長崎県・外海の神浦川をご存じですか。1990年度の水質調査で日本一の清流の一つに選ばれたこともある、とてもきれいな川なんですよ。今回は神浦川を利用して作られた、そとめ神浦川河川公園に遊びに行ってみました。
長崎市中心部から出発し、国道202号線を佐世保大瀬戸方面に向かいます。赤い橋(新神浦橋)の手前で県民の森方面に右折し、神浦小学校を通りすぎると案内板を発見。そとめ神浦川河川公園への矢印があるので案内に沿って1分ほど進むと到着します。車で1時間弱かかりました。駐車場は第一駐車場、第二駐車場と二ヶ所あり、合計100台ほど停められるのでとても便利です。
神浦小学校を通り過ぎると、そとめ神浦川河川公園の案内板があります。
第二駐車場の様子です。たくさん停められるので便利ですね。
第一駐車場には、男女別のトイレと多目的トイレがあります。
公園の周りは、緑がいっぱいで豊かな自然に囲まれており、のどかで落ち着いた雰囲気です。川のせせらぎに誘われて、早速川の中へ入ってみました。川の水は澄んでいて、ひんやりと冷たく、とても気持ちよかったです。
子どもたちは、しっかり水着に着替えて遊びました。周りを見ると、浮き輪を持ってきている子や、ライフジャケットを装着している子もいました。川底は滑りやすいので、大人も子どもも川に入る場合は、脱げないタイプのスイムシューズがあると思いきり遊べると思います。
川のそばには芝生広場もあるので、簡易テントやタープを持ってきている方が多かったです。また、休憩できる屋根付きの建物もありますので、敷物を持って行くと便利です。
神浦川の様子です。
芝生広場には持参のテントを立てる方が多いです。
屋根付きの広い建物があるので、ここで休憩することもできます。
自然豊かな神浦川にはたくさんの水生生物がいます。私たちも、網やカゴなどを持って、川の中を探してみました。蒸し暑い日でしたが、足元は冷たい水に浸かってとても心地よく、時間が経つのを忘れて魚捕りに没頭しました。
今回は結局、カワニナと、モクズガニしか撮影できませんでしたが、他にも、川魚や、カエル、サワガニ、テナガエビも発見しました。また、川の周りには、トンボやバッタなどの昆虫もたくさん生息していました。
大人も子どももみんな、網やバケツなどを持って、思い思いに川遊びを楽しんでいましたよ。
網を持って魚を待ち構えます。
カワニナを見つけました。
モクズガニを発見!
川岸には、神浦川の水を利用して作られた河川プールがあります。プールの一番広い部分は10メートルぐらいの幅があり、撮影日の水の深さは、深いところで60センチメートルほどでした。川の流れがちょっと怖いと感じる子どもたちも、安心して水遊びを楽しめそうです。河川プールにつながっている浅い小川でも、遊んでいる子がたくさんいました。
また、公園内には遊具広場もあり、ブランコやターザンロープなどが設置されています。水遊び以外にも子どもが楽しめる場所があるので便利です。
川の水を利用した、河川プールがあります。
浅い小川もあるので、ここでも遊べますよ。
遊具もあるので気分転換もできますね。
川沿いには遊歩道があるので、神浦の豊かな自然を感じながら、のんびりと散歩するのも気持ちよさそうです。
昆虫採集をするのもよし、水生生物を捕まえるのもよし、涼を求めて水遊びをするのもよし、テントを張ってゆったりと過ごすのもよし、たくさんの楽しみ方ができるそとめ神浦川河川公園は、とても魅力的なスポットです。
自然がいっぱいの公園で思いきり遊んでみませんか。
冷たい水の中はとても気持ちよかったです!
遊歩道もあるので、のんびり散歩をするのもいいですね。
川で遊ぶときには十分に注意をすることが必要です。
文・写真/ひらのえり
長与町在住。子どもと屋外で遊ぶのが大好きで、いろいろなスポットに出かけています。
掲載日:
2020/08/07
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〒851-2405 長崎県長崎市神浦向町791