野母崎総合運動公園は、長崎半島の先端に位置する野母崎を代表する観光スポットのひとつです。総面積11万平方メートルの施設には、各種スポーツが楽しめるグラウンドや「かおり風景１００選」に選定された水仙公園、軍艦島の歴史を学べる軍艦島資料館、温泉が楽しめる野母崎炭酸温泉Ａｌｅｇａ（アレガ）軍艦島など立ち寄りスポットがたくさん！

こちらの目玉は何といっても野母崎の美しい海景色。特に晴天の午前中、水仙公園の展望台へ登れば眼下には野母崎の海に浮かぶ世界遺産「軍艦島」がはっきり見えますよ！

ここへ来る途中に見える国道499号の海岸線も絶景ポイント。黒浜海岸から続く海蝕景観は大変美しく、道路が整備されているので人気のドライブコースなんです。今回は、数ある施設の見所や最新情報をピックアップしてご紹介します！

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  総面積11万平方メートル！ブラブラ散歩するには最適な場所。

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  公園の敷地内の多くの場所で見られる軍艦島。望遠鏡がある展望台も！

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  ドライブに最適の国道499号線。夏場はマリンスポーツを楽しむ人々で活気があります。

公園にはナイター施設のある多目的グラウンド、テニスコート、プールがあり、スポーツを楽しむ市民の憩いの場として親しまれています。残念ながらプールは2018年9月で廃止されましたが、この跡地に2021年10月に新たに恐竜博物館が建設される予定です。プールが無くなるのは寂しいですが、新しい施設が楽しみですね！

また、皆さんにぜひ訪れてほしいのが12月～1月の期間1,000万球の水仙が咲き誇る水仙公園。野母崎の冬の風物詩として有名です。水仙公園は小高い丘が３つあります。駐車場前にある北側展望台、テニスコート裏にある東側展望台、北側展望台横にある西側展望台です。水仙の写真を撮るなら駐車場目の前の北側展望台周辺がベスト！傾斜面に咲き誇る水仙の群衆が観光客を魅了します。

そして水仙に負けず劣らず美しいのが、丘から見える壮大な海の景色。その主役はなんといっても軍艦島。ここは県内で一番軍艦島に近い陸地なので、丘の上の展望台まで登らなくても海岸から見る事ができます。

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  地元人に愛されていた野母崎総合運動公園水泳プール。老朽化の為2018年9月で閉鎖。寂しいですね～

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  毎年1月に水仙まつりが開催される水仙公園。

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  ３つの丘の上に設置された展望台は傾斜がきつめ。そのため靴は歩きやすい運動靴がオススメです！

公園内の散策後は、ちょっと息抜きに買い物はいかがでしょうか？敷地入り口付近にある野母崎物産センターには、野母崎名産の伊勢海老味噌汁やお菓子や漬物を始め、軍艦島関連グッズがずらりと置いてあります。長崎のお土産にもってこい！また、隣の建物の２階には無料の望遠鏡が設置された広場があって、軍艦島が見られます。

「のもざき物産センター」の正面の大きな建物は「軍艦島資料館」です。入口付近は福山雅治氏が撮った美しい軍艦島の写真パネル、それから軍艦島（端島）で当時行われていた炭鉱作業の様子や人々の生活風景、歴史や文化などを学べます。実際に訪れてみて印象に残ったのが、展示されていた本物の炊飯器や扇風機。写真だけでは伝わらない当時の人々の息づかいや生活風景が目に浮かびました。

展示室中央に設置されたムービーコーナーでは、「軍艦島・明治日本の産業革命遺産」と題されたノンフィクションの映画が流されていました。白黒写真を現代の技術でカラーに復元。まるで昭和の軍艦島へタイムスリップしたような臨場感！８歳の長女でも楽しんで鑑賞できましたよ。

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  売上No.1の軍艦島をイメージした黒ごまキャラメル。黒ごまの香ばしい味とキャラメルのやさしい口当たりが絶妙。

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  物産センター横の建物「軍艦島展望台」では２階のベランダ広場で軍艦島を堪能できます！

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  長崎の親善大使、福山雅治氏が撮影した美しい軍艦島の写真が見られます。

資料館や水仙公園を探索して汗をかいたら、野母崎炭酸温泉Ａｌｅｇａ（アレガ）軍艦島でゆっくり温泉に入るのもおすすめ！こちらの温泉、高濃度の二酸化炭酸を含む酸水素塩泉から湧き出している天然温泉で、保温効果、美肌効果が期待できます。

長崎市南部在住の筆者、ここの温泉に入るととにかく体がぽっかぽかになるので冬場は足繁く通っております！土日はお昼過ぎになると、宿泊客や一般客で銭湯内はごった返しているので、ゆっくり入るならその時間帯を避けた方がいいですよ。

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  水仙公園から車で１分。Ａｌｅｇａ（アレガ）軍艦島は炭酸温泉だけでなく、宿泊施設、レストランも完備。

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  源泉かけ流しのお風呂の温度は32度とぬるめ。しかし、源泉の為炭酸温泉の効能を十分堪能できます。

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  月替わり「のもざき定食」は温泉入浴券付で1,000円！１日10食・ランチタイム限定。「レストランさざなみ」で。

最後にもう一つ軍艦島の絶景スポットをご紹介！市内から野母崎半島をドライブしていると、海岸線沿いに赤縄で祀られている二つの岩が見えてきます。夫婦岩です。なんと4億8,000万年も前に形成された、とても古い岩石で、夕日の名所として有名です。

近くの展望台は１階にトイレと休憩所、２階に望遠鏡付きの展望所があります。（無料駐車場有り）
展望室は解放感たっぷりで海からのそよ風がとっても気持ちいい！軍艦島だけでなく長崎外港に浮かぶ島々を一望できるのでぜひ立ち寄ってみて下さい。

文･写真　加藤真澄（長崎市南部在住10年目の主婦ライター）
写真の一部・野母崎炭酸温泉Ａｌｅｇａ（アレガ）軍艦島　提供

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  鳥居と赤い縄が目印。夫婦岩は「県指定天然記念物」、「ながさき いきもの自然百景」に選定された観光スポット。

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  写真左手にある建物が２階建ての展望台。その前が無料の縦列駐車場。土日の天気のいい日は観光客で賑わいます。

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  ２階の展望所はご覧の広々スペース！無料の望遠鏡が設置され、軍艦島や中ノ島、高島を覗くことができます。

掲載日： 2019/01/10
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