佐世保市総合教育センター内にある佐世保市少年科学館「星きらり」。ここはサイエンスショーやプラネタリウムなど、楽しみながら科学を学べる仕掛けがたくさん!入場無料のため、だれでも、いつでも、なんどでも訪れたくなる施設です。今回はそんな佐世保市少年科学館「星きらり」へ、わくわくを探しに行ってきました!
同じ建物内には公民館と教育センターがあり、老若男女が訪れる施設です。
取材に行った日は施設内の桜が満開。お散歩がてらふらっと寄るのもいいですね。
科学館の隣には大きなグラウンドがあり、子どもたちが走り回っていました。
館内に入ると、左手に広々とした実験室があります。
こちらの実験室では、土日の14時からサイエンスショーを行っていて、月ごとに変わるテーマも「乗ってみよう!ホバークラフト」や「燃える実験ショー」など子どもたちの興味をそそるものばかり。
実際に体験できる実験ばかりのため、子どもたちも飽きずに楽しむことが出来ること間違いなし。参加無料でなおかつ予約も不要なので、気軽に参加することができますね。
こちらがサイエンスホール。広々とした実験室は清潔感に溢れています。
実験室の前に展示してあるプラネタリウム投影機。実際に操作することができます。
入口のホワイトボードに貼られている科学者の名言。勉強になります。
2階へ上がるとプラネタリウムがあります。ドームの直径は8メートル、座席数68席と小規模ではありますが、12万個もの星が視界いっぱいに飛び込んでくる様は圧巻。まるで星が自分に迫ってきているような迫力を感じるプラネタリウムです。しかも高校生以上310円、4歳から中学生は150円で鑑賞でき、お財布にも嬉しいですよね。投影時間によって作品も異なるため、予めホームページで上映時間と見たい作品をチェックしておくと安心です。
また、プラネタリウムで満天の星を見て「次は本物の星をいっぱい見たい!」とわくわくが止まらなくなった子どもたちに朗報!星きらりでは年に12回、天体観望会を行っています。天体観測室にある口径200mmの天体望遠鏡で見る星は大迫力!さらに長崎天文協会会長の松本直弥氏の生解説付きという贅沢さ。こちらは事前予約が必要ですので、予め窓口か電話でのご予約をお忘れなく。
この日はポケモンのプラネタリウムやユニバーサルヒーリングの上映が行われていました。
プラネタリウムの入口には、こういった嬉しい気遣いも。
本棚には科学の本がズラリ!
館内にはほかにもたくさんの展示物があります。「ドレミパイプ」を叩いて音楽を奏でたり、「3Dスコープ」を覗いてみたり、「空気砲」で的を狙ってみたりなど、遊んで学べる展示物がいっぱい。展示物のひとつひとつに、とても丁寧な説明文が添付してあり、子どもだけでなく大人も思わず「へぇ~」と唸るものばかりです。
また、「おもしろ科学工作ひろば」では実際に工作をして遊ぶことができます。取材に行った日はプラ板づくり体験が行われており、一生懸命に絵を描いて、オーブンを覗き込む子どもたちの姿が。スタッフの方がつくり方を優しくレクチャーしている姿がとても印象的でした。プラ板づくりの他にも、イプシロンロケットを飛ばしたり、四万十川こいのぼりをつくったりと、工作の内容は毎週末変わるそうですよ。
おもしろ科学工作ひろばでは係員の方が優しくレクチャーしてくれます。
パチンコ玉がころころ!何度も遊びたくなります。
手作りでぬくもりのある展示物もたくさんあります。
他にも星きらりには、特別企画展やフライトシュミレーター、星座チャレンジゲームなど、遊びゴコロをくすぐる展示がたくさん!大がかりな展示物から、日常の中に潜む科学の不思議を教えてくれるちょっとした仕掛けまで、見逃さないでくださいね。科学の力や宇宙の神秘をからだいっぱいで感じる体験はきっと一生ものになるはずです。学んで遊んで楽しめる「星きらり」ぜひ訪れてみてください。
文・写真:結子 生まれは長崎。育ちも長崎。大好きな長崎のワクワクをお届けします。
壁際にひっそりといるかわいいカメさん。のそのそのぼっていきます。
エアロバイクを漕ぐと磁力が発生して星座ができあがります。
クイズに挑戦できるコーナーも!楽しみながら学びにもなりますね。
掲載日:
2019/05/28
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
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