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冒険 512

市民が記念植樹~大村・赤似田さくら園で春の訪れを感じよう!

いちご狩りで賑わう大村市のレインボーロードをドライブしていると、「赤似田さくら園→」という看板を見つけ、どんな「さくら園」なのか、いったいどこにあるのか・・・看板に誘われるようにたどっていくと・・・野田町の「赤似田堤(あかにたつつみ)」の方向へ。

「赤似田さくら園」と書かれた駐車場を見つけ、降りて少し、歩くと・・・そこには一面、菜の花の黄色!そしてその奥には、咲き始めたサクラの木々。いったい、何本あるのでしょう。これは、すごい!!
およそ2万平方メートルの敷地に八重桜など約500本のサクラが植えられています。満開を迎えたソメイヨシノからは少し遅れて4月初旬から中旬にかけて、見ごろとのことです。

大村市では、市の花で天然記念物の「オオムラザクラ」を中心に、八重桜で大村市を「さくら日本一」にしようと、その名も「さくら日本一まちづくりの会」が、2017年から市内に50種類、1500本のサクラを植える活動をしています。この赤仁田堤近くにさくら園には、このうち500本が植えられました。

  • さくら園への矢印をたどって向かうと・・・

  • 「赤似田堤」の近くに、一面に菜の花の黄色が広がっています

  • そしてその先に、サクラ。これからが見頃です

この日はまだ、数本のサクラが咲くだけで、ほとんどのサクラはつぼみのまま。それでも、まだ、植えたばかりで木も低く、細いのですが、園内を歩いても歩いても、サクラの木・・・500本のサクラです。これは10年、20年、50年・・・と子どもたちが大人になるころにはものすごい「さくら園」になるのではないでしょうか。想像するだけで、心が震えるような感動です。

そして、1本1本のそばには、「誕生記念」とか「卒業記念」、「結婚記念」、還暦や卒寿、白寿のお祝いとの言葉とあわせ、市民のみなさんのお名前が書かれたプレートが立てられています。最初は、「わぁ、お子さんが生まれたときに植えたんだろうね」とか「卒寿って、90歳。ご長寿だねー」と思いながら、見ていましたが、植えたみなさんの喜びをたどっているようで、みなさんの思いに触れるようで、知らず知らず、胸がいっぱいになりました。
さくら日本一まちづくりの会の代表の川添さんも、「市民一人一人のサクラ。自分のサクラ(マイツリー)が植わっているというのは、子どもの自慢になるんじゃないかな」と感慨深げ。「大村ではソメイヨシノに八重桜、と二度、花見ができるんですよ。ぜひ、遊びにきてください!」と呼びかけています。

  • ご長寿記念のサクラ。ことしもきれいに咲いていますよ

  • サクラの種類がたくさんあることも教えてくれる

  • ピンクと黄色―春の訪れを感じさせる色合い

「赤似田さくら園」は私有地のため、地域住民のご迷惑にならないようにお越しください。菜の花畑の周囲などには鳥獣対策の「電気柵」や檻が設置されています。近くにため池もあります。子どもたちの事故には十分、お気を付けください。

また、まちづくりの会では、サクラの満開の時期に合わせた2023年4月9日(日)には花見会を計画していて、地元の人たちによる豚汁などを振る舞われるそうです(参加費:大人500円、子ども無料)。

  • あぜ道のたんぽぽ。この黄色も鮮やか

  • 菜の花畑をぐるりと取り囲む電流が通っている「柵」に注意!

  • 駐車場あり。「赤似田堤」を目指して進んでください

写真・文:冒険する長崎事務局

掲載日: 2023/03/30
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
赤似田さくら園
TEL
住所
大村市野田町

大村市野田町

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり(無料)
営業時間
定休日
対象年齢
全年齢
料金
無料
アクセス
・長崎自動車道 大村ICから車で14分
・JR長崎駅から車で21分
*「赤似田堤」を目指してください。大村レインボーロード沿いから期間限定で道案内の看板設置あり
公式サイト

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