冒険県 冒険する長崎プロジェクト ワクワクを探しに出かけよう。

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冒険 446

ドキドキ・ワクワクワールド!恐竜博物館を楽しもう!

今回の冒険者
パパ:前野 友明さん
彩葉ちゃん(9歳)

近年、長崎で恐竜の化石が続々と発見されているのを知っていますか?
恐竜のことを知りたい!と前野さん親子がやってきたのは、長崎市野母町の「長崎市恐竜博物館」です。
オオー!入り口にティラノサウルスのオブジェがあるよ!これはいい写真撮影スポットだ!
「今日は『長崎市恐竜博物館』を楽しんでください!」
笑顔で迎えてくれたのは、学芸員の武重胡桃さんです。
武重さんに連れられて、常設展示室へ向かいます。
常設展示室は3つのテーマで構成されていて、まず「長崎の大地」から。
「長崎半島では恐竜の化石がたくさん発見されていますが、その地層は三ツ瀬層と呼ばれ、国内有数の恐竜化石産出層です」
ヘエー、長崎って恐竜の化石王国なんだね。
2つ目のテーマは、「生命の記録」。
「生き物が進化する上で眼と顎を手に入れる事が重要だったといわれています。眼は、最初は単眼、次に複眼、それから人間の眼のような作りに変化していったんですよ」
彩葉ちゃんは、眼の作りの変化を体感できる器具で、その変化を確認します。

  • 前野さん親子を迎えてくれたのは、学芸員の武重胡桃さんです。

  • 常設展示室は3つのテーマで構成、最初は「長崎の大地」から地層を学びます。

  • 「生命の記録」では、進化する上で重要だった眼の作りの変化を確認できます。

3つ目のテーマ、「恐竜の世界」に移動します。
ウワア〜、恐竜のレプリカがいっぱい!
武重さんが前野さん親子をひときわ大きい骨格レプリカの前に連れてきました。
「これはカマラサウルスという草食恐竜です。大きいでしょう?こんなに大きくなったのには秘密があるんです」
竹重さんが彩葉ちゃんに2つの骨の模型を持つように勧めます。
「彩葉ちゃん、どっちが重い?」
彩葉ちゃんは考えながら「左!」と答えます。
「そうだね!よく見ると右の骨に穴があるでしょ?こちらが、カマラサウルスの骨。骨を軽くすることで体を大きくしていったんだよ」
ヘエー、そうなんだ!
武重さんの解説を聞きながら、恐竜のことを知るのはホント、楽しい!
そして、またまた大きな恐竜の骨格レプリカが目の前に!

  • 巨大な草食恐竜「カマラサウルス」の骨格レプリカ!

  • 「カマラサウルス」の大きな体の秘密を模型で確かめます。

  • 武重さんの解説を聞きながら、恐竜のことを知るのはホント、楽しい!

「長崎市でティラノサウルスの仲間の歯の化石が発見されました。これがその実物です」
ガラスケースの中に大きな歯が二つ並んでいます。
なんて大きな歯!
ところでその歯の前にある、この大きな骨格レプリカは?
「愛称は“トリックス“といいます。全長約13メートルで、オランダにある博物館に展示されているティラノサウルスのレプリカです。オランダと交流の深い長崎ということで、特別に許可をもらいました。世界で初めて展示された実物大のレプリカなんですよ」
武重さんはちょっと自慢げです。ちなみに“トリックス“は、オランダのベアトリックス前女王に因んでつけられたそう。

  • 巨大な骨格レプリカの前のガラスケースには恐竜の歯が!

  • 長崎市で発見されたティラノサウルスの仲間の歯です(実物)。

  • 愛称は“トリックス”!オランダの博物館から特別に許可を得たレプリカです。

「ちょっと待ってくださいね」
前野さん親子を置いて、武重さんがどこかにいってしまいました。
しばらく待っていると、展示室の窓側のカーテンが静かに上がり始めました。
「お待たせしました!外を見てください」と武重さん。
海だ!
「日本にある恐竜博物館でこんなに海に近い恐竜博物館はここしかありません!」と武重さん。
確かに海に近い恐竜博物館を実感!すぐそばには砂浜もあり、たくさんの親子が楽しんでいます。恐竜のことが学べて、長崎の海の景色も楽しめるなんて、一石二鳥ですね!

展示室の2階に向かいます。
恐竜が動いて、吠えてる!これは?
「ティラノサウルスのロボットです」

  • 展示室のカーテンが上がると、そこには・・

  • 「日本でこんなに海に近い恐竜博物館はここしかありません!」と武重さん。

  • 展示室の2階、恐竜が動いて、吠えてる!ティラノサウルスのロボットです。

まぶたが動いたり、口が開いたり・・、まるで生きているよう!
最新の学説をもとに再現された長崎市オリジナルのロボットなんだって。
「恐竜も瞬きするんだ!」と彩葉ちゃんも目を奪われています。
海が見える窓側のモニターでは、現在の風景に合わせて恐竜が動いている姿を見ることができます。
遥か昔、恐竜たちがこの長崎で動き回っていたなんて、想像するだけで感激ですね。

展示室を回った後は、ミュージアムショップでお土産も。
恐竜のタマゴ缶チョコクランチやフィギュアが人気だそうです。
「長崎市恐竜博物館」の外には恐竜をテーマにした公園、軍艦島資料館などもあり、全体を「長崎のもざき恐竜パーク」と呼んでいます。
親子で1日中、遊んで、学べるエリアですよ。

文・写真 取材ディレクター 中尾知徳

  • まぶたが動いたり、口が開いたり・・、まるで生きているよう!

  • 海が見える窓側のモニターでは、現在の風景に合わせて恐竜が動いている姿も。

  • 遥か昔、恐竜たちがこの長崎で動き回っていたなんて、感激ですね!

掲載日: 2022/04/13
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
長崎市恐竜博物館
TEL
095-898-8000
住所
〒851-0505 長崎県長崎市野母町568-1

〒851-0505 長崎県長崎市野母町568-1

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり
一般車 135台 大型バス 5台
営業時間
午前9時~午後5時
定休日
毎週月曜日
12月31日~1月1日 ※企画展(有料)の開催中は営業いたします。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
対象年齢
全年齢
料金
●個人 一般 500円 小・中学生 未就学児 200円
●団体 一般 400円 小・中学生 未就学児 160円
*3歳未満 無料
アクセス
JR長崎駅から車で約40分
公式サイト
https://nd-museum.jp/
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この記事は KTNテレビ長崎「冒険県 冒険する長崎 プロジェクト」(毎週水曜日 20:54〜21:00)で 2022/4/13に放送されたものです。Youtube チャンネルでも配信中!
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