林田さん親子が向かったのは橘湾に面した雲仙市小浜町の富津港。ここで、今回の冒険の案内人、関浩司さんにご挨拶。関さんは、巻網漁の船長さんですが、富津港の良さを知って欲しいと「イカダを使った魚釣り」体験を行っています。
ライフジャケットを着けたら、関さんの船に乗って出航。普段、漁船に乗ることなんてないので、子どもたちだけでなくお父さん、お母さんもワクワクしています。
雲仙市小浜町の富津港です。
今回、お世話になった船長の関浩司さん。
ライフジャケットを着けて、出航!ワクワクするね。
港を出て5分程度で釣り場に到着。イカダは板場をしっかり組んであるから安心して魚を釣ることができます。イカダといっても生簀なので中には魚が勢い良く泳いでいます。時期によって魚は違いますが、7月だとサバ、アジなどだそうです。
餌、釣竿は用意してあるのですぐ釣ることができます。とはいっても子どもたちは初めての経験。「針が餌からできるだけ見えないようにしたほうがいいからね」と関さんのアドバイスに従って餌をつけ、早速、糸を垂らします。すぐさま蒼空くんの竿にかかった!と思ったら、残念!竿を上げる前に餌だけ取られてしまいました。蒼空くんもがっかりした顔をしています。
関さん、釣るコツは?「それは・・・我慢かな?」と関さんが笑っています。そうこうするうちに、また蒼空くんの竿の糸が海中に引き込まれます。今度は大丈夫そうです。「かかったよ!」大きな声で蒼空くんが叫びます。勢い良く竿がしなり、魚が空中に跳ねています。
糸を垂らして、さあ、何が釣れるかな?
魚がたくさん泳いでいるのが見えます。
かかった!蒼空くんの竿がしなります。
釣れたのはサバです。ピチピチ跳ねる魚を手に捕まえて、ドヤ顔の蒼空くん。初めて生きた魚を手にして嬉しさもマックス!
続いて、菜々海ちゃんとお母さんの竿にも手応えが。こちらもサバが釣れました。でも、魚が怖くて菜々海ちゃんは触れません。大丈夫かな?
しばらくすると、みんなが次々に釣れるようになりました。菜々海ちゃんも慣れてきて、魚釣りが楽しくなってきたみたい。遂に手に捕ることができるようになりました。約1時間で釣れたのはサバが10匹でした。大漁、大漁!
釣れたのはサバです。
捕ったぞお〜!ドヤ顔の蒼空くんです。
菜々海ちゃんもサバをゲット!
釣った魚は食べなきゃね。港に戻った林田さん親子は、車で10分ほど移動して、小浜の街中にある「海幸(かいこう)」という物産店へ。ここは、小浜の海産物などを販売していますが、バーベキューコーナーを併設しています。魚は関さんがキレイに捌いてくれました。さあ、焼くぞ!蒼空くんが炭火の上に並べていきます。
バーベキューの場所は、「海幸」。小浜の街中にあります。
関さんが捌いてくれたサバです。
蒼空くんがサバを焼きます。
時間が経つにつれて食欲をそそるいい匂いが立ち込めます。関さんが、焼き加減を確かめて、Go サイン!みんなでいただきます!
菜々海ちゃんが「これ、菜々海が釣った魚。おいしい!」、蒼空くんも「おいしいね!」自分たちで捕った魚は、おいしさも違うみたい。子どもたちは大満足です。
釣って、食べて、楽しめる「イカダで魚釣り」。おすすめの冒険です。
文・写真 中尾知徳
炭火で焼くサバ。いい匂いが立ち込めます。
自分たちで釣った魚は、おいしさが違うね。子どもたちは大満足です。
掲載日:
2018/08/15
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