2021年の東京オリンピックの新種目「スポーツクライミング」の競技の一つとして注目された「ボルダリング」。長崎県内でもボルダリング体験ができるということを知り大村市の施設に行ってみました。
ボルダリングとは岩や人工の壁面などを登るスポーツで、「ホールド」と呼ばれる取り付けられた突起をつかんで壁の上部の設置されたゴールを目指します。腕や足の力に頼るだけではなく、体の動かし方やどのようにホールドのつかむ場所などを考えることも必要ため、「頭」と「力」を使うスポーツといえます。
今回訪ねた大村市の“Mono Climbing Studio”は、壁の高さが約4メートル。ボルダリングは消費カロリーが高く、普段あまり使わない筋肉を登りながら鍛えることができるため、人気が出ています。
こちらの施設では、日焼けや天候を気にせず屋内でボルダリング体験ができるんです。その上、予約不要で専用シューズもレンタル可能なので、「やってみよう!」と思い立ったらすぐ気軽に体験することができます。
©Mono Climbing Studio
ホールドをつかんで壁をよじ登るスポーツ
©Mono Climbing Studio
こちらが「ホールド」。カラフルだ
さっそく、登ってみた!手足をスタート位置に置いて・・・
初めての体験は「不安・・・」ですが、インストラクターの方がホールドのつかみ方や登りやすいルートをやさしく丁寧に説明してくれるので、安心して登ることができます。
子ども向けの「キッズウォール」や初心者ルート、上級者ルートが設定されていて、自分の能力に合わせてコースを選べるので、小さな子どもでも体力に自信がない方でも楽しく登れます。施設の方によると、子どもや女性の方が小回りがよく、しなやかに動けるので、実は男性よりもうまく登れるそうです。
実際に体験してみると・・・初めはスタート位置のホールドをつかむことがまず大変でした。ですが、初心者でも慣れてくるとスイスイ登ることができるようになり、初めは無理だと思ったコースも気付けばどんどん上に行けるようになっています。コツをつかめば、誰でも楽しくできるスポーツです。
決められたホールドに手をかけて・・・
足をかける・・・よいしょっ
てっぺんにたどり着いた!
特に、てっぺんのゴールまでたどりついたときの達成感はクセになって、どんどん次のレベルに挑戦したくなります。このワクワク感がたまりません!
今回体験したのは平日の昼間だったため貸し切り状態でしたが、週末は親子連れから50代ぐらいまで、幅広い年齢層の人が登りに来るそうです。体験初日は腕がパンパンになってしまうでしょうが、回数を重ねると慣れてくるそうです。
また、体験者同士間隔を取って上れるので、周りを気にすることなく自分のペースで体験することができます。
今回の体験時間は約2時間でしたが、時間が過ぎるのはあっという間でした。
体を動かしたい方や、達成感を味わいたい人は、ぜひ、チャレンジしてみてください。
難しいレベルにもどんどん挑戦!
©Mono Climbing Studio
キッズ用のウォール(壁)もあります
©Mono Climbing Studio
カラフルなホールド
写真:ふるちゃん、モノクライミングスタジオ大村(Mono Climbing Studio)
文:ふるちゃん
長崎県大村市在住の大学生。地元の景色が大好きです。
掲載日:
2022/01/18
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒856-0806 長崎県大村市富の原2丁目892-2