冒険家族、川内さん親子がやってきたのは、平戸市山中町「紙漉の里 (かみすきのさと)ふれあい施設」。
迎えてくれたのは、地域おこし協力隊の園田美貴さんと施設館長の園田孝さんです。
「今日は紙漉の里ふれあい施設で楽しんでください!」
園田さんは平戸市出身。埼玉県からUターンし、地域おこし協力隊員として令和6年に赴任しました。
「地域おこし協力隊」は、都市部から人口減少の課題などを抱える地方に移住した人を、地方自治体が「地域おこし協力隊員」として委嘱し、一定期間、さまざまな地域協力活動を行いながら、任期終了後もその地域への定住・定着を図る取り組みです。
園田さんは、「紙漉の里ふれあい施設」で子ども会・育成会の支援や応援、環境整備を行っています。
ちなみにこの地区では、昔、紙漉が行われていたことが施設名の由来だそうです。
川内さん親子がやってきたのは平戸市の「紙漉の里ふれあい施設」です。
迎えてくれたのは地域おこし協力隊の園田美貴さんと館長の園田孝さん。
園田さんは「紙漉の里ふれあい施設」で活動しています。
それでは、園田さんのお手伝いをしましょう!
「ちょうどヘチマとゴーヤを植えたので、ネットを一緒に張ってもらえますか?」
お父さん、お母さんが植木鉢を上げて、そこに煌久くんと歌乃ちゃんがネットの端を下に置き、ピンと張ります。
「ありがとう!助かりました!」と園田さん。
ちょうどお昼時です。
館長と園田さんが流しそうめんの準備をしてくれました。
川内さんのお友達家族も一緒に流しそうめんをいただきましょう!
ヘチマとゴーヤの葉を這わせるネット張りのお手伝いをしよう!
家族みんなで力を合わせてお手伝い!
館長と園田さんが流しそうめんの準備をしてくれました。
流れてくるそうめんをお箸で一生懸命つかみます。
「流しそうめんは久しぶりだね〜!」とお母さん。
子どもたちは、お椀いっぱいにそうめんを取って、「いただきま〜す!」
自然の中で食べるそうめんは、本当においしいね!
お腹がいっぱいになったら、周りを散策。
緑のトンネルを通って歩きます。
しばらく歩いて、川の中へ降りていきます。
「ここが沢登りのスタート地点です。子どもたちは夏になると魚を獲ったり、水鉄砲をしたりして遊んでいます」と園田さん。
自然の中で食べるそうめんは、本当においしいね!
お腹がいっぱいになったら、まわりを散策。緑のトンネルを歩きます。
「ここが沢登りのスタート地点です」と園田さん。
足を濡らしながら沢登りをスタート!
小さな子どもでも比較的登りやすくなっていますが、滑らないように注意しながら登っていきます。
水はまだ冷たいけれど、気持ちいいね!
川にはいろいろな生き物がいます。
煌久くんが網ですくった中にいたのは、カワエビ!
他にもタニシなどがいます。
いっぱい獲れたね!
沢登りは子どもたちに大人気です。
水はまだ冷たいけれど、気持ちいいね。
川にはいろいろな生き物がいます。いっぱい穫れたね!
沢登りは子どもたちに大人気!
沢登りから帰る途中で碑を発見!
ナニナニ?「県指定史跡 中野窯跡」だって。
約400年前に開かれた平戸窯のルーツともいえる窯跡です。
この歴史ある場所のすぐそばでキャンプができます。
「紙漉の里ふれあい施設」は、恵まれた自然の中にありながら、平戸市民にもあまり知られていないそう。
園田さんは地域おこし協力隊として、自然環境の良さをアピールするだけでなく、いろいろなワークショップを開催するなど、館長の園田さんと一緒に、もっとたくさんの人にその良さを知ってもらおうと奮闘しています。
活動の様子はインスタグラム「kamisukinosato」で知ることができますよ。
園田さん、頑張ってくださいね!
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
沢登りから帰る途中で碑を発見!「県指定史跡 中野窯跡」だって。
歴史ある窯跡のそばでキャンプができます。
園田さんはもっとたくさんの人に知ってもらおうと奮闘しています。
掲載日:
2025/07/09
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒859-5141 長崎県平戸市山中町28-3