冒険家族、松下さん親子がやってきたのは、雲仙市南串山町の「天洋丸」です。
天洋丸は、橘湾のカタクチイワシを獲り、煮干しにする会社。
「今日は、漁師体験を楽しんでください」と竹下社長をはじめ、漁師の皆さんが出迎えてくれました。
松下さん親子は建物の2階へ案内されました。
網や浮きなどが所狭しと並んでいます。
「ここは網倉庫といって、網を作ったり、手入れをする場所です。今から漁で大切なロープワークを3つ教えます」
ロープワークだって、楽しみだね。
松下さん親子がやってきたのは、雲仙市南串山町の「天洋丸」です。
迎えてくれたのは、竹下千代太社長をはじめ漁師の皆さんです。
漁に使う網や浮きなどが所狭しと並ぶ網倉庫です。
漁師さん達がロープワークを実演します。
「まず、“もやい結び”です。船を係留するときに使われる結び方ですね。次は、“巻き結び”。物に密着した状態で締め付けることができます。最後は、“一重結び”。ロープが短い時など、つなぎ合わせるときの結び方です」
それじゃ、みんなでやってみましょう。
お母さんが見守る中、高也くんは、漁師さんに教わりながら“もやい結び”に挑戦します。
輪っかを作って、下からロープの先を通して、またロープの下を通して輪っかに入れる・・
見ているときはなんだか簡単にできそうな気がしたけど、やってみると難しいね。
何度も何度もやり直して、
「できた!」
佑くんはお父さんと一緒に漁師さんに教わります。
「なんか意味がわかんなくなった!」と頭を抱えています。
それでも、漁師さんが根気よく教えてくれた結果、
「おお〜、完成した!」と佑くんもホッとした表情です。
こうして3つのロープワークを覚えました。
ロープワークは、船だけじゃなく、生活のいろいろな場面で役に立ちそうです。
漁師さん達がロープワークを実演します。
高也くんが、“もやい結び”に挑戦!やってみると難しい!
3つのロープワークを覚えました。
ロープワークを覚えたところで、ノットボードを作ります。
ノットボードは、ロープの結び方がディスプレイされた飾りのこと。
ロープワークで使用したロープと違い、用意されたロープは短いので結ぶのに一苦労です。
「めっちゃ、短すぎる!」と佑くん。
「頑張ってみよう!」と漁師さんに励まされて、進めます。
3つの結びができたら、接着剤でボードに貼り付けます。
完成したノットボードはカッコいい!
インテリアにピッタリだね。
ロープワークを覚えたところで、ノットボードを作ります。
用意されたロープは短いので結ぶのに一苦労です。
完成したノットボードはカッコいい!インテリアにピッタリだね。
ロープワークを終えた松下さん親子は船に乗って港の沖合に出かけます。
ちょっと冷たいけれど、潮風が気持ちいい!
見えてきたのはサバの養殖場です。
生簀の中には、たくさんのサバが泳いでいます。
天洋丸では、出荷の基準に合わない煮干しを餌にサバを養殖していて、「NIBOSABA」のブランドで出荷しているんだそうです。
船に乗って港の沖合に出かけます。
見えてきたのはサバの養殖場です。
生簀の中には、たくさんのサバが泳いでいます。
漁師さんが餌を撒いたところは、急に波が盛り上がり白く泡立ちます。
初めて見る光景に松下さん親子もビックリ!
さあ、餌やり体験をやってみよう!
高也くんと佑くんが餌を手に取って、目の前に生簀の中に投げ込むと、バシャバシャとすごい音をたててサバが集まってきます。
「ウワア〜!」
「サバが見えたよ!」
みんな大喜びです。
高也くんと佑くんどうだったかな?
「すごく楽しかった!」
今回アテンドしていただいた広報担当の竹下恵理さんからは、いろいろなお話をお聞きすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
普段なかなかできない漁師体験、ぜひ、体験してみてください。
また、「天洋丸」では、カタクチイワシの煮干しを作るだけでなく、いろいろな商品開発を行っています。漁網を使ったたわしなど、ユニークな商品もオススメです。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
漁師さんが餌を撒いたところは、波が盛り上がり、白く泡立っています。
さあ、餌やり体験をやってみよう!
バシャバシャと音を立てサバが集まってきます。
掲載日:
2022/01/19
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒854-0703長崎県雲仙市南串山町丙10386