今回の冒険家族、仁田さん親子がやってきたのは長崎市高尾町にあるボードゲームカフェ「SUNNY BIRD」です。
ビルの2階にあるお店に入ると、ウワア〜、壁の棚にはゲームの箱がいっぱい!
迎えてくれたのは店主の平 浩太さんです。
「今日はたくさんボードゲームを楽しんでくださいね」
一概には言えないけれど、電源を使わないテーブルの上で楽しめるゲームをボードゲームと呼んでいるらしい。
とはいうものの、どれをやればいいのかな?
平さんがオススメしてくれたのが、2020年にドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した「スピーディロール」というゲームです。
長崎市高尾町のボードゲームカフェ「SUNNY BIRD」です。
迎えてくれたのは店主の平 浩太さんです。壁の棚には、ゲームがいっぱい!
平さんがオススメしてくれたのが、「スピーディロール」です。
スピーディロールは、ハリネズミに見立てたボールを転がして、キノコや葉っぱ、木の実などのチップを集め、ボードの上でコマを進めるゲームだそう。
「追いかけっこ、鬼ごっこみたいなゲームですね。じゃあ、チップを裏返してください」
チップの裏はマジックテープになっていて、ボールを転がすとピタッとくっつきます。転がすときは、ボードの次のマスに必要な絵柄を狙うのがコツ。それと、チップが5枚以上つくとアウト!1回休みになります。
「忘れていけないのは、1回やるごとにオオカミが3マス進むこと。追いつかれないように進んでね」
ボールを転がし、チップを集めて進めるゲームです。
キノコや葉っぱ、木の実などのチップを裏返します。
チップの裏にはマジックテープがついていて、ボールにくっつきます!
それじゃ、やってみよう!
お父さんが、ボールを転がすと、チップがくっつきました。
「キノコ、葉っぱ、葉っぱ!」
キノコはいいけど、木の葉がマスにないのでハリネズミは進めません。残念!
今度は、樹希ちゃんの番だよ。
「リンゴ、リンゴ、キノコ!」
「キノコ?」
「キノコもないからダメだね。全然進まないじゃん!」
ハリネズミを進めるのに夢中な樹希ちゃんとお父さん。
ボールを転がすたびに一喜一憂しています。
でもこのままだとオオカミに追いつかれちゃう!
「それじゃ、3マス進むのを2マスにしましょう」
そんなことしていいんですか?
「柔軟に遊びを変更できるのが機械にできないボードゲームの良さなんですよ」と平さんが笑顔で話します。
まあ、いいか!
とにかく追いつかれないよう頑張れ!
それじゃやってみよう!お父さんの番だ。くっついたチップの絵柄で進むよ。
樹希ちゃんがボールを転がし、くっついた絵柄で‥でもなかなか進まないね。
このままだとオオカミに追いつかれちゃう!
「ボードゲームは、小さな子どもさんや親子で楽しめるものもあるし、また大人が真剣に3〜4時間かけて楽しめるものもあったり、幅が広いのも魅力ですね」と平さん。
順調にハリネズミを進める樹希ちゃん、途中ジュースで喉を潤します。
「SUNNY BIRD」は、カフェもやっているので、ドリンクも注文できるんです。
さあ、ゲームも終盤です。
「リンゴと何かがあればゴールだよ。狙えるかな?」と平さん。
樹希ちゃんが狙いすましてボールを転がすと・・
お見事!リンゴ、リンゴをくっつけました!
「オオッ!ゴール!」と平さんが叫びます。
やったね!樹希ちゃんとお父さんはハイタッチ!
今回は1匹のハリネズミを樹希ちゃんとお父さんが動かすモードにしましたが、参加者の数だけハリネズミを用意して競争するモードもできます。
平さんが次に出してきたのは「ドブルキッズ」というゲームです。
このゲームは、場に出ているカードのイラストと手持ちのカードに同じイラストがあれば、そのカードをゲットすることができ、集めたカードの数が多い方が勝ちとなります。
狙い澄ましてリンゴとリンゴをゲット!ゴールだ!
やったね!樹希ちゃんはお父さんとハイタッチ!
「ドブルキッズ」は円形のカードに描かれている同じイラストを探すゲーム。
平さんも参加して3人でゲームを開始!
プレイヤーにカードを1枚ずつ裏向きで配り、残りのカードは山札として絵柄を上にして中央に重ねておきます。
「円形のカードにイラストが6つありますが、2枚手に取ると共通するイラストが必ず1つだけ入っているフランス生まれの不思議なゲームなんですよ」
場のカードに描かれているイラストと手持ちのカードのイラストを見比べながら、探していくのは大人でも結構難しいらしい!
でも樹希ちゃんは、あっさりと探し出しゲットしていきます。
「すごいね!」と平さんが驚いています。
このゲームは、樹希ちゃんの圧勝!
さらに、「レシピ」という具材のカードを集めながら料理を作るゲームも楽しみました。
「あ〜、楽しかった!」と樹希ちゃんは大満足です。
「SUNNY BIRD」は、長崎では珍しいボードゲームカフェ。ボードゲームを楽しむもよし、カフェでゆったりするのもよし、誰でもくつろげる空間です。
また、ボードゲームも販売しているので、平さんに相談するのもいいですよ。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
平さんも参加して3人でゲームを開始!
「レシピ」という料理を作るゲームもやりました。
長崎では珍しいボードゲームカフェの「SUNNY BIRD」です。
掲載日:
2021/03/10
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〒852-8111 長崎県長崎市高尾町6-55 リバーサイドFuji2F