そこに一歩足を踏み入れたあなたは、どこまでも続く暗黒の世界へと吸い込まれるだろう―。
佐世保市の「えぼしスポーツの里」に、ブラックホールなるものがあるのをご存知だろうか。
烏帽子岳周辺の高原の自然や広大な土地を活かして、ローラースケートやソリ、ストリートバスケットなど様々なスポーツや遊びが楽しめるレジャー施設ですが、中でも気になったのが、大芝生広場にある太くて長いホースのような黒いトンネル。
一歩足を踏み入れると、出口が全く見えない!やや怖気づきながらも歩みを進めるも、行けども行けども出口に辿りつかない。まさに出口のないブラックホールのよう・・・。
あなたもぜひ、その暗黒の世界を体感してみては?
どうしても怖くなったら、途中に抜け出せる穴が開いているのでご安心を。私はもちろん、ギブアップしました。
吸い込まれそう
長い上に、やや起伏もあり。
いざ、暗黒の世界へ
「えぼしスポーツの里」には、このほかにも無料で遊べる遊具がいっぱい。
入場料はかからないので、お財布にも優しいし、気軽に遊びに行けるのは嬉しいですよね。
滑り台に夢中のお年頃の2歳の娘は、これまで滑ったことのない形の滑り台に大興奮。ブラックホールには見向きもせず、エンドレス滑り台。ズボンが破ける前にと、別の場所へ誘導し、「ボールプール」に入りました。
0歳から9歳までが入れる大きなボールプール(30分320円)は屋内施設で、万が一雨が降ってきても大丈夫。
滑り台から移動してきたにも関わらず、なんとここにも滑り台がついていて、娘はすかさず滑り心地をチェック。滑り落ちた先で、ボールに足を取られて埋もれていました。助けもせず笑って見ていましたが、ボールに埋もれる感覚が不思議なのか娘もなんだか楽しそうでした。
ちなみに、プールの中で物を落とすと見つからなくなるのでご注意を。
遊具だけじゃ物足りない!もっと思い切り体を動かしたい!
そんな人には、バドミントンやグローブ、フリスビー、フラフープ、長縄跳びなどの道具は貸し出してくれるので、手ぶらでOK!(有料)
流れるプールのような滑り台
ボールプールの滑り台もなかなかの滑り心地。
埋もれる~
大芝生広場の奥には「冒険広場」があります。
木のブランコや小屋があり、子どもたちの好奇心をくすぐります。
木のブランコは、私の重みで倒木したら・・と思うと恐ろしくて乗れませんでしたが、(そもそも大人は乗ってはいけないと思いますが・・)子どもたちなら心おきなく乗ることができて、森の「冒険」が楽しめそう。
また、1周600メートルを走り抜ける「ゴーカート」に、4人乗りもできる「おもしろ自転車」、手すり付きのコースで初心者でも楽しめる「ローラースケート」もあり、一日では遊び尽くせないほど。
大芝生広場の奥にあるよ
木のブランコ
何ごっこして遊ぶ?
また敷地内には烏帽子岳の自然や風土を活かして季節の花々が植えられています。
この日(※取材日2018年11月7日)は美しい紅葉が楽しめました。
春はサクラ、夏は紫陽花、冬はヤブツバキやサザンカ・・と、一年を通して烏帽子岳の自然を体感できます。
「えぼしスポーツの里」は、思い切り体を動かせて、烏帽子の自然を満喫できる、何度来ても楽しめる場所でした。
文・写真 enden(元気ありあまる2歳児の子育て奮闘中、肉とお酒をこよなく愛するアラフォーママ☆)
赤とオレンジのコントラストが美しい
深まりゆく秋を間近で感じます
周辺を木々に囲まれて自然いっぱい
掲載日:
2018/11/20
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒857-0001 佐世保市烏帽子町128番地