップを使って燻します。
約30分後、扉を開けて取り出したソーセージは、みんなが良く見るソーセージの色になっています。
「おいしそう!」思わずお母さんがつぶやきます。
燻した後のソーセージはお湯でボイルし、いよいよ試食タイム!
「食べてみる?」中岡さんがハサミで切ってみんなにすすめます。
もちろん、食べるよね。できたてのソーセージの味は?
「おいしい!」と絶賛です。
スタッフも一口いただきましたが、ジューシーさがやはり違います。本当にトン(豚)でもないおいしさです。
子どもたちはおかわりを連発!
それでもたくさん残ったソーセージは、氷で冷ましお土産になりました。
手作り体験の後は、販売コーナーでショッピング。いろんなハムやソーセージもゲットして楽しい時間を過ごした柿田さん親子でした。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
香りの良い桜のチップを使って燻します。
ボイルしたできたてのソーセージ、「食べてみる?」と中里さん。
「おいしい!」とみんな絶賛!おかわりを連発です。
掲載日:
2019/09/25
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