今回の冒険の舞台は、九州のマッターホルンと呼ばれる虚空蔵山(こくうぞうさん)。
川棚町のシンボルとして親しまれている山です。
岩屋登山口コースから冒険マイスター*の中原さんとともに動植物を探しながら、「犬の墓」がある場所で休憩。
これから後半です。
登山道も前半の杉を中心とした人工林から広葉樹林に変わっています。
少し進むとたくさんのドングリが落ちています。
でも、穴がいっぱい空いているね。
「これは虫が食べた後だね」
さらに先に進むと不思議な木を見つけました。
「アカガシ、スダジイ、モチノキの3本が一緒になってるよ」
ホントだ、根本の部分は大きな1本の木に見えるけれど、上の方は3本の違う木になってる!
こんな木は見たことないね。
*冒険マイスター…「冒険する長崎プロジェクト」が見つけた遊びの達人
九州のマッターホルンと呼ばれる虚空蔵山。休憩して後半の登山です。
たくさんのドングリが落ちています。でも、穴がいっぱい空いているね。
3本の木が一つになっている不思議な木を発見!
中原さんはところどころで葉っぱの匂いをみんなに嗅がせます。
「ヨシ、また葉っぱの匂いを嗅いでみよう!」
緑の葉をちぎって嗅ぐと、
「イイ匂い!」
ちょっとミカンに似た匂いがします。
ミヤマシキミっていう木の葉だって。
葉っぱの匂いが違うなんておもしろいね。
登山道を歩いていると大きな杉の木に遭遇。
開倫くんが手を回しても全然届かない大木です。
どれくらいの年月を生きているんだろうね。
「ヨシ、また葉っぱの匂いを嗅いでみよう!」
緑の葉をちぎって匂いを嗅ぐと、「イイ匂い!」
大きな杉の木に遭遇。どれくらいの年月を生きているんだろうね。
スタート地点から40分くらい、ここまで楽勝と進んできた一行ですが、突如、急な傾斜の階段が目の前に現れました。
途中、鎖を張った岩場もあったりして大変!
みんなハーハーと荒い息を吐きながら登ります。
4歳の千倫くんもお父さんに助けてもらいながら一歩一歩登ります。
岩場を登った!と思ったら、
「もうちょっとだよ!」と中原さん。
まだ登るんだ!
みんな頑張れ!
ここまで楽勝と進んできた一行ですが、突如、急な階段が目の前に。
鎖のロープも張った岩場を、4歳の千倫くんも一歩一歩登ります。
「もうちょっとだよ!」と中原さん。まだ登るんだ!みんな頑張れ!
登山開始から約1時間、やっと着きました!
「着いた!」
子どもたちも嬉しそう。
眺めのいいところへ向かおうとすると祠のようなものがあります。
山名の由来となった虚空蔵菩薩が祀られています。
そして、山頂の看板を発見!
達成感が込み上げてきます。
登山開始から約1時間、やっと着きました。「着いた!」
山名の由来となった虚空蔵菩薩が祀られています。
山頂の看板を発見!達成感が込み上げてきます。
標高608メートルの頂上からの眺めは最高!
ちょっと霞んではいましたが、目の前に広がる大村湾をはじめとする絶景に疲れも吹っ飛びます。
虚空蔵山登山、どうだったかな?
「登るのは大変だったけど、動植物をいろいろ知ることができたり、葉っぱの匂いを嗅いだりして、楽しかった!」と開倫くん。
虚空蔵山は、ファミリーで楽しめる山です。
皆さんも、ぜひ、トライしてください。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
標高608メートルの頂上からの眺めは最高!
大村湾をはじめとする絶景に疲れも吹っ飛びます。
「登るのは大変だったけど、楽しかった!」と開倫くん。
掲載日:
2025/02/12
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