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冒険 096

コスモスのパワーを感じる!コスモス花宇宙館で遊ぼう!

今回の冒険者
パパ:原 崇さん / ママ:紗希さん
絢翔くん(4歳) / 心乃花ちゃん(2歳)

諫早市白木峰町、多良山系中腹の標高約330メートルにあるコスモス花宇宙館。
「白木峰高原は、秋になると約20万本のコスモスが咲き誇ることで有名です。そのコスモスと宇宙のコスモスを感じられる体験学習施設がこのコスモス花宇宙館です」と副館長の岡部一樹さん。
でも、宇宙のコスモスを感じられるってどういうこと?と、原さん親子は思いつつ、まず、館内で行われていたグラスャンドル作りに参加しました。コスモス花宇宙館では、土日などに折り紙教室や科学教室など、小さいお子さんでも参加できる様々な体験教室が企画されています。取材に伺った日に実施されていたグラスキャンドル作りはいたってシンプルなので、小さいお子さんでも安心して参加できます。
最初に好きな形のグラスを選びます。お父さんと絢翔くんと心乃花ちゃんは円筒型を、お母さんはハート型を選びました。

  • 特徴的な形のコスモス花宇宙館にやってきました。(写真提供:コスモス花宇宙館)

  • 副館長の岡部一樹さんに案内されてグラスキャンドル作りの会場へ。

  • まず好きなグラスを選びます。

次にビー玉と飾りを選びます。
「飾りは多すぎるとよくないから、あまり多く取らないようにね」
指導する先生のいうことを聞かずに心乃花ちゃんがいっぱい取ろうとするのをお母さんが慌てて止めます。でもいっぱい入れたいよね、心乃花ちゃん。
それから色のついた砂を選びます。
テーブルの上に選んだ材料を置いたら、まずグラスに色のついた砂を入れます。
「種類の違う色はかきまぜないようにね」
絢翔くんはお母さんと一緒に濃い青と薄い青、オレンジを。心乃花ちゃんはお父さんと一緒に、ピンクとオレンジ、黄色を入れたのはいいけれど、またもや注意を聞かずスプーンでかき混ぜてしまいました。あ〜あ!
砂を入れたらその上にビー玉と飾りを置きます。

  • ビー玉と飾りを選びます。

  • グラスに色のついた砂を入れます。順番はよく考えてね。

  • 「種類の違う砂はかき混ぜないように」っていわれたのにね。

「貝殻も入れていいからね」
先生にいわれてキラキラする薄い貝殻を散りばめます。随分おしゃれになりました。
横から見るとやっぱり心乃花ちゃんのは砂の色が少し混じってます。でもこれはこれでいいかも。キャンドルにするならこれに芯を入れるのだそうですが、みんなは芯を入れないオブジェ派のようです。
先生がやかんに入れて溶かしたロウのジェルをグラスに注ぎます。冷えて固まるまで約30分かかるそうです。

  • 飾りを置く場所はピンセットなどを使って微調整。貝殻も入れておしゃれに。

  • 横から見たらこんな感じ。右の心乃花ちゃんのはやっぱり砂の色が混じってる!

  • 溶かしたロウのジェルを注ぎ、約30分待ちます。

キャンドルグラスができあがるまでの間、岡部副館長に館内を案内してもらうことに。2階の展示ホールに入ると絵がいっぱい展示されています。しかも、よく見るとすべてコスモスの絵!これは一体?
「このホールは諫早市出身のコスモス画家、荒木幸史画伯の作品を展示しています。残念ながら荒木画伯は昨年亡くなられましたが、たくさんの作品があるのはここだけです。そのため、全国からファンの方がいらっしゃいますね。」
絢翔くんと心乃花ちゃんは、何がなんだかわからないみたいだけど、お父さんとお母さんは熱心に鑑賞しています。ここは心を癒すコスモスなんだね。
*絵画はコスモス花宇宙館の許可を得て撮影しました。

  • 2階の展示ホールは、コスモスの絵がいっぱい!

  • 印象的なコスモスの絵。荒木幸史画伯は一生涯コスモスの絵を描き続けた人です。

  • 絢翔くんと心乃花ちゃんにはまだ難しいかな?

「さあ、それじゃ、宇宙のコスモスを感じに行きましょうか?」
岡部副館長が扉を開けて3階から4階に続く暗い階段を上っていくと、
「オオッ!」
お父さんとお母さんが思わず声を上げます。
目の前に大きな天体望遠鏡が!これが宇宙のコスモスを感じる天体観測室なんだね。
大きな反射型天体望遠鏡をはじめ、6台の天体望遠鏡に絢翔くんもテンションが上がります。
「絢翔くん、本当はここは青空になります!今日は残念ながら雨なので屋根が開けないんだ」
岡部副館長は本当に残念そう。仕方がないので、反射型望遠鏡をみんなで覗くことに。
「見える!見えるよ!お父さんや心乃花ちゃんが見える!」
絢翔くんが嬉しそうにつぶやきます。
「晴れていれば昼でも天体観測ができるのになあ。また、来てよ」と岡部館長。
絢翔くんはうなずきます。

グラスキャンドル作りの会場に戻ったみんなは自分の作品を受け取りました。記念に写真を撮ろう。ハイ、ポーズ!
天候は残念だったけど、いろんなコスモスを見て感じた原さん親子でした。
今度は、晴天のときに宇宙のコスモスを、秋には花のコスモスを楽しんでくださいね。

文・写真 中尾知徳

  • 大きな反射型望遠を覗いてみよう!

  • 晴れていれば天井が開いて昼でも天体観測が出来ます。(写真提供:コスモス花宇宙館)

  • 素敵なグラスキャンドルができたよ。ハイ、ポーズ!

掲載日: 2019/03/06
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

インフォメーション

スポット名
コスモス花宇宙館
TEL
0957-23-9003
住所
〒859-0307長崎県諫早市白木峰町827-1

〒859-0307長崎県諫早市白木峰町827-1

※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報
あり
500台(無料)
営業時間
10:00〜20:00(火曜〜木曜)
10:00〜22:00(金曜〜日曜)
定休日
月曜日
(祝日の場合は開館で翌平日が休館)
対象年齢
全年齢
料金
入館料無料
体験料金は、内容によって変わります。
アクセス
JR諫早駅から車で約20分
公式サイト
http://www.w-cosmos.jp/
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アクティビティタグ

この記事は KTNテレビ長崎「冒険県 冒険する長崎 プロジェクト」(毎週水曜日 22:54~23:00)で 2019/3/6 に放送されたものです。Youtube チャンネルでも配信中!
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