冒険家族、田中さん親子がやってきたのは、諫早市高来町の「轟街道ふれあい市」です。
迎えてくれたのは、食事処を経営している有限会社たかきの中瀬 心さんです。
「今日は幻の高来そばのそば打ち体験をしてもらいます。よろしくお願いします」
体験は食事処で行います。
ところで、幻の高来そばとは・・・
「高来そばは、もともと販売というよりは金崎地区で農家の自家用に栽培されてきた在来種です。しかし、年々収量が減っていき、このままでは消滅するのではないかと心配されていたんですね。そこで、地元の有志の皆さんが「幻の高来そば振興協議会」を結成し、おかげさまで、町内で栽培するところが増えています」
なるほど、それは貴重なそばですね。
「今日は二八そばといって、小麦粉二割、そば粉八割で作りましょう」
小麦粉とそばを計量し、ふるいにかけ、こね鉢に入れたらかき混ぜます。
ここは指先だけでかき混ぜるのがポイントです。
田中さん親子がやってきたのは、諫早市高来町の「轟街道ふれあい市」。
「高来そば」は金崎地区で自家用に栽培されていた在来種です。
小麦粉とそば粉を計量し、ふるいにかけ、こね鉢に入れたらかき混ぜます。
次は「水まわし」です。
水を加えてかき回すと、小さなかたまりがたくさんできます。
「そばの匂いを一番感じられる嬉しい時間なんですよ」と中瀬さん。
「ホントだ!いい匂いがするね!」
おからのような状態になったら、水を加えて一つのかたまりにまとめ上げる「練り」の段階です。
ある程度まとまったら、棒のようにする「棒練り」に挑戦します。
「固い!」とお母さん。
意外と力が必要です。
みんなで交代しながら、菊の花に似た「菊練り」などの作業を続け、最後はお餅のような形にします。
次は「水回し」。水を加えてかき回すと、かたまりがたくさんできます。
水を加えて一つのかたまりに。「練り」の段階です。
作業を続けて、最後はお餅のような形にします。
「のし」の段階に入ります。
麺打ち台に生地を置き、最初は手のひらを使って押しつぶして広げます。
広げ終わったら、ここから麺棒の出番です。
麺棒に両手で均等に力をかけて延ばしていきます。
これが結構、難しい!
この作業は、丸く延ばすので「丸のし」や「丸だし」と呼ばれます。
中瀬さんが手伝ってキレイな円形にしていきます。
さすが、プロですね!
麺打ち台に生地を置き、最初は手のひらを使って押しつぶし広げます。
麺棒に両手で均等に力をかけてて延ばしていきます。これが結構、難しい!
中瀬さんが手伝ってきれいな円形にしていきます。さすがプロですね!
丸くて延ばした生地を四角にするのが「四つ出し」です。
麺棒に生地を全部巻きつけ、真ん中の部分に手のひらをあて、力を加えながら転がします。
広げると力を加えた部分が延びて角ができます。
このようにして生地全体が四角になるように延ばします。
「触ってみる?」と中瀬さん。
触るとどこが薄くてどこが厚いかがわかります。
「アッ、ホントだ!」
そこで中瀬さんが均等になるように仕上げます。
生地ができあがったら、たたみます。
さあ、包丁で切っていくよ!
定規になる駒板に沿って、まっすぐに包丁をおろします。
うまく切れたかな?
切れたら駒板をそば1本分ずらして同じように包丁をおろします。
これを繰り返します。
丸くて延ばした生地を四角にするのが「四つ出し」です。
触ってみるとどこが薄くてどこが厚いかがわかります。
定規になる駒板に沿って、まっすぐに包丁をおろします。
4人分のそばができました。
なかなかの出来栄えです。
中瀬さんが茹でて、郷土料理の「どろりそば」を作ってくれました。
文字通り、そばの粘りでどろりとしています。
「ウン、オイシイ!」
お父さんは、ざるそばをいただきます。
「オイシイ!こんな味、初めて食べた!」
自分たちで打って、食べる「幻の高来そば」は格別です。
皆さんも、ぜひ、味わってみてください。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
4人分のそばができました。なかなかの出来栄えです。
郷土料理の「どろりそば」。文字通り、そばの粘りでどろりとしています。
自分たちで打って、食べる「幻の高来そば」は格別です。
掲載日:
2026/02/25
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒859-0112 長崎県諫早市高来町小船津363-5