今回は、特別編!2023年11月25日、平戸市立平戸小学校で開催された「防災キャンプ2023in平戸」の後半をご紹介します!
4時間目に入る前に薪割りを体験します。
薪割りにはナタやナイフなどを使いますが、薪割り器を使えば刃物は必要なく、ハンマーがあればOK!
薪をセットして上からハンマーで叩けば、パカン!と気持ちよく割れます。
薪が割れたら、みんなで拍手!
さあ、4時間目は「家族専用、特別な防災ボックスを考えてみよう」です。
プログラムを進めるキャンプ女子の橋本さんが話します。
「防災グッズの入った防災袋は重要です。でも一般的に販売されている防災袋の中身って同じですよね?家族によって必要なものは違うのにおかしいと思いませんか?」
言われてみれば、そうかも・・と、皆さんも頷きます。
「だから自分の家族に必要なオリジナルなボックスを考えていただくのがこの時間のテーマです」
東京都の公式備蓄サイトで調べると、自分の家族に必要な備蓄3日分がわかります。
橋本さんが持参したマイ災害ボックスから次々と防災グッズが出てきます。
両手が使えるヘッドライト、携帯電話の充電ができるLEDライト、浄水器、組み立て式のカセットコンロ・・
参加者の皆さんはメモを取ったり、携帯のカメラで撮影したりしています。
4時間目に入る前に薪割り器を使った薪割りを体験します。
4時間目は「家族専用、特別な防災ボックスを考えてみよう」です。
キャンプ女子の橋本さんが持参したボックスからは次々と防災グッズが。
「断水した時、ポータブルトイレがあると助かりますね。座ってみますか?」
手を挙げた子どもたちが順番に体験します。
「ただ防災袋を買うのではなく、家族会議をして必要なものを揃えることが大事です」と橋本さん。
皆さんも頷きます。
フリータイムを挟んで最後のプログラム、5時間目は「焚き火でご飯を作ろう」です。
ホットドッグ用のパンに、ソーセージを挟みます。
「皆さん、お家から牛乳パックを持ってきましたか?」
アルミホイルで二重にパンを包んだら、牛乳パックに入れます。
子どもたちが順番に座ってポータブルトイレを体験します。
5時間目は「焚き火でご飯を作ろう」。作るのはホットドッグです。
アルミホイルで二重にパンを包んだら、牛乳パックに入れます。
意外と知られていませんが、牛乳パックは良く燃えるのだそうです。
焚き火台の中に牛乳パックを置き、ライターで火をつけます。*
燃え切ったら完成です。
ケチャップをかけていただきます!
これは楽しい!しかも、オイシイ!
牛乳パックを多く持ってきたご家族はおかわりしています。
続いて、火おこし体験です。
麻紐をほぐしたものにファイヤースターターを使って火花を散らしますが、なかなか火がつきません。
でも、これも体験ですね。
*今回は特別に火を起こす許可をいただきました。
牛乳パックにライターで火をつけて、燃え切ったら完成です。
ケチャップをかけていただきます!これは楽しい!しかも、オイシイ!
火起こし体験です。ファイヤースターターで火花を散らします。
火種ができたら、小さな枝や薪割り器で割った薪も使い、火を育てていきます。
立派な焚き火ができました。
さあ、この火を使って焼きマシュマロを作りましょう!
ステンレス串にマシュマロを刺して、炙ります。
満遍なく回転させるのがおいしく焼くコツです。
マシュマロには飲み物が欲しいですよね。
トヨタの給電車を使ってお湯を沸かしコーヒーやココアを作ります。
火種ができたら小さな枝や割った薪も使い、火を育てていきます。
焚き火で焼きマシュマロを作ります。
満遍なく回転させるのがコツです。
トヨタの給電車を使ってお湯を沸かし、コーヒーやココアを作ります。
焼きマシュマロを食べながら温かい飲み物をいただきます。
最高です!
災害時でもリラックスする工夫は必要ですからね。
陽が暮れてきました。給電車の電気を使ってスクリーンに「冒険する長崎」の総集編を投映。
給電車があるとこんなこともできるんですね。
最後に平戸小学校の永田校長からご挨拶をいただき、全てのプログラムは終了しました。
災害はいつやってくるかわかりません。
防災を学ぶというと堅苦しいですが、今回の防災キャンプのように楽しみながら、イザという時にどうしたら良いかを学ぶ機会を、みんなで考えたいものですね。
文・写真 取材ディレクター 中尾知徳
焼きマシュマロを食べながら温かい飲み物をいただきます。最高です!
最後に平戸小学校の永田校長からご挨拶をいただき終了です。
イザという時にどうしたら良いかを学ぶ機会を考えたいものですね。
掲載日:
2023/12/27
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