冒険家族、石本さん親子がやってきたのは、長崎市琴海形上町。
あるスポーツのプロ選手がいると聞いて、やってきたのですが・・・
大村湾の海に近い広場でベルト状のラインの上で飛んだり、回転したりする人を目撃!
石本さん親子も思わず「オーッ!」と声を上げます。
カッコイイ!
「こんにちは!松本礼です」
爽やかな笑顔で迎えてくれたのは、松本礼さんです。
長崎市出身の松本さんは、スラックラインメーカー・ギボン所属のプロライダーとして活躍。2024年に帰郷し、スラックラインの普及に尽力しています。
ベルト状のライン上で飛んだり、回転したりする人を目撃!
爽やかな笑顔で迎えてくれたのは、松本礼さんです。
松本さんは、スラックラインのプロライダーです。
「スラックラインは2点間にベルト状の専用ラインを張り、その上でバランスを取りながら楽しむスポーツです」
スラックは英語で、「ゆるんだ」とか「たるんだ」とかいう意味だそう。
上下左右に揺れて弾むことがスラックラインの特徴です。
それでは、乗り方から教えてもらいましょう!
広場の木を利用して張られた2本のラインのうち、30センチほどの高さのラインで練習します。
「足はベルトに合わせて真っ直ぐ、踵でラインの真ん中を踏むのが基本。つま先は自分が安定するところを探してください。手は肩の高さまで上げて、肘から先を楽にしてバランスを取ります。目線はできるだけ前、あんまり下を見ない方がいいです。まずは片足で止まりたいですね」
松本さんがヒョイとラインの上に片足で乗ります。見事に止まっています。
できるかな?結愛ちゃん、やってみよう!
松本さんに手を持ってもらい片足をラインに乗せて、と。
スラックラインは、専用ライン上でバランスを取りながら楽しむスポーツ!
それでは、乗り方から教えてもらいましょう!
できるかな?結愛ちゃん、やってみよう!
「オッ、いいね!」
でも、揺れる!揺れる!
松本さんが手を離すと、
「アッ!アッ!」と結愛ちゃん。
バランスが取れず、アッという間に落ちてしまいました。
簡単そうに見えて、全然簡単じゃない!
「これは練習あるのみ!頑張って!」
結愛ちゃんが何度かチャレンジした後に、お母さん、お父さんも挑戦しますが、やっぱり難しい!
松本さんが手を離すとすぐに落ちてしまいます。
最初は歩くなんてとてもできそうにありませんでしたが、結愛ちゃんは30分ほど練習すると4歩進むことができるようになりました。
細いラインは、揺れる!揺れる!
手を離されると、アッという間にバランスが取れず、落ちてしまいます。
お母さん、お父さんも挑戦しますが、やっぱり難しい!
せっかくだから高さ1メートルぐらいのラインにも挑戦してみよう!
みんな大丈夫かな?
ラインに腰をかけて、「自分で揺らしてください」
上下に揺れるとお母さんは、「ウワア〜!」と悲鳴を上げます。
でも、楽しそう!
お父さんは、というと、
「これは無理だな!」といいつつも徐々に揺らし方を大きくしています。
「慣れると大丈夫ですよ!」と松本さん。
最後は結愛ちゃんの番です。
頑張れ!
腰を掛けることはできました。
せっかくだから高さ1メートルぐらいのラインにも挑戦してみよう!
「これは無理だな!」と言いつつも、徐々に揺らし方を大きくしています。
最後は結愛ちゃんの番です。頑張れ!
腰を掛けることはできました!
「ヨシ、それじゃ、ラインの上に立ってみようか?」
エッ!できるかな?
心配より先に好奇心が優った結愛ちゃん、松本さんやお父さん、お母さんに励まされて、そろそろと立ち上がります。
揺れるラインの上に立ちました!成功!
みんな拍手です。
最後は、松本さんにいろいろな技を見せてもいらいました。ラインの上に片足で立ったり、膝を使ってジャンプしたり、前後に宙返りしたり・・・
自分たちが体験してその難しさを知っただけにそのすごさに改めて感心することしきりでした。
松本さんは、長崎市を中心にまだまだ知られていないスラックラインの魅力を知ってもらうために、体験教室やイベント参加なども増やして行こうとしています。
また、スラックラインのショップも経営されています。
皆さんも、ぜひ、体験してみてください。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
揺れるラインの上に立つことができました!成功!
最後は松本さんにいろいろな技を見せてもらいました。
松本さんのすごさに改めて感心することしきりでした。
掲載日:
2025/02/26
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