今回の冒険は、「長崎しま旅 わくわく乗船券」を利用して五島へ。
「長崎しま旅 わくわく乗船券は、本土と離島を結ぶ乗船券と体験チケットがセットになった、とってもお得なチケット!しまの旅が何倍も楽しくなりますよ!*
冒険家族、濱口さん親子は初めての五島とあって、ウキウキワクワク!
長崎港からジェットフォイルで約1時間30分、五島に到着です。
*「長崎しま旅 わくわく乗船券」
長崎県の島(五島列島・壱岐・対馬)への往復乗船券に、現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いたお得な企画乗船券です。
○対象エリア:五島市・新上五島町・小値賀町・佐世保市宇久町・壱岐市・対馬市
○販売期間:2020年4月1日(水)~2021年2月28日(日)まで
○販売場所:対象航路・各乗船券販売窓口(長崎・佐世保・博多・唐津東)
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/article/wakuwaku_coupon
今回の冒険家族、濱口さん親子が五島に向います。
「長崎しま旅 わくわく乗船券」を使って楽しみます。
ジェットフォイルで約1時間30分、五島に到着です。
濱口さん親子が向かったのは、「福江武家屋敷通りふるさと館」。ここでは五島ならではの体験ができます。
まずは、五島の貝殻を使った「フォトフレーム作り体験」に挑戦。
目の前には、色も形も様々な貝殻が用意してあります。
「貝殻を選んだら、どんな仕上げにするか一旦並べてイメージしてから貼り付けたらいいと思います」と五島市観光協会の岩田真人さん。
それじゃ、みんなで貝殻を選ぼう!
濱口さん親子が向かったのは「福江武家屋敷通りふるさと館」です。
五島の貝殻を使った「フォトフレーム作り体験」に挑戦します。
色も形を様々な貝殻がいっぱいあります。この中から好きな貝殻を選びます。
お母さんはフォトフレームを横置きに、晏奈ちゃんと祐章くんは縦置きにするようです。
貝殻を一旦フレームに置いて、イメージができたら1個1個、接着剤を使って貝殻を貼り付けます。
晏奈ちゃんは、1個大きな巻き貝を使いたかったのですが、何度やっても接着面が狭いためうまくくっつきません。お母さんのアドバイスもあって他の貝を使って完成!祐章くんもお母さんが手伝ってたくさんの貝を貼り付けました。
みんな素敵なフォトフレーム、できたね。
次の体験は、バラモン凧の絵付け体験です。
「バラモン凧のバラモンは、五島の方言“ばらか”に由来し、『荒々しく向こう見ず』とか『活発で元気がいい』と言う意味で用いられています」と岩田さん。
絵柄は鬼が真正面から兜をくわえ込んだ姿で、結構複雑です。
大きな巻貝をつけたいけれど、うまくいきません。どうしようかな?
素敵なフォトフレーム、できたね!
次の体験は、「バラモン凧絵付け体験」です。
絵付けの見本を参考にカラーペンで色付けします。
最初、簡単に思っていた色付け作業も、なかなか大変!
絵柄が細かいのと、格好よく仕上げようとすると丁寧に塗らないといけないので時間がかかります。1時間かけて大体終了。もう少しがんばりたいところは、家に帰ってから塗ることに。
絵付け体験したバラモン凧は、飾り用で揚げることはできません。
晏奈ちゃんと祐章くんがガッカリしていると、岩田さんが鬼岳に行くことを勧めてくれました。
鬼岳には何があるんだろう?
五島のシンボル鬼岳に着いた濱口さん親子に「ブーン、ブーン」と言う不思議な音が聴こえてきました。
「アッ!」と祐章くんが声を上げ、指差します。
その先には大きなバラモン凧が!
最初、簡単と思っていた絵付け作業も、なかなか大変!
仕上げたバラモン凧、左から晏奈ちゃん、祐章くん、お母さん作です。
五島のシンボル、鬼岳で空に浮かぶ大きなバラモン凧発見!
五島バラモン凧揚げ振興会の皆さんがサプライズで、バラモン凧を揚げてくれました。
「五島ではおじいさんが男の子の初節句にバラモン凧を贈る風習があるんですよ」と会長の川口進さん。
それにしても大きなバラモン凧!縦が1.2メートルあるそうです。
せっかくだから、晏奈ちゃんと祐章くんも参加してみよう!
振興会の皆さんが揚げたバラモン凧の糸を晏奈ちゃんと祐章くんが引っ張ります。
風に持っていかれそうになるのを必死で耐えます。
大きな凧と独特なブーン、ブーンと唸る音!お母さんが「スゴイね〜!」と声をかけると、祐章くんがうなずきます。
凧だけではなく、鯉のぼりも揚げられ、集まっていた観光客の皆さんも喜んでいます。
鬼岳では、春の「こども自然公園大会・バラモン凧揚げ大会」など、年に数回凧揚げ大会が開かれているそうです。
「五島にはお店などにも大きな凧があるんですけど、ほとんどが観賞用なんです。それを実際に揚げられるよう今、頑張っています」と川口さん。
厄を払う縁起物、バラモン凧がいろんな物を吹き飛ばして、元気にしてくれるといいですね。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
「男の子の初節句におじいちゃんが凧を贈るんですよ」と川口さん。
凧揚げに参加!風に持って行かれそうになるのを必死で耐えます。
ブーン、ブーンと唸りながら大空に浮かぶバラモン凧!豪快、爽快です。
掲載日:
2020/08/19
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