親子でキャンプしたいけれど、準備が大変だなぁ・・・
自然の遊びや植物について子どもに教えたいけれどよくわからないなぁ・・・
野外体験をしてみたいなぁと思っても実現しないままの方、いませんか?
そんな方にぜひおススメしたいのが諫早市白木峰町にある「国立諫早青少年自然の家」です。
小中学校の宿泊学習や大学・会社等の研修で使用されるイメージのあるこちらの施設ですが、一般の親子でもデイキャンプを楽しんだり施設の宿泊を利用できたりします。
では具体的にどんな活動を体験できるのか見てみましょう!
家族・友人など、少人数の団体から学校や会社等の大人数の団体まで幅広く宿泊や研修で利用できる。
敷地内は針葉樹林に囲まれていて、様々な野外活動が行われている。
諫早青少年自然の家では「体験の風をおこそう!」をキャッチフレーズに、年間を通して様々なイベントが企画されています。
その中でも一大イベントなのが、毎年秋に開催される「子ども体験フェスティバル」。
2018年は10月27日と28日の二日間開催され、両日ともお天気に恵まれて多くの方が来場していました。
秋晴れの中、数多くの親子連れが訪れていました。
ボール遊び、竹馬、一輪車などで体を動かす人たちもたくさん!
2階の事務室前のロビーにはたくさんのブースが設けられていたよ。
このフェスティバルでは、諫早青少年自然の家で実際行われているプログラムを体験できます。
特にうちの7歳と5歳の娘がハマって何度も何度も繰り返して遊んでいたのが、デイキャンプ体験の「スラックライン」という綱渡り。
テープ状の丈夫な歩行用編みラインを木と木の間に専用の器具を使って張り、その上を歩いていきます。
縦に揺れたり横に揺れたりするラインの上を歩けた!落ちた!と騒ぎながら大いに楽しんでいました。
その他にもハンモックやテント体験などもあって、大自然の中のびのびと遊ぶことができました。
子どもたちに大人気だったのが「スラックライン」。うちの娘たちも初挑戦!
綱渡りしながらじゃんけんぽん!
手作りのハンモック体験も夢中になって遊んだよ。
その後に参加したのが「フィールドビンゴ」。
ビンゴカードに書かれているのは「さんかくのはっぱ」や「つるつるの石」、そして「風の音」「赤色のなにか」など、自然を見たり、聞いたり、感じたりして見つける25種類のアイテム。
林の中を歩きながら、つるつるの円形の石を見つけて「これ、まるいよね?」、赤い花を見つけて「わたしこれを「赤い何か」(ビンゴの項目)にする!」
こんなふうに夢中になって探すと、あっという間にどんどん見つけて7歳のお姉ちゃんは25種類ほぼ制覇!
25種類の自然アイテムからいくつ見つけられるかな?
「あ!「赤い何か」あった!」早速ビンゴに書きこむ子どもたち。
林の中にはどんぐりや栗がたくさん落ちていたよ!
諫早青少年自然の家があるのは多良山系の五家原岳中腹。豊かな森や川があるからこそ、自然を素材に遊べるネイチャーゲームをたくさん体験できます。
次に体験したのは「森の色合わせ」。
専用の18種類のカラーが載せてあるシートを使って、同じ色の自然のもの(主に落ち葉)を探す活動をしたのですが、、、
一言で「オレンジ」「緑」「黄色」と言っても、微妙に色々な色が混ざっているのが落ち葉や小枝です。ピッタリくる色が中々見つけられなくて悪戦苦闘する私を尻目に直感でさっさと集める5歳の娘。
落ち葉の色の分け方に個々の性格が出る(!?)ゲームで面白かったです。
ネイチャーゲームの種類はなんと170!
「森の色合わせ」はこのシートを使って同じ色の自然のものを探すよ!
赤と言っても微妙に違う落ち葉の色。全く一緒の色を見つけるのは意外と難しい!?
今回私たちが訪れたのは秋だったので、秋の紅葉や芋ほり等も楽しむことができましたが、諫早青少年自然の家では春夏秋冬様々なイベントが催されていて、四季折々の自然を楽しむことができます。
また、アウトドア初心者の親子でもここなら経験豊富なスタッフの方のサポートを受けられるので、安心して野外活動にチャレンジすることができますよ。
文・写真 加藤真澄(長崎市南部在住10年目の主婦ライター)
秋は焼き芋や紅葉を楽しむことができるよ!
出来立てのおいもは甘くてほっくほく!
室内では「カプラ」という積み木で遊べたよ
掲載日:
2018/11/16
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。
〒859-0307 長崎県諫早市白木峰町1109-1